【2019年最新版】空調服とは?ファンやバッテリーの種類は?選び方や種類の解説!

【2019年最新版】空調服とは?ファンやバッテリーの種類は?選び方や種類の解説!

作業服にファンが付いた画期的な作業服

空調服とは、小型のファンが取り付けられた作業服です。

空調服は作業服の内部に風を送ることで汗の気化を促進させて体を冷却する『生体クーラー理論』を活用しています。体から発せられる水分を効率的に気化して体を冷却できるため、空調設備が使用できない屋外作業や、スポットクーラーが使用できない工場などで使える作業服として注目されています。

汗を気化させる空調服は、汗による雑菌の繁殖を防いで体臭となるのを防いだり、汗による蒸れで発生するあせも(汗疹)を予防できるなどの隠れたメリットもあります。

空調服が販売され始めた当初は「膨らんで人目が気になる」「素材バリエーションが少ない」とも言われていましたが、2019年の現在ではデザインも大きく変わり、膨らみにくい構造やデザイン性の高くなった空調服の新製品が発売され劇的に普及しています。

空調服に必要なのは「空調服」「ファン」「バッテリー」

空調服はファンを搭載した作業着なので、ファンを動かすためのバッテリーなども必要になります。作業服も空調服専用のファンが取り付けられる穴が開いた専用の空調服が必要になり、既存の作業服などを使用することはできません。

空調服を初めて購入する場合は、空調服一式がセットとなったものや、販売店などで同一メーカーのものを購入する必要があります。

ファン径は大きいものほど効果あり!ファン径90mmが主流

2019年の空調服では「ファン2個搭載」「ファン径90mm以上」が主流となっています。

これ以前の空調服ではファン径の小さい空調服が販売されていましたが、風が入り込まず涼しくないと不評だったため、現在ではこの形に落ち着いています。

見た目が気になる方には「半袖」や「ベスト」タイプも

空調服は長らく長袖のタイプしかありませんでしたが、2018年モデル以降では「半袖タイプ」「ベストタイプ」「フルハーネス対応品」など様々なバリエーションが展開されています。

見た目についても空調服の膨らむ形状が敬遠されていましたが、現在ではデザイン性の良い空調服や膨らみ過ぎない空調服などが販売されています。

少しだけゴタゴタした空調服の業界事情

空調服とは株式会社空調服と株式会社サンエスの共同開発によって販売されていた製品で、2011年の東日本大震災をきっかけに知名度が上がり、更にリチウムイオンバッテリーの性能向上により実用性も高くなり急激に普及しました。

現在、作業着メーカーを中心としたさまざまな製品が販売されていますが、主なメーカーは「株式会社空調服」と空調神風服の「サンエス」の2社が製造元としてシェアを争っています。

空調服を販売する作業着メーカーは、これらのメーカーからファンとバッテリーユニットの提供を受けて空調服を販売しています。中にはこの2社からの提供を受けずに独自にファンとバッテリーユニットを開発しているメーカーもあります。

基本的に作業着のファンの取り付け穴径とファンの径が一致していればメーカーの異なるファンでも取り付ける事も可能ですが、ファンとバッテリー間に互換性はないため注意が必要です。

株式会社 空調服

空調服のアイデアを世に広めた第一人者、市ヶ谷 弘司氏を代表とする空調服メーカーです。

空調服系は取扱メーカーが最も多く、空調服の種類も豊富でYシャツ空調服から防蜂空調服まで幅広く揃えており、空調服業界の中ではスタンダードと言えるメーカーです。空調服の他にも座椅子用のエアークールクッションや、空調リュックなども販売しています。

空調服を取り扱う主な作業着メーカーは「XEBEC」「自重堂」「タカヤ商事」「AITOZ」「山田辰」です。

XEBECの空調服を見る 自重堂の空調服を見る タカヤ商事の空調服を見る AITOZの空調服を見る 山田辰の空調服を見る

空調神風服 サンエス株式会社

サンエスの空調服最大の特徴は「ななめ型ファン」です。取り付けるファンを斜めに配置することによって、送風位置をコントロールできるようになり、腰から背中に流れていくだけだった空調服が体の前面にまで吹き込ませることで他社の空調服とは違った効果が表れます。

更にサンエスのファンには薄型のフラットタイプとハイパワータイプの2種類あり、用途や使用時間に応じて好みのファンを選択できるのもポイントです。

空調風神服を取り扱う主な作業着メーカーは「サンエス」「コーコスDickies)」「bigborn」「アタックベース」です。

サンエスの空調神風服を見る コーコスの空調神風服を見る Dickiesの空調神風服を見る bigbornの空調神風服を見る アタックベースの空調風神服を見る

Aircraft®(エアークラフト):バートル

空調服とは思わせないデザイン性や業界最大の10V高出力バッテリーなどが話題となり、2018年の販売時には瞬く間に売れてしまったと業界で評判なのがバートルのAircraft®(エアークラフト)です。

バートルのAircraftはファンのカラーバリエーションも多彩で、パワフルなファンが一躍ユーザーの人気を博し、株式会社空調服・サンエスに続く第三極と成り得る程の勢いを持つ人気メーカーです。

バッテリーユニットには京セラインダストリアルツールズ(旧RYOBI)との共同開発によるバッテリーが使われており、バッテリー信頼性についてもトップクラスの製品です。

BURTLEのAircraft®を見る

エアーセンサー1®:クロダルマ

クロダルマが展開するのは、独自開発の空調服「エアーセンサー1®」です。

バッテリー容量は大容量14500mAhで8.5時間の持続時間を実現しているのが特徴です。カーボン超のバッテリーユニットは、USB出力端子も搭載しており、スマホなどのモバイル機器にも使用できる機能を搭載しています。

クロダルマのAIR SENSOR-1を見る

快適ウェア:村上被服

村上被服が展開するのは、独自開発の空調服「快適ウェア」です。

チタン加工を行った記事を採用した「裏チタン加工」が赤外線をカットしており、直射日光から体を守り快適な屋外作業ができるのが特徴です。また風を抜けやすくする襟元ソフトワイヤーや保冷剤ポケットなど空調服自体に様々な工夫がされているのも特徴です。

2019年からは要望の多かったファンの分解水洗いが可能になり、衛生的にも優れた作業服となっています。

村上被服の快適ウェアを見る

充電式ファンジャケット:マキタ

電動工具メーカーのマキタも充電式ファンジャケットの名称で空調服を展開しています。

マキタのファンジャケットはバッテリーも電動工具と共通で使用できるのが特徴です。ファンは独立規格で他社の空調服との互換性はありませんが、工具メーカーとしては十分な作業服ラインナップを揃えており、マキタファンには必見の空調服となっています。

マキタは作業服販売店の販路を持たないため、マキタのファンジャケットは大手ホームセンターや工具プロショップ、マキタ販売店などでの購入となります。

マキタ 充電式ファンジャケットを見る

空調服は魅力的な製品だが、販売継続性に注意

空調服を販売していたブランドの中には、空調服の新規販売を終了したメーカーも存在します。

空調服系や空調風神服系であればバッテリーユニットを他社の作業服ブランドでも使用できますが、独自開発系となると新しい作業服も購入できなくなりファンも転用できず一式買い替えとなる場合もあります。

新モデルの空調服を販売していない空調服メーカーなどは、注意が必要です。

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