
ミルウォーキーの日本法人 ミルウォーキーツール・ジャパンは修理をオンラインで受け付けています。今回の記事では、動かなくなったミルウォーキー電動工具の修理依頼と完了までの流れをレポートします。
目次
ミルウォーキー製品の修理は公式サイトから
電動工具の修理依頼は、購入した販売店に持ち込んで修理を依頼するのが一般的ですが、日本のミルウォーキー製品の販売はネット販売も多いため、オンラインでの修理依頼にも対応しています。
ミルウォーキーの修理は公式サイトのフッターにある”修理”のリンクから修理依頼のフォームにアクセスできます。

今回の記事では、実際にミルウォーキーツール・ジャパンに修理依頼を行い、どのような手順でどれくらいの期間で修理完了になるまでをレポートします。
実際にミルウォーキーツール・ジャパンへ修理依頼
実際に、ミルウォーキーツール・ジャパンの公式サイト上から修理を依頼してみます。
今回の修理依頼は保証期間が過ぎている製品であるため、レシートや保証書などの購入証明書は必要ありません。ただし、製品のシリアルナンバーが確認できないと正規品と並行輸入品の判別ができない可能性があるため注意が必要です。
突然発熱しなくなったM12 SI はんだごての修理を依頼
今回、修理に出すのは2021年4月に購入したミルウォーキーのコードレスハンダコテ M12 SIです。

このM12 SIは90Wのヒーター内蔵で立ち上がりが早く、ステーション式のバッテリー式はんだごてのようにコードも無いので取り回しに優れているため、普段使いのHAKKO FX-600よりも便利に使っていたのですが、はんだ付け作業を行っている途中で突然コテ先が発熱しなくなってしまいました。
電源スイッチを入れればLEDは点灯するので、社外品であるHAKKOのT19コテ先や最近購入したインサートナットの圧入を行っていたためにヒーターが割れてしまったものと推測していました。
購入から既に5年経過しており、もっと活用しようとセットで購入した2.0Ahバッテリーに加えて6.0Ahバッテリーを買い足した矢先の故障だったので、修理を依頼することにしました。
11月27日 PM2:00に公式サイト上から修理依頼
修理依頼で最初に行うのは、修理依頼を行う製品のシリアル番号の確認です。

修理依頼フォームにはシリアル番号を記述する項目があるため、製品ラベルに記載されているシリアル番号を確認して入力します。

それ以外にも名前や連絡先の電話番号、住所やメールアドレスを記述します。公式サイトにユーザー登録を行っていれば、この辺りの項目は自動で記入してくれます。
修理対応を潤滑に行うため、症状・故障内容の項目は簡潔に事実を書くようにするのがおすすめです。
11月27日 PM7:00に送り先の指示、12月3日に発送
修理依頼フォームを送信すると、その日のうちにカスタマーサービスからメールで返答がありました。

修理見積のため、現品をミルウォーキーHDCの修理担当者に発送する旨の連絡でした。
メールには「伝票に指定の受付番号を記述の上、発送してほしい」と書いてありましたが、筆者はこの時、受付番号の記述を行わずに発送してしまいました。ちなみに発送にはヤマト運輸の宅急便コンパクトで発送しています。
12月11日 見積書の発行、12月23日に修理注文・25日支払
着荷を確認してから6営業日目で見積書がメールで送付されました。

修理価格は税込みで4,400円であり、新品価格が約12,000円なので修理を依頼することにしました。
見積り有効期限は10日であり、修理依頼回答を行ったのは12日目で有効期限だったため、規約上キャンセルとなるものでしたが、修理依頼を受け付けてもらえました。
修理依頼の旨を伝えると、修理費用の支払いをクレジットカードか銀行振り込みで選択できたため、今回はクレジットカードでの決済を選びました。
12日26日 修理完了品発送&受け取り
支払いを行った次の日には修理完了と発送の連絡がありました。宅急便コンパクトで送ったため、返送の箱はmilwaukeeのロゴ入りの専用箱です。

箱の内部は緩衝材に包まれた修理品と納品書兼作業報告書が同封されていました。

修理品を取り出して電源を入れると、ヒーターが温まり正常に使えることを確認できました。ヒーターの破損と推測していましたが、ヒーターは変わってなかったため、それ以外の部品を交換修理したようです。

作業報告書を見ると、PCBA(基板組)が交換されていました。このことから、制御基板の破損か配線の断線で使えなくなっていたのかもしれません。

事前に連絡すればHDC(ショールーム)への持ち込み修理も可能
今回の修理依頼は、多忙だったこともあり修理依頼の返答が遅れ迷惑をかけてしまいましたが、それでも迅速に対応して頂いたので感謝しています。
修理に要した期間は、筆者のの返答遅れを除けばおおむね10営業日程度で、対応スピードとしては標準的と言えます。なお、私の不手際で、発送時に求められていた受付番号の記載を失念してしまい、見積もりの手続きが後回しになった可能性もあります。
個人的に好印象だったのは、ミルウォーキー公式のアカウント登録と修理情報が連携しており、オンライン修理依頼の利点が活かされている点です。たとえば、アカウントを登録しておけば修理フォーム入力時に連絡先が自動入力され、依頼の手間を減らせます。決済もクレジットカードに対応しているため、支払いもスムーズに行えます。
さらに、修理依頼が注文履歴としてアカウント上に記録され、いつでも修理履歴や領収書を確認できる点は、経理処理の面でも利便性が高いと感じました。

オンライン修理依頼で求められる機能は実装されているため、そういう運用的な意味での先進性は電動工具業界ではミルウォーキーがトップクラスかもしれません。
アフターサービス全般の評価しては、全国各地に修理拠点を持ち販売店と密接に関係を持つマキタには及ばないものの、オンライン修理を中心とする中央集権型のアフターサービスとしては十分な機能を備えているのではないかと思っています。
ちなみに、ミルウォーキー製品の修理依頼はHDCへの持ち込みでも対応してくれるようです。事前連絡は必要ですが、東京HDCまたは大阪HDCの営業日に持ち込めばそのまま修理を受け付けてくれます。







