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電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2024年7月に充電式マルチツール TM001Gを発売する。同社の40Vmaxシリーズ初の充電式マルチツール。本体標準小売価格は44,200円(税抜)から
目次
マキタ 充電式マルチツール TM001G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2024年7月に充電式マルチツール TM001Gを発売します。
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TM001Gは、40Vmaxシリーズ初の充電式マルチツールです。
40Vmax化によってBL4040などの大容量バッテリーの装着に対応できるようになり、防水保護等級IPX4に適合した充電式マルチツールです。
ブレード取り付け構造はSTARLOCK MAXとSTARLOCK PLUSに対応しており、確実なブレード保持機構と高い作業能力を搭載します。
販売仕様はバッテリ・充電器付属のTM001GRDXと本体のみのTM001GZで展開します。
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- TM001GRDX バッテリBL1860B・充電器DC18RF・ケース付属 標準小売価格63,500円(税抜)
- TM001GZ 本体のみ 標準小売価格34,000円(税抜)
製品仕様 (18Vモデル TM52D比較)
製品名 | TM001G | TM52D |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
ブレード | STARLOCK MAX STARLOCK PLUS |
STARLOCK MAX STARLOCK PLUS |
先端振動角度 | 3.6°(左右1.8°) | 3.6°(左右1.8°) |
無負荷振動数 | 10,000~20,000min-1 | 10,000~20,000min-1 |
バッテリー | 40Vmax | 18V |
重量 | 2.0kg | 1.9kg |
寸法 | 326×91.5×123mm | 322×95×126mm |
本体価格 | 44,200円(税別) | 35,700円(税別) |
販売年月 | 2024年07月 | 2021年02月 |
製品の特徴
「40Vmaxバッテリに対応したSTARLOCKマルチツールが登場」
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TM001Gは、マキタ40Vmaxシリーズ初の充電式マルチツールです。
40Vmaxバッテリの対応により大容量のBL4040Fバッテリも装着できるようになり1充電当たりの連続作業量が向上します。
振動角度が3.6度にアップ、高能率作業に対応
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振動角がOISブレードマルチツールの3.2度から3.6度にアップ。モータ出力向上で長いブレードにも対応したことで切断スピードも大幅アップ。
モータをヘッド部に配置、握りやすい169mm細径グリップ
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モータをヘッド部分に搭載したことでグリップ部分がスリム化、従来モデル-26mmの周長169mmの握りやすい細径グリップで取り回し性が向上
工具レスブレード交換
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ブレードの交換はツールレス。ホルダボルトを差し込んでレバーを閉じるだけの簡単2アクションロック構造を搭載
豊富な先端工具で多彩な作業に対応
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スターロックマックスブレードの装着によって作業効率が大幅アップ。作業能力の向上と堅牢なブレード保持構造で、従来のOISマルチツール以上に多様な作業に対応。
防水保護等級IPX4に適合
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待望の40Vmaxモデル、待っていた方も多い電動工具なのでは
個人的な意見ですが、今回のマキタ40Vmaxマルチツールは最も登場を待ち望んでいた充電式電動工具です。
マルチツールのモータ出力は500W前後の電動工具であり、40Vmaxバッテリ程の高出力性能は必要なく、18Vバッテリでも十分駆動できる製品です。しかし、マキタのハイエンドクラスに位置するプロ向けの電動工具でマルチツールが存在していないのは、前々からおかしいとも思っていました。
カタログスペック上は18VモデルのTM52Dと同等なのですが、高電圧駆動である点や高出力バッテリ4040F装着時の特性等も考えれば、実質的に押付作業時の回転数低下も抑えられるものと予想しています。市場的にも初の18Vを超える電圧で動作するマルチツールなので、他社品を超える性能面での高さも期待しています。
プロ向け充電式電動工具のバッテリープラットフォームとして考えるなら、アシスト自転車やケトルよりも早い段階で発売するべきだった製品であり、タイミング的には2021年に発売した18VモデルのTM52Dと同時発売しても良かったはずの製品です。
TM52Dとの価格差が大きすぎる点や展開が遅かった点に関しては色々と憶測もありますが、パテント周りの問題やIPX4適合のための新構造、40Vmaxシリーズで数が出ないことを想定したことによる価格設定などが影響しているのかもしれません。
とは言え、40Vmaxシリーズでバッテリーを揃えたい方や18Vモデルからの乗り換え需要は少なからずあると想定する製品です。筆者もマルチツールを使用する時には買い替えようかなと思っています。
よく比較される工具
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2021年2月発売