VOLTECHNO(ボルテクノ)

ガジェットとモノづくりのニッチな情報を伝えるメディア

2023年10月17日

yeedi ロボット掃除機yeedi vac 2 proの実力を試す!自動吸引+振動式水拭きモップ【PR】

yeedi ロボット掃除機yeedi vac 2 proの実力を試す!自動吸引+振動式水拭きモップ【PR】

ロボット掃除機の研究開発、販売を行うYEEDI TECHNOLOGY LIMITED(本社:中国深セン市)は、「掃除+水拭き+ごみ収集」を全自動で行うロボット掃除機 yeedi vac 2 pro(イーディ バック 2 プロ)の一般販売を2022年10月から開始します。

本記事は、YEEDI TECHNOLOGY LIMITED様よりレビュー用サンプル品の提供を受けて構成しております。

ロボット掃除機 yeedi vac 2 pro(イーディ バック 2 プロ)

ロボット掃除機の開発・販売を行うyeedi (イーディ)は、ロボット掃除機 yeedi vac 2 pro(イーディ バック 2 プロ)を発売します。

yeedi vac 2 proは、自動吸引+振動式水拭き機能を備えた全自動仕様のロボット掃除機です。ステーションによる集じんしたゴミの自動回収のほか、タンク搭載の振動式水拭きモップの装着によって、ごみの吸い取りと水拭きを同時に行います。

振動式水拭きモップは、1分間に約480回強力振動する全面高周波振動を採用し、簡易水拭きのモップよりも水拭き効率が大幅に向上しています。2度拭き不要でキッチンの黒ずみやベタベタ汚れも一回の掃除でキレイになります。

5,200mAhの大容量バッテリーを搭載しており、1回のフル充電で約140畳(200㎡)の連続清掃に対応します。

ちなみにyeedi vac 2 proは、Makuakeで2022年5月~6月間にクラウドファンディングが行われた製品です。応援購入総額 1,300万円・サポーター 269人を経て、2022年10月にAmazonに一般販売となりました。

製品仕様

モデル yeedi vac 2 pro+
外観
吸引力   静音モード:   600Pa
 省エネモード:1,500Pa
  通常モード:2,800Pa
パワフルモード:3,000Pa
ダストボックス容量 420mL
ステーションボックス容量 2.5L
水拭き 高周波振動式モップ(別装着式)
水タンク容量 180mL
定格出力 40W
本体動作音 約67〜70db
ステーション動作音 83dB
バッテリー電圧 14.4V
バッテリー容量 5,000mAh
音声アシスタント Google / Alexa / yandex Alice
本体重量 約4.5kg
ステーション重量 4.3kg
本体寸法 350×350×77mm
ステーション寸法 300×420×430mm
販売年月 2022年10月

YEEDI TECHNOLOGY LIMITED 企業概要
・代表者:David Cheng
・所在地:Room 1202, Capitol Centre, 5-19 Jardine’s Bazaar, Causeway Bay, HK
・設立:2019年10月
・URL:https://us.yeedi.com/ja
・Twitter:@yeedi
・Facebook:@yeediofficial
・YouTube:yeedi
・Instagram:yeedi_official

製品の特徴
「自動吸引+振動式水拭きモップ機能対応のロボット掃除機」

yeedi vac 2 pro+は、ステーションによる自動集じんとモップモジュールでの水拭き清掃に対応する全自動タイプのロボット掃除機です。

集じん吸引力は最大3,000Paの仕様を備えており、日頃のホコリ対策はもちろん、落とした食品や猫砂などの大きなゴミなどさまざまな清掃作業に対応します。

カーペット検知機能も備えており、自動で最大吸引力にアップすることで毛足の奥に入り込んだ細かいゴミ、髪の毛なども絡まらずに強力に吸い取ります。

毎分480回の高周波強力振動モップで効率的な水拭き

yeedi vac 2 pro+の水拭き機能も搭載しています。標準付属の電動の高周波振動モップに付け替えることで、床をこすりながら走行するので効率的な水拭きが可能です。

yeedi vac 2 pro+のセットアップと初回動作

yeedi vac 2 pro+のセットアップでは、ほかのロボット掃除機と異なりステーションの組み立て作業も必要です。

集じんステーションは上下分解された状態で箱に入っているので、ねじ止めで組み立てます。

ネジとドライバーは付属しているのですが、付属のドライバー #1に対してネジのサイズが#2なのでネジ頭を傷つけないように気を付けましょう。ドライバー #2を持っていたら、そちらを使って組立するのがおすすめです。

あとはひっくり返して回転ブラシを装着すれば組立完了です。

蓋を開けるとセットアップアプリのURLが書かれたQRコードがあるので、それをスマホでアクセスしてアプリをインストールします。アプリをインストールしたら、yeediアカウントを作ってロボット掃除機のセットアップを進めます。

yeedi vac 2 pro+のWiFi接続は、スマホ画面に表示されたQRコードを読み取る方式なので、ロボット掃除機上部のカメラにQRコードを写るようにスマホを向けましょう。

WiFiの接続が完了したら、初回の清掃を始めてマッピングを行います。

ちなみに筆者の部屋は長毛シャギーのカーペットを敷いています。一般的なロボット掃除機はこの手のカーペット類が苦手なのですが、yeedi vac 2 pro+はガンガン進んでくれます。4~5回ほど清掃させてみましたが、サイドブラシが絡まることも無かったので、ほとんどのカーペットで問題なく清掃できそうです。

yeedi vac 2 pro+はカーペット検知モードを搭載しており、カーペットを検知すると自動的にパワフルモードに変更してくれます。

そんなわけで、初回清掃後のごみを吸い込んだダストボックスがこちらです。数日清掃していなかったのもあって、結構な量のホコリを集じんできました。(モザイクはクリックで解除)

そして集じんステーションに戻ってごみを回収したあとのダストボックスがこちらです。ステーション動作は結構うるさいのですが、その分吸い込み力も大きいのですべてのごみを回収してくれます。

アプリ画面では、アクセサリーの使用状況のほかエリアごとの清掃頻度や水拭き時の水量調節などを設定できます。

yeedi

yeedi

無料posted withアプリーチ

ちなみに、yeediはAmazon EchoやGoogle Homeなどの音声アシスタントの接続にも対応しているので、スマートスピーカーを使えば音声で清掃を開始できます。

振動水拭きアタッチメントの性能を試す

yeedi vac 2 pro+には標準で電動の高周波振動モップが付属しているので、アタッチメントを付け替えることで高性能な水拭き清掃にも対応します。

水拭き清掃を行うためには、ロボット掃除機後部のパーツを外します。

パーツを外したら、水拭き用のアタッチメント(左)に交換します。標準パーツ(右)は普通の清掃作業を行うときに必須なので、無くさないように保管しましょう。

振動モップに水を入れます、一部屋だけの清掃ならほんの少しの水を入れるだけでOKです。

実際に水清掃を行っているシーンがこちら。水拭きモップが振動しているので、ロボット掃除機本体も小刻みに震えています。

清掃が終わった後のモップ面がこちら。振動による水拭き清掃の効果は高く、フローリングにこびりついたホコリ汚れもしっかりと取れています。

yeedi vac 2 pro+ 外観ギャラリー

前面フロントカメラ(レーダー?)。物体検出機能の仕様は明示されていないが、事前に避ける動きはしているので何かしらの検出機能は搭載しているようだ。
中央がセットアップ用(ビジュアルSLAMテクノロジー)のカメラと、右上が電源スイッチ・状態LED
ダストボックスは取っ手を引っ張ると取り出せるロック式。ステーションを使用すれば通常ダストボックスを取り外す必要はない。
ステーションに装着するスロープ。カーペットの上などの不安定な足場などではスロープを装着すればスタンドに戻る挙動も安定する
集じんステーションのダストボックス。パック容量は2.5Lで簡単に交換できる。
ステーションの裏側はゴミが流れるダクトレールになっている。詰まったり汚れたりしたらネジを外して分解清掃できる。
裏面。サイドブラシは片側仕様。
アタッチメントを外すところ。表側からでも外せるので通常は裏返す必要はない。

消耗品やメンテナンスについて

完全自動のロボット掃除機ではありますが、フィルターやブラシ類は定期的な清掃・交換が必要です。モップも同じモップを使い続けることができますが、使用を続けると摩耗で減っていくので別売の予備モップに交換しましょう。

部品メンテナンス頻度交換頻度
サイドブラシ150時間
メインブラシ糸・髪の毛が絡まったら300時間
フィルター2週間に1回120時間
モップ清掃ごとに150時間

機能と価格のバランスが取れたコストパフォーマンスの良いロボット掃除機

昨今のロボット掃除機は高性能化が進み、自動集じんはもちろんのこと、水拭き機能も備える高性能な製品が増えてきました。ここ最近の全部入りロボット掃除機の最高峰クラスとしては、ECOVACS X1 OMNI・T10 OMNIが挙げられますが、いずれも10万円を軽く超えるロボット掃除機であり、ステーションのサイズが大型なのも含めて購入を少し躊躇してしまう製品です。

今回のyeedi vac 2 proに関しては、自動集じんや水拭き機能などの抑えるべき機能を搭載しながらも、コストの落としどころをうまく狙ったロボット掃除機です。

性能的な面では、最大吸引力3,000Paや振動式水拭きモップなど、他社の最上位モデルと比較すれば若干見劣りこそしてしまいますが、その分最上位モデルの半額以下と良い感じに価格が抑えられており、エントリー向けの一般家庭向けのクラスとしては優れた仕様になっています。

振動式の水拭き仕様に関しては、簡易水拭きよりはきれいにできて、回転式モップよりは若干劣る程度の清掃能力です。普段の生活程度の汚れであれば十分対応できる性能を持っていますが、しつこい汚れや固着した油汚れに対しては回転モップほどの清掃能力はないので、そこは価格相応として見た方がよいでしょう。

「全部入りのロボット掃除機を考えているけれども、コストは抑えたい」と考えている方にとっては、最適な1台と言えるロボット掃除機です。

まとめ

ロボット掃除機 yeedi vac 2 pro(イーディ バック 2 プロ)

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

自動集じん+振動水拭き対応のロボット掃除機

良い点
  • 自動集じん機能搭載
  • 水拭きモップ清掃対応
  • 全部入りとして高いコストパフォーマンス
  • 音声アシスタント対応
  • 薄くて軽いボディ
  • カーペットの自動識別機能搭載
悪い点
  • 回転式の水拭きモップよりは水拭き性能が劣る
Return Top