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2021年10月15日

HiKOKI NH125HD ばら釘打ち機を発売、業界初のドリフトピン工法対応モデル

HiKOKI NH125HD ばら釘打ち機を発売、業界初のドリフトピン工法対応モデル

電動・エア工具を製造・販売する工機ホールディングス株式会社(東京都港区)は、電動工具ブランド HiKOKI(ハイコーキ)からばら釘打ち機 NH125HDを2021年5月14日(金)より全国の電動工具取扱販売店などを通じて発売する。

HiKOKI ばら釘打ち機 NH125HD/NH125AD

電動工具ブランド HiKOKIを展開する工機ホールディングス株式会社は、2021年5月14日(金)よりばら釘打ち機 NH125HD(高圧)/NH125AD(常圧)を発売します。

NH125HD/NH125ADは、Φ12mmのドリフトピンの打ち込みに対応し、業界唯一の「ドリフトピン工法」に対応するばら釘打ち機です。

対応釘径もサイズの異なる2種類のネイルガイドにより、大径用ネイルガイド時に釘頭径φ7.9~12.6mm、小径用ネイルガイド時にΦ6.6~8.8mmまで使用できます。一般的なサイズの釘(N50~N90釘)からZN80などの幅広い釘に対応できる仕様を備えます。

製品仕様は、高圧対応のNH125HDと常圧対応のNH125ADの2仕様で販売されます。

  • NH125HD 高圧モデル・調圧機付き 37,800円(税抜)
  • NH125AD 常圧モデル 29,800円(税抜)

NH125HD/NH125AD製品仕様

製品名 NH125HD(高圧) NH125AD(常圧)
能力 大径用ネイルガイド:釘頭径φ7.9~12.6
小径用ネイルガイド:釘頭径φ  6.6~8.8
動力形式 ピストン往復動式
使用空気圧力 1.76~2.26Mpa(18~23kgf/cm2) 0.49~0.78Mpa(5~8kgf/cm2)
機体寸法 307×124×82mm 245×124×82mm
重量 1.1kg 1.0kg
本体価格 37,800円 29,800円

製品の特徴「Φ12mmのドリフトピンの打ち込みに対応」

φ12mmのドリフトピンを約1.5秒/本と手作業の3倍以上の速さで楽に打込め、短時間且つ作業者への負担軽減を可能にします。

大工の減少や高齢化により安全でスピーディに施工できる工具が求められており、今回のNH125HDによって更なる工期短縮の向上を実現します。

柱の断面欠損が少なく木材本来の強度を活かせるドリフトピンを使う金物工法は熟練を問わず同一品質の施工が出来るのが特徴。大工の減少や高齢化による影響も受け普及も広がっている
画像引用:テックワン|TATSUMI

2種類のネイルガイドで幅広い釘に対応可

小径用ネイルガイドが標準付属されているため、一般的なサイズの釘(N50~N90釘)も打つことができ、幅広い作業に適応できます。

NH125HD/NH125ADは、当社従来製品NH 125AC、NH 90ABに比べて打込みスピードが約2.2倍速くなります。

業界唯一の製品に大きな強み

NH125HD/NH125AD最大の特徴はドリフトピンへの対応です。

10年ほど前からマックスも産業向けにドリフトピン打ち込み器を作っていたと思いますが、NH125HD/NH125ADが現場で使えるドリフトピン打ち込み工具となるため、業界スタンダードの製品として普及するでしょう。

近年は新設住宅の着工件数減に加え現場の大工不足・高齢化が深刻です。施工方法の改良はその対応策の1つとされ、大工1人あたりの生産性の向上が急務とされています。

金物工法は在来軸組工法と比べ柱の欠損率が少なく、金物もプレカット工場で取り付けできる工法です。現場作業はドリフトピンの打ち込み作業のみで完了するため、熟練性を問わず品質を保てる施工方法として普及が進んでいます。

今回のNH125HD/NH125ADによって、金物工法施工の唯一の欠点と言えたピンの打ち込みが効率化できるようになり、よりスピーディーな作業性と工期短縮を見込めるようになるでしょう。

NH125HDまとめ

HiKOKI ばら釘打ち機 NH125HD/NH125AD

VOLTECHNO製品評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

大径釘・ドリフトピン打ち込みに対応するバラ釘打ち機

旧モデルHiKOKI NH90H
良い点
  • 大径釘・ドリフトピンに対応
悪い点
  • 従来モデルより高価格化

NH125HD

NH125AD

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