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2020年11月16日

スクリュードライバ(ボード用ドライバ)とは

スクリュードライバ(ボード用ドライバ)とは

スクリュードライバーとは石膏ボードの張り付けに使用する電動工具です。石膏ボードは壁紙の裏や天井などに使用する建築材料で、耐火や断熱性の観点から非常に重要な材料となっています。今回は、石こうボード張りに使用する電動工具「スクリュードライバー」について解説します。

石膏ボード(ブラスターボード)を張るのに使う専用工具

参考:マキタ FS455Dカタログ

スクリュードライバとは石膏ボード張りに使う電動工具です。

スイッチを入れて先端のビットを押し込むことで先端のビットが回転する構造になって、ボードを抑えながら片手でネジ締めができ、締め付け深さも調整できるためボード張りには必須の電動工具です。

石膏ボードとは

石膏ボードは、石膏をしん材とし両面を石膏ボード用原紙で被覆成型した建築用内装材料で、防火性、遮音性、寸法安定性、工事の容易性等の特徴をもち、経済性にも優れていることから「なくてはならない建材」として建築物の壁、天井などに広く用いられています。
石膏ボードの芯材は無機質の石膏ですので、燃えることはありません。石膏ボードは、こうした石膏の特性によって、防火材料に認められています。そして、壁の防・耐火構造の材料として、あるいは柱や梁の耐火被覆材として多用され、火災の延焼防止に効果を発揮しています。
参考:石膏ボードの特徴|一般社団法人 石膏ボード工業会

石膏ボードは住宅になくてはならない建築材料

スクリュードライバーは石膏ボード用の電動工具と説明していますが、石膏ボードとはどのような建築材料なのでしょうか。

石こうボードとは名前の通り石こうを心材とした板の事です。あまり馴染みの無い方も多いとおみますが、石膏ボードは壁や天井の裏などいたる所に使われており、防火性・遮音性・施工性などから現在の建築物にはなくてはならない材料になっています。

石膏ボード張りの作業にはスクリュードライバが必須

内装ボード張り

石こうボード張り作業でインパクトドライバやドライバドリルなどを出来ないのでしょうか。

ボード張りには表面のボード原紙が破れずに芯材の石膏が露出しないネジ締め付け量が必要になります。インパクトやドリルでもボードを張り自体は可能ですが、ネジの締め付け深さを一定にするのが難しく、石膏が露出してしまった場合だと耐久性などが大きく低下する場合もあります。

一般的なボードは一枚当たり十数本のネジで固定されており、これを数百本や千本単位のネジの締め付けは作業量が極端に多くなります。

気を使えばインパクトドライバでもボード数枚くらいの施工はできるかもしれませんが、ボード張り作業では作業効率と信頼性のためにスクリュードライバーを使用します。

参考:HiKOKI W4SE2カタログ

ボード張り専用のスクリュードドライバはクラッチによって最適な位置で締付けが止まるようになっており、使用方法もトリガーを引いたままネジをビットの先端に乗せて押し付けるだけなのでボード張りの作業性に優れているのが特徴です。

ネジ打ち機との違いは?

スクリュードライバはボード張りに使用する電動工具と説明していますが、石こうボード張りの工具には空気工具のネジ打ち機があります。

ボード張りの作業はロールビスを使用するため、ネジ打ち機の方が素早く効率的にボードを張ることができます。

ネジ打ち機はコンプレッサーを所有する大工さんの所持率が高い空気工具です。一方でスクリュードライバーは軽天屋と呼ばれる職人さんがよく使用する工具です。

ネジの単価もネジ打ち機のロール釘よりスクリュードライバーのバラ釘の方が安価ではありますが、大工さんはコンプレッサーを所持している事もあり、ネジ打ち機を選択する事が多いようです。

ちなみに、ネジ打ち機はロールビス単価が高く定期的なメンテナンスも必要としますが、スクリュードライバーはランニングコストが非常に低いため安く運用できるのが特徴です。

おすすめのスクリュードライバ

2018年2月時点で国内の電動工具メーカでは、マキタとHiKOKI(旧日立工機)の2社からスクリュードライバが発売されています。

ブラシレスモーター採用により「作業量の増加」と「軽量化」が進んだこともあり、どちらも甲乙つけがたい製品ですので手持ちのバッテリーや用途に応じて使いやすいスクリュードライバを選ぶと良いでしょう。

マキタ 充電式スクリュードライバFS455D

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マキタのスクリュードライバでは充電式のFS454Dが人気です。充電式の製品はコードの配線や電源の確保などの問題がないため、取り回し性に優れるメリットがあります。

充電式のスクリュードライバはAC工具のスクリュードライバに比べて、バッテリー分の重量が重いという問題がありましたが、FS454Dはバッテリー込みでも1.5kg、別売りのバッテリーアダプタ BAP18を使えば本体重量約1kgと重量問題を改良しているのがポイントです。

また、マキタ独自機能の押している時だけ回転するPUSH DRIVEを搭載しているため、電池の消費も少なく1充電で約2,800本の作業ができます。

FS455D 別販売部品・アクセサリ

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HiKOKI コードレスボード用ドライバW36DYA

HiKOKIのコードレスボード用ドライバがW36DYAです。

マルチボルトバッテリー36Vで動作するのが特徴で、AC製品と同等の締付スピードを実現。HiKOKI独自技術の多板クラッチプレートの搭載で、ねじの浮き沈みを安定させて綺麗に仕上げることができます。

逆回転時に押し付けなくても回転するプッシュレス逆転機能はHiKOKIの独自機能で、ボード張りだけではなくボード解体にも使えるオールラウンダーなモデルです。

HiKOKI ボード用ドライバW4SE2

HiKOKIのボード用ドライバで人気の製品がACブラシレスモータを搭載したW4SE2です。

全長263mm,本体重量900gと業界内でも最小・最軽量の本体で、多板クラッチを搭載しているため、押し付けたときの先端駆動時が非常にスムーズなのが特徴です。

逆転時には押し付けなくても先端が回転するプッシュレス逆転機能も搭載しており、再施工や解体時のネジ緩め作業が行いやすいという点にも注目です。

ビスアジャスター

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ビスアジャスターを使えば、インパクトドライバでもボード張りが楽にできるようになります。

プラスビットの先端の出張り量を調整して、ねじ留め深さを調整できるようにしたアクセサリーです。これを使えばインパクトドライバーを使った場合でも、快適にボード張りができるようになります。

ビス止めの深さを調整できるだけであり、一定の深さで打ち込めるというのはネジ頭がビットから外れるだけで、クラッチは搭載されていないので注意しましょう。

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