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2023年1月30日

マキタ ML813/ML814 充電式18Vスタンドライトを発売

マキタ ML813/ML814 充電式18Vスタンドライトを発売

電動工具を製造・販売するMakita Corporationは、最大光束3,000lmの18V充電式スタンドライトML813/ML814を発表しました。米国・欧州・中国などの主要販売地域で発売を予定。日本国内では2021年8月から発売開始。

ML813/814 スタンド付きの充電式スタンドライト

電動工具を販売するMakita Corporationは、最大光束3,000lmの18V充電式スタンドライトML813/ML814を発売します。2020年夏に海外マキタで販売予告された製品で日本国内では2021年8月から発売開始されます。

makita dml814 dml813

12個のパワーLEDを搭載する27W構成で、最大光束は強モード時で3,000lmと同社の充電式スタンドライトML811と同等の明るさを備えています。

ライト部分の構造が異なる2仕様展開され、ヘッド部分が垂直方向に220度回転・水平方向に230度回転するML813と、ヘッド部分を180度展開できるML814が展開されます。

連続点灯時間はBL1850B装着時で強モード時に3時間、弱モード時に10時間と夜間作業でも十分明るさを確保できる性能を備えています。ACアダプタによる外部電源動作は未確認。

ML813のヘッド部分回転角。垂直方向に220度・水平方向に230度のヘッド回転構造を持つ
makita dml814
DML814のヘッド展開構造。ライトが3つに分かれるのでスタンドライトのほか、エリアライトとして広範囲も照射できる。
  • ML813(スポット照射) 希望小売価格41,000円(税抜)
  • ML814(スポット・エリア照射) 希望小売価格45,700円(税抜)

ML813/ML814 製品仕様

製品名 ML813 ML814
外観
LED 12LED 27W
光束 強:3,000lm
中:1,700lm
弱: 900lm
点灯時間
BL1850B時
強:3時間
中:5.5時間
弱:10時間
防水防じん IP55
寸法 折畳み:260×216×1,000mm
展開時:573×658×2,240mm
重量 7.2kg 7.4kg
1充電あたりの点灯時間
BL1860B約12時間約7時間約4時間
BL1850/B約10時間約5時間30分約3時間
BL1830/B約5時間30分約3時間約1時間54分
BL1820B約4時間約2時間約1時間24分
BL1815N約3時間約1時間48分約1時間
BL1460B約8時間約4時間約2時間30分
BL1450約7時間30分約3時間30分約2時間
BL1430/B約3時間30分約2時間約1時間18分
BL1415N約2時間約1時間18分約48分

ML813/ML814の特徴 持ち運びできるスタンドライト

makita dml814

ML813/ML814は折り畳み式のスタンドを搭載する充電式ライトです。折り畳み時は約1mの大きさに収まりショルダー状態での持ち運びが可能で、設置時には最大2.24mもの高さになり広い範囲を照射できます。

同社が展開していたスタンドライトは三脚との組み合わせでで別アクセサリの購入や現場での組み立てしなければいけませんでしたが、今回発表されたML813/814なら現場ですぐに組み立てて点灯できます。

ライト部分を展開できるML814なら360度周囲全てを照射できるので、緊急時の街灯としても使用できます。

makita dml814 dml813

3ステップで簡単設置

ML813/814は大型のスタンドライトでありながら収納時高さ1mコンパクトまでコンパクトになるので運搬も容易です。

ライトの設置も「開いて」「設置して」「伸ばす」だけの3ステップで簡単に設置できるので、どこでも簡単に明るくできます。

足には転倒防止や盗難を防ぐための三脚固定穴もあるので、ペグで固定もできます。

ミルウォーキー M18スタンドライトとの違い

現場向けの充電式スタンドライトの競合機種になるのは、2021年春に国内新規参入したミルウォーキーのM18スタンドライトです。

本体仕様の比較では、最大光束3,000lmとML813/814の方が明るく、エリア照射仕様などを展開している後発機種のマキタML813/814が優位です。

本体価格では、標準価格でマキタ ML813/814が39,000円、ミルウォーキ M18スタンドライトが32,000円です。ただしマキタ製品の掛け率の関係上、実売価格は2万円台半ばになると予想されます。

現在ミルウォーキーはバッテリーのコンボキットキャンペーンを行っているので、充電式ライトを導入するために本体・バッテリー充電器一式で購入する場合の総額コストはミルウォーキーの方が僅かに優勢です。しかし決め手となるほどの価格差ではありません。

これらの点を考慮して製品仕様や価格・販売事情等を総合すると、マキタML813/814をおすすめします。

ML813とM18スタンドライトの違い

※優位点は太字

製品名 ML813 M18 SAL
外観
LED 12LED 27W
動作電圧 18V/14.4V 18V
光束 強:3,000lm
中:1,700lm
弱: 900lm
強:2,000lm
中:1,300lm
弱: 850lm
点灯時間
18V-5Ah装着時
強:3時間
中:5.5時間
弱:10時間
強:4時間
中:6時間
弱:10時間
防水防じん IP55 IP54
寸法 折畳時:260×216×1,000mm
展開時:573×658×2,240mm
重量 7.2kg(本体のみ) 7.7kg(バッテリ込)
本体価格 標準小売価格 39,000円 実売価格 32,000円

日本発売は2021年8月から、マキタ取扱店で順次販売開始

ML813/814は海外で先行して発売予告されており、2020年7月には国内意匠登録が行われ2020年の秋ごろにはカタログも出回り日本市場での発売も予定されていましたが、その直後に販売延期となっていたモデルでした。

2021年8月に入ってようやく販売店への流通が始まり、マキタ取扱店で順次発売を開始しています。

ML813/814まとめ

充電式スタンドライト
ML813(スポット照射)
ML814(スポット・エリア照射)

VOLTECHNO製品評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

タワー型充電式スタンドライト。最大光束は3,000lm

競合製品ミルウォーキー M18 スタンドライト
良い点
  • スタンド構造で設置が簡単
  • 防じん防水IP55対応
  • 収納・運搬用のショルダベルト付属
  • 14.4Vバッテリーにも対応
悪い点
  • AC電源非対応

ML813(スポット照射仕様)

ML814(スポット・エリア照射仕様)

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