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2024年10月9日

Makita TW009G/TW010G Cordless Impact Wrenchを発表、最大締結トルク3,150N・mのメガインパクトが登場

Makita TW009G/TW010G Cordless Impact Wrenchを発表、最大締結トルク3,150N・mのメガインパクトが登場

Makita Vietnamは、2024年5月にXGT Cordless Impact Wrench TW009G/TW010Gを発表した。最大締結トルク3,150N・mの充電式のインパクトドライバ。ショートシャフト仕様のTW009Gとロングシャフト仕様のTW010Gの2モデルを展開する。日本地域での販売は未定。

記事内で紹介する製品は海外地域の製品情報を元に構成しており一部不正確な内容を含んでおります。本製品の日本での正規販売は行われていません。マキタ日本法人及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控え下さい。

Makita XGT Cordless Impact Wrench TW009G/TW010G

Makita Vietnamは、公式サイト上でXGT Cordless Impact Wrench TW009G/TW010Gの情報を公開しました。

TW009G/TW010Gは、マキタ初のクラスとなる超大型クラスの充電式インパクトレンチです。

ドライブsq 25.4mmのソケット仕様と最大締結トルク 3,150N・m(Makita Indiaでは4,000N・mと表記)の締結能力を持ち、大型トラックやトラクター、鉄工建築物などのボルト締結作業などに使用します。

本機はベトナム、インドなど一部の海外地域でのみ販売予告が行われており、今後の詳細な製品仕様や販売地域、価格等の情報はマキタ公式アナウンス待ちです。

TW009G/TW010G 製品仕様

製品名 TW009G TW010G
外観
締付能力 普通ボルト:M27 – M45
高力ボルト:M20 – M33
最大締付トルク 3,150 N・m
先端形状 25.4sq
モーター Max:2,850 N・m
Hard:1,600 N・m
Med:1,000 N・m
Soft:600 N・m
無負荷回転数 Max:0~1,750 min-1
Hard:0~1,500 min-1
Med:0~1,500 min-1
Soft:0~1,200 min-1
打撃数 Max:0~1,200 min-1
Hard:0~8500 min-1
Med:0~700 min-1
Soft:0~600 min-1
振動3軸合成値 33.4m/s²
防水防じん
バッテリー 40Vmax
重量 11.8 – 12.8 kg 11.8 ~ 12.8 kg
寸法 570 x 135 x 297 mm
本体価格
販売年月 日本発売未定

製品の特徴
「最大締結トルク 3,150N・mのメガインパクト」

TW009G/TW010Gは、1インチ(25.4sq)のソケット径を備える国内トップクラスの締付トルクを持つ充電式インパクトです。

最大締付トルク3,150 N・mの圧倒的な締付トルクを持ち、鉄骨を使った躯体のボルト締結や重機大型車両のタイヤ交換・メンテナンスなど高トルクを必要とする作業で活用する充電式インパクトです。

本クラスの超大型クラスのインパクトレンチは、従来の仕様ではAC電源やエアモータによる何らかのコード接続が必須でしたが、コードレス化によって作業時の取り回しが格段に向上し、作業効率の向上とコスト削減を実現できます。

ミルウォーキー M18 ONEFHIWF1Dとの違い

同形状の2,000 N・m以上の充電式インパクトレンチとしては、ミルウォーキー M18 ONEFHIWF1Dが競合します。

日本市場での充電式インパクトレンチは、2021年頃にインガソールランド W9691-K4Eの販売が始まり、2022年1月にミルウォーキー M18 ONEFHIWF1Dが販売され、本クラスの充電式インパクトレンチが手軽に購入できるようになりました。

ミルウォーキーの販売によって比較的容易に手配できるようになりましたが、日本展開して間もないミルウォーキーブランドであるために本格普及にはまだ難がありましたが、今回のマキタ製品の発売によって本クラスのインパクトレンチは本格的に普及するものと予想しています。

製品仕様としては、最大締結トルクで国内最大の仕様となっており、既存のAC電源モデルやエアモデルの製品もそのまま置き換えられるものと想定されます。さらに、8.0AhバッテリーPDC1200などの大容量バッテリーを使えることから、建築物に対する作業においても大きな効果を発揮できるものと考えられます。

ただし、Makita Vietnamでは推奨バッテリーをF仕様のBL4050Fとしており、標準バッテリのBL4025では定回転制御が入っていると言えども、非推奨として締付性能が低下してしまうかもしれません。

製品名 TW009G M18 ONEFHIWF1DS
外観
締付能力 普通ボルト:M27 – M45
高力ボルト:M20 – M33
普通ボルト:最大M48
最大締付トルク 3,150 N・m 2,576 N・m
最大緩めトルク 2,711 N・m
先端形状 25.4sq 25.4sq
搭載モータ ブラシレスモータ ブラシレスモータ
モード Max:2,850 N・m
Hard:1,600 N・m
Med:1,000 N・m
Soft:600 N・m
1:2,576 N・m
2:1,966 N・m
3:1,254 N・m
4:1,180 N・m
無負荷回転数 Max:0~1,750 min-1
Hard:0~1,500 min-1
Med:0~1,500 min-1
Soft:0~1,200 min-1
1:0~1,200 min-1
2:0~900 min-1
3:0~700 min-1
4:0~600 min-1
打撃数 Max:0~1,200 min-1
Hard:0~8500 min-1
Med:0~700 min-1
Soft:0~600 min-1
1:0~1,440 min-1
2:0~1,200 min-1
3:0~930 min-1
4:0~750 min-1
振動3軸合成値 33.4m/s²
防水防じん ×
バッテリー 40Vmax M18 Fuel
重量 11.8 – 12.8 kg 11.34 kg
寸法 570 x 135 x 297 mm 全長455mm
本体価格 132,800円 (税抜)
販売年月 日本発売未定 2022年1月

TW009G/TW010G まとめ

Makita Cordless Impact Wrench TW009G/TW010G

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

最大締結トルク 3,150N・mのメガインパクトレンチ(日本未発売)

良い点
  • クラス最大の充電式インパクトレンチ
  • 大型エアインパクトを置き換え可能
  • 25.4sq仕様でコストパフォーマンスに優れる
悪い点
  • 小型バッテリの挙動が未知

日本未販売製品

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2022年1月発売

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