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金槌も高級志向、ハイエンドチタンハンマー|Stiletto TiBone Titanium Hammer

金槌も高級志向、ハイエンドチタンハンマー|Stiletto TiBone Titanium Hammer

大工仕事やDIYにハンマーは欠かすことのできないツールだ。プロ現場で釘を打つのは釘打ち機が一般的になってしまったが、それでも数本だけの釘を打つ場合や、精密な釘打ちなどにはハンマーが必要になる。

ハンマーと言えば鋼の玄翁に木の柄のハンマーが一般的だが、今回紹介するハンマーはチタン製のフレームを持つTTIグループのStiletto社が販売するチタンハンマー『TiBone Titanium Hammers』だ。

オールチタンフレームの高機能ハンマー


Stiletto TB15SS TiBone 15 ounce Replaceable Smooth Face Hammer with a Straight 18 Titanium Handle by Stiletto

大工で使う金槌と言えば、鋼の玄翁に木の柄のハンマーが一般的だ。玄翁の部分はくぎ抜きになっていたり、柄がファイバーや軽量金属などのバリエーションはあるが、価格的にはお手頃なものが多くどんなに高くても2千円くらいだ。

どんなものにも通常の価格帯を超えた高級モデルは存在するが、ハンマーも例外ではない。ハンマーの高級モデルとしては素材に「チタン」を使った軽量低反発なハンマーがハイエンド品として販売されている。

日本でのチタンハンマーの用途は錆びない所や腐食に強い点から「理化学用」や「研究用」のイメージが強く、建築現場などに使う建設用のイメージは少ない。

米国のStiletto社では、チタンの持つ特性に注目して大工作業用のチタンハンマーを開発した。チタンのハンマーは非常に高価で、通常のハンマーの十倍近い価格だ。

反動が少なくて軽いチタンは身体への負荷が小さい(らしい)

チタン最大の特徴は、鉄の約半分の比重で軽く強さは鋼に匹敵する強度、そして弾性に富んでいるチタンは釘を打ち込んだ時の反動は従来のハンマーの10倍近く減衰させる特徴もあるようだ。(Stiletto社HP

反動が少なければ、手根管症候群やテニス肘など身体への影響も小さくなる。更にチタンは人口骨に使われるほど金属毒性が少なく、メタルアレルギーの影響も少ない金属でまさに身体に優しいハンマーと言える。

参考:Why a Titanium Hammer May Be More Healthy for You|PRO TOOL REVIEWS

そして当たり前のことだが、チタンは錆びないのだ。鋼の玄翁を雨の現場で使って錆びさせてしまう方も多いだろうが、チタンなら錆びる事もなく現場や工具箱を汚すことも減るだろう。

形状にも工夫を凝らしたTiBONE3

チタンハンマーの最新モデルとなるTiBONE3では、ハンマー形状にも工夫が凝らされている。その特徴となるのが、マグネットネイルホルダーだ。

このマグネットネイルホルダーはハンマー上部に設けられた窪みとマグネットで釘を保持して、片手でもまっすぐ釘を打てる構造となっている。熟練した大工であればこの機能を使わなくてもまっすぐ釘を立てられるだろうが、狭い場所などには有効だ。

さらに握り部分は振動を抑えながらブリップを提供する耐久性のあるオーバーモールドになっている。グリップ部分が非対称になっているグリップはちょっと珍しい形状だ。

価格程の効果があるかは不明だが、魅力は十分

高価格帯の金槌には大工鍛冶屋などが作る高級品の玄翁などが代表だが、Stilettoのチタンハンマーは実用面での高級ハンマーと言えそうだ。チタンハンマーのフィーリングは従来のハンマーと大きく変わり、価格の違いはすぐに実感できるだろう。ハンマーとしては高価だが、決して手の届かないものではない。

実際に、アメリカのツール紹介サイトではTiBoneチタンハンマーユーザーによるフィーリングの良さについての書き込みが多い。1997年に発売されて以降、チタンハンマーは現在まで販売が続いている事からアメリカ市場では一定の評価を受けているのだろう。

コストに見合っているかどうか、また実際のフィーリングなどは使ってみなければわからないが、高価格帯の製品としての魅力は十分だ。自分で買うには踏ん切りがつかないかもしれないが、ギフトや記念品などに喜ばれる品と言えそうだ。

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