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マキタ新製品|充電式ランダムオービットポリッシャ PO500D

マキタ新製品|充電式ランダムオービットポリッシャ PO500D

株式会社マキタが2019年7月に発売するのは、コードレスポリッシャ「PO500D」だ。

これまでもカー用品メーカーなどから充電式のポリッシャーは販売されていたが、主要電動工具メーカーから発売されるポリッシャーは本製品が初となる。

今回はマキタ初の製品となる充電式ポリッシャについて紹介していこう。

本製品は発売直後の新製品になるため、ネット販売店や実店舗での販売もまだ限られている。早急に購入したい場合は最寄りのマキタ営業所やマキタ取扱店への問い合わせが必要だ。

車好きのマキタファンには必見「充電式ポリッシャ」

2019年7月にマキタが18Vリチウムイオンシリーズに新しく投入したのは125mm充電式ランダムオービットポリッシャ「PO500D」だ。製品としては2017年に発売されたPO5000Cの充電式モデルとなる。

電動工具を取り扱う大手工具メーカーとしては初となるリチウムイオンバッテリー動作のポリッシャで、ACコードやエアホースが不要となり取り回し性が大きく向上した製品となっている。

ポリッシャには様々な用途があるが、このPO500Dはカタログ記載の写真を見る通り、車の研磨に使うカーポリッシャの用途を想定した製品のようだ。コードやホースがあるポリッシャーだとゴムでボディを擦ってしまったりホースに足が引っかかる場合などもあるが、コードレスであれば快適に使用する事ができるだろう

傷取りから仕上げまで【2モード切替】

このPO500Dは「1台で傷取りから仕上げまでをこなすポリッシャー」をアピールしている電動工具だ。

動作は2モード切替となっており、強制的に回転する「ギアアクション」とフリー回転運動の「ダブルアクション」のモードがある。

「ギアアクション」は偏心運動に強制的な回転運動を加えた強制回転運動で、研磨力が強く強力に傷取りができる動作モードだ。一方の「ダブルアクション」は研磨力を抑える代わりに仕上がりを美しくでき、ワックスやつや出しに使う事ができる。

ちなみに、カタログ名のオービットとは偏心運動に回転運動が加わった研削機械にマキタが使う名称で、ランダムオービットとも表現している。同じような運動をしていても他社品では「ランダムサンダ」と呼称している場合もあり、メーカー毎に表現は微妙に異なるようだ。

トリガとダイヤルのダブル変速、仕上げモード付

AC電源のPO5000Cにない機能としてPO500Dに追加されたのは「仕上げモード」だ通常モードに加えてムラの出にくい作業が可能で、仕上げの最終工程などに使える機能のようだ。

通常モードにも豊富な変速機能が搭載されており、ダイヤルとトリガ引き量の2パターンで変速が可能となっている。最大回転数はダイヤルで調整し、細かい部分の研磨はトリガーで行うと良さそうだ。

製品仕様・セット販売・アクセサリ

充電式となったことで気になるのは重量だ。PO500Dの質量3.4kgはAC電源式のPO5000Cの2.8kgよりバッテリー分だけ重くなっているため、多少の重さは感じてしまうかもしれない。

しかし、実際にPO500Dを手に取った所、数値程の重量を感じる事はなかった。重量バランスが先端とバッテリーでうまく分散しており、扱いやすい位置に重心が来ていたためと考えられる。

アクセサリはPO5000Cと共通のものが使用できる。標準付属品のパッドは125mmだが、パッドを交換する事で100mmから150mmまでの径に対応する事が可能だ。

PO500Dの販売は、バッテリー充電器が付属したPO500DRGと本体単体のPO500DZの2パターンで展開されている。

連続運転時間15分と短いのが気になるが、充電式の利点は十分

今回のPO500Dは既に販売していたPO5000Cをほぼそのまま充電式モデルにした製品で、マキタのコードレスシリーズのラインナップ強化の一環となる製品なのだろう。

車の愛好家からしたらポリッシャは喉から手が出る程欲しくなる製品だが、従来のAC式ではコンセントを引っ張る手間もありなかなか敷居の高い製品だ。しかし、今回のPO500Dはコードレスで外でも使いやすくなった事に加え、防水機能aptにも対応したことで個人ユーザーにも取り扱いやすい製品となっている。

クリーナーなどとも合わせて、車に限らずシンクなども磨く家のメンテナンス工具として使うこともできるだろう。

欠点と言えそうなのは連続運転時間が15分と短めな点だろうか。車のサイズにもよるが、傷取りから仕上げワックスまで1充電で全ての作業を完了するのは難しいかもしれない。セット品もDRGでバッテリーが1つしかないので、実際の作業では予備バッテリーが必須となりそうだ。

本格的な夏の到来直前にマキタは怒涛の新製品ラッシュに入ったようだ。今月中にはもう1つ新製品が販売されるとの情報もあり、2019年夏のマキタ新製品ラッシュから今後も目は外せないようだ。

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