
電動工具を販売する株式会社マキタは、2020年3月にパドルスイッチの40V MAXグラインダ「GA009G」を発売します。GA009Gは、2019年10月から販売している40V MAXシリーズのGA001Gのスイッチ形状をパドルスイッチタイプに変更したグラインダで、握っている間だけディスクが回転する仕様です。
目次
パドルスイッチタイプの40V MAXグラインダ「GA009G」

電動工具を販売する株式会社マキタは、2020年3月にパドルスイッチの40V MAXグラインダ「GA009G」を発売します。
GA009Gはディスクグラインダのスイッチをパドルスイッチに変更したモデルで、GA001Gのスライドスイッチと異なり、本体を握ってスイッチをONにしている間だけディスクが回転する仕様です。
製品の特長「パドルスイッチで安全性が向上」

GA009Gは、パドルスイッチの搭載により作業時の安全性が向上しています。
最近の作業現場では、パドルスイッチ仕様のグラインダしか使用できないケースも多く、そのような現場の需要の声に応じて販売されたモデルです。
スイッチ構造以外の仕様については、スライドスイッチ仕様のGA001Gと同仕様となっています。
製品仕様(スライドスイッチタイプ GA001G比較)
※相違点は太字
| 製品名 | GA009G | GA001G | 
| 外観 |  |  | 
| 砥石径 | 100mm 125mm(GA010G) | 100mm 125mm(GA002G) | 
| 変速 | × | × | 
| 回転数 | 8,500min-1 | 8,500min-1 | 
| スイッチ | パドルスイッチ | スライドスイッチ | 
| 無線連動 | × | × | 
| バッテリー | 40V MAX | 40V MAX | 
| 防水 | IPX6 | IPX6 | 
| 寸法 | 391×117×151 | 391×117×151 | 
| 重量 | 2.7kg | 2.6kg | 
他社品比較(HiKOKI G3610DB)
※パドルスイッチ製品と比較、優位点は太字
| 製品名 | GA009G | G3610DB | 
| 外観 |  |  | 
| 砥石径 | 100mm 125mm(GA010G) | 100mm 125mm (G3613DB) | 
| 変速 | × | 1-5+オートモード | 
| 回転数 | 8,500min-1 | 3,000-10,000min-1 | 
| スイッチ | パドルスイッチ | パドルスイッチ | 
| 無線連動 | × | × | 
| バッテリー | 40V MAX | 36Vマルチボルト | 
| 防水 | IPX6 | × | 
| 寸法 | 391×117×151 | 357×60mm (全長×ギアカバー全高) | 
| 重量 | 2.7kg | 2.3kg | 
パドルスイッチ必須の現場向け、安全重視モデル
最近の現場は作業の安全性が重視されていて、持ち込めるグラインダもパドルスイッチだけのように持ち込み制限のある現場も多いようです。
今回のGA009Gに関しては、GA001Gのパドルスイッチ仕様になったモデルですが、そんな現場の声を受けて開発された製品の印象があります。次の40V MAXシリーズの展開ではAWSや変速機能搭載モデルが登場すると予想されます。
ちなみに、他社のグラインダと比較すると、単純な性能だとHiKOKIのG3610DBの方に優位点が多くみられますが、使い勝手の面ではマキタとHiKOKIでパドルスイッチの構造が違うので、使用するユーザーによって好みが出ると考えられます。














