
電動工具を製造・販売するMakita Corporationは、最大光束3,000lmの18V充電式タワーワークライトML813/ML814を発表しました。米国・欧州・中国などの主要販売地域で発売を予定。日本国内では9月末から発売開始。
目次
ML813/814 スタンド付きの充電式タワーワークライト

電動工具を販売するMakita Corporationは、最大光束3,000lmの18V充電式タワーワークライトML813/ML814を発売します。2020年夏に販売が予告された製品で、2020年9月から発売が開始されます。
LED構造は12個のパワーLEDを搭載する27W構成、最大光束は強モード時で3,000lmと同社の充電式スタンドライトML811と同等の明るさを備えています。
ライト部分の構造が異なる2仕様が販売され、ヘッド部分が垂直方向に220度回転・水平方向に230度回転するML813と、ヘッドが180度展開できるML814が展開されます。
連続点灯時間はBL1850B装着時で強モード時に3時間、弱モードでは10時間と夜間作業でも十分明るさを確保できる性能を備えています。ACアダプタによる外部電源動作は未確認。


ML813/ML814 製品仕様
製品名 | ML813 | ML814 |
外観 | ![]() |
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LED | 12LED 27W | |
光束 | 強:3,000lm 中:1,700lm 弱: 900lm |
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点灯時間 BL1850B時 |
強:3時間 中:5.5時間 弱:10時間 |
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防水防じん | IP55 | |
寸法 | 折畳み:260×216×1,000mm 展開時:573×658×2,240mm |
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重量 | 7.0kg | 7.2kg |
ML813/ML814の特徴 持ち運びできるスタンド付タワーライト

ML813/ML814は折り畳み式のスタンドを搭載する充電式ライトです。折り畳み時は約1mの大きさに収まりショルダー状態での持ち運びが可能で、設置時には最大2mもの高さになり広い範囲を照射できます。
同社が展開していたスタンドライトは三脚との組み合わせが必要で、別アクセサリの購入や現場での組み立て作業が必要でしたが、今回発表されたML813/814なら現場ですぐに組み立てて点灯できるのがメリットです。ライト部分が展開できるML814なら360度周囲全てを照射できるので、緊急時の街頭としても使用できます。


日本発売は9月、マキタ取扱店で順次販売
2020年7月には国内意匠登録が行われており、第1664135号および意匠登録第1665320号で投光器として登録されていたため、日本市場での発売も期待されていましたが、この9月に発売する流れとなりました。
