電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2020年2月にスプリット式草刈機に対応する新型のタフロータリーハサミ刃アタッチメント「EM407MP」を発売する。
目次
EM407MP スプリット草刈機対応タフロータリーハサミ刃
電動工具を販売する株式会社マキタは、2020年7月にスプリット式の草刈機に対応する新型のタフロータリーハサミ刃アタッチメント EM407MPを発表しました。
EM407MPは、双方向に回転する2つの上下刃によるハサミ切りで草を切断する刈払機用アタッチメントです。
チップソーやナイロンコードに比べ、接触物の飛散やキックバックの心配が少なく、高い安全性と切断能力を両立する刈刃です。
石飛が気になる住宅街や駐車場周りの道路維持管理や、ゴルフ場・公園の整備作業でも安心して刈払作業を行えるのが特徴です。
- EM407MP (A-71582) 44,500円(税別)
適合機種:MUX01G / MUX60D / MUX18D / MUX362D / MUX360D / MEX2650LH
EM407MPアタッチメント仕様
名称 | タフロータリーハサミ刃アタッチメント |
部品番号 | A-71582 |
長さ | 965mm |
草刈刃 | 230mm |
重量 | 2.5kg |
適合モデル | MUX01G / MUX60D / MUX18D MUX362D / MUX360D / MEX2650LH |
1充電稼働時間 | MUX01G 4.0Ahバッテリ:高速 約16分/中速 20分/低速 31分 MUX60D 18V 6.0Ahバッテリ×2:高速 約33分/中速 36分/低速 46分 MUX18D 18V 6.0Ahバッテリー:高速 約15分/低速 16分 |
製品の特徴「安全性と切断性能を両立した刈払ブレード」
タフロータリー EM407MPは、上下刃の低速逆回転によるハサミ式切断が特徴のブレード刃で、草刈り時に発生しやすい石飛やキックバックを軽減しています。
チップソーと異なり、全周に渡り切断面が広がっているので効率よく作業を進められます。
マキタ スプリット草刈機シリーズに適合
ハサミ式の刈払ブレードは各刈払機アクセサリメーカーから販売されていますが、構造の複雑さや減速ギアによって回転数や排気量が制限されています。
タフロータリー EM407MPは、マキタスプリット草刈り機シリーズの全てのシリーズに適合しているため、回転数や排気量を気にすることなく使用できます。
タフロータリーは三陽金属のツインブレードのOEM
今回販売したEM407MPは、外観や内部構造が三陽金属株式会社の MUSOU ツインブレードと同じデザインなので、OEMのマキタ販売品と推測されます。
チップソーカッターに類似した刈払ブレードですが、地面に置いて使用する・ゆっくり動かして使用するなど、チップソーとは使い方でいくつかの相違点もあるため注意が必要です。
ツインブレードは安全性に優れ、高い切れ味を持つのも特徴ですが、複雑な機構と減速ギアを搭載しているため、作業効率の低下やアタッチメント破損を防ぐための定期的なメンテナンスが推奨されています。
マキタから販売されているタフロータリーも類似構造になっていると推測される為、グリスやディスクグラインダー・ダイヤモンドによる定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。