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2021年3月17日

マキタ MUR005G 40Vmax充電式草刈機シリーズを展開、30mLエンジン相当のハイパワー

マキタ MUR005G 40Vmax充電式草刈機シリーズを展開、30mLエンジン相当のハイパワー

電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は2021年3月に40Vmaxシリーズ 255mm充電式草刈機シリーズを発売する。40Vmaxバッテリーの採用と大型ヒートシンク内蔵のブラシレスモータコントローラにより、エンジン式30mL相当の出力を備える。販売仕様はハンドル形状に応じた3仕様で展開される。

マキタ 充電式草刈機シリーズ MUR005G

電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は2021年3月に40Vmax新型の255mm充電式草刈機シリーズを展開する

今回の新型40Vmax草刈機シリーズは、30mLエンジン式と同等の使用感を実現。同時発売のMUR001Gシリーズと比較し、出力性能に優れ、高い作業性を備えているのが特徴。

1充電あたりの作業面積は約68坪(224m2)、高速モード時で約25分、低速モード時では約55分の作業量を確保している。

製品仕様はハンドル形状に応じて、Uハンドル MUR005G・ループハンドルMUR007G・2グリップMUR009Gの3機種で展開が行われる。

チップソー・各種アクセサリが標準付属。販売仕様は、バッテリBL4040・充電器DC40RAが付属するGRM仕様と本体のみのGZ仕様で販売される。

  • MUR005G(Uハンドル)
    • MUR005GRM 86,900円(税抜)
      充電器DC40RA・バッテリBL4040付属
    • MUR005GZ 57,800円(税抜)
      本体のみ
  • MUR007G(ループハンドル)
    • MUR007GRM 86,900円(税抜)
      充電器DC40RA・バッテリBL4040付属
    • MUR007GZ 57,800円(税抜)
      本体のみ
  • MUR009G(2グリップハンドル)
    • MUR009GRM 86,900円(税抜)
      充電器DC40RA・バッテリBL4040付属
    • MUR009GZ 57,800円(税抜)
      本体のみ

MUR005G 製品仕様(MUR001G比較)

製品名 MUR005G MUR001G
外観
草刈刃径 255mm
回転数 高速:0~7,000min-1
中速:0~5,500min-1
低速:0~4,600min-1
高速:0~6,500min-1
中速:0~5,300min-1
低速:0~3,500min-1
騒音値 96dB 86dB
動作電圧 36V
重量 5.3kg 4.4kg
寸法 1,870×665×460mm 1,815×660×450mm
ハンドル仕様 MUR005G:  Uハンドル
MUR007G:ループハンドル
MUR009G:  2グリップ
MUR001G:   Uハンドル
MUR002G:非対称Uハンドル
MUR003G: ループハンドル
MUR004G:   2グリップ

製品の特徴「30mLエンジン式に相当する高出力モデル」

MUR005Gシリーズは、40Vmaxシリーズでハイパワーモデルに位置する充電式草刈機です。

同時発売のMUR001Gは軽量・先端モータの25mL相当の充電式草刈機ですが、MUR005Gはハイパワー・後方モータ配置の30mL相当の充電式草刈機です。

重量比ではMUR001Gが4.4kgに対し、MUR005Gは5.3kgと1kg程重量が増加しています。

高速モード時では30mLクラスのパワーを備えており、エンジン式草刈機に匹敵する軽快な作業性を備えています

ただし、ハイパワーモータを搭載するMUR005Gの連続作業時間はMUR001Gの半分程度であり、エンジン式草刈機で行っている作業を完全に置き換えるには、PDC1200などのポータブル電源の使用が推奨されます。

後方配置で最適重心バランスのパワフルモータを搭載

MUR005Gでは、30mLクラスの出力を実現するためモータ後方配置構造を採用。

本体後方配置のモータによってコントローラとの強制冷却構造によって、連続作業に強くコンパクトなモータを実現しています。

30mL相当の高出力性能を備えたことで、充電式草刈機では難しかった山林の下草刈払作業にも対応します。

全ての操作が手元で可能「楽らくロングドライブモード」も搭載

草の密度に応じて自動変速、長時間の作業が行える楽らくロングドライブモードを搭載。

全ての操作が手元で可能、モード切替やカラミトリ機能・回転数制御も簡単に行えます。

キックバック時に刃物がストップ AFTを搭載

キックバック時の急激な回転数低下を検出して刃物を止めるAFTを搭載。

逆回転カラミトリ機能付

草が絡まって回転数が落ちた時に役立つ逆回転で草を除去するカラミトリ機能を搭載、作業が中断してもすぐに再開できます。

防水保護等級IPX4適合

雨の中でも運転可能な防水設計ウェットガード構造を搭載、防水保護等級はIPX4に適合するので屋外作業での急な雨にも対応できます。

タフロータリーも発売予定

スプリット式草刈機で登場したタフロータリーの草刈機版アタッチメントも近日発売予定。

ハサミ駆動による切断で安全・効率よく刈払作業に対応できます。

山林作業にも使える高出力モデルの充電式草刈機、軽いのも注目

充電式ながら30mLの高出力性を大きくアピールされているMUR005Gですが、出力・重量比に優れているのも大きなメリットです。

例えば、エンジン式草刈機で大きなシェアを獲得しているやまびこ製のRM350-2E(33.6cc)は乾燥質量約7.1kg、高出力エンジン作業機器を得意とするカーツ製のX335(32.6cc)でも乾燥質量約6.7kgです。これに対し、今回のMUR005Gはバッテリー込みで5.3kgと2kg近く軽量化されされています。

重量以外でも、燃料管理やメンテナンス、保管時の手間も考えなくてよい点なども含め、充電式草刈機は使い勝手に優れている製品です。気軽に使えて高出力のMUR005Gは、農地・緑地管理・山林作業の新たなスタンダートと成り得る製品でしょう。

もちろん、これらのエンジン式草刈機を置き換えるためには背負い式のポータブル電源PDC1200での使用が推奨されます。背負い式バッテリーの重量まで含めてしまうと直接比較できるレベルにはなりませんが、スライドバッテリー1本で済むような細かい作業で済むような作業であれば、充電式草刈り機が断然有利です。

現状、充電式園芸機器製品でトップを走るのはマキタです。今後の40Vmax園芸シリーズがどこまで拡充されるかにもよりますが、エンジン機器の充電式買い替えを考えている方は、マキタ40Vmaxを最初に検討してみるのが良いかもしれません。

この記事を書いた人

VOLTECHNO編集部
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