マックス AK-1270E3 コンプレッサーを発売、45気圧コンプの極致

インダストリアル機器を製造･販売するマックス株式会社（東京都中央区）は、2020年10月に新型の建築用高圧コンプレッサーAK-1270E3を発売する。低圧域(0.5MPa)の吐出量を14%向上、消音エアフィルターを標準搭載、操作パネルの改善を加えたマイナーチェンジモデル。

高圧エアコンプレッサー AK-1270E3

インダストリアル機器を製造･販売するマックス株式会社（東京都中央区）は、2020年10月12日に新型の建築用高圧コンプレッサーAK-1270E3を発売する。

AK-1270E3は、建築用45気圧高圧コンプレッサーの新型モデルで低圧域(0.5Mpa)での吐出量14%アップ、消音エアフィルターの標準装備、シンプルな操作パネルへの変更など、従来機種AK-1270E2シリーズのマイナーチェンジモデルとなる。

MAXコンプレッサーが強みとするベクトル制御モータや振動低減構造により、コンプレッサー動作動作音は静音モードで55dBの低騒音を達成。AIモードの搭載により運転時間や消費電力の削減、長寿命化など自動制御運転機能も搭載。

販売仕様は、高圧弁×4のAK-HH1270E3と高圧弁×2/通常圧弁×2のAK-HL1270E3で展開。さらにタンクを増設した27Lタンクモデルも合わせて販売。赤黒カラー展開も含めると計8仕様が販売される。

製品名	AK-HL1270E3	AK-HH1270E3
用途	通常圧･高圧減圧弁搭載	高圧減圧弁のみ
減圧弁の圧力調整範囲	減圧弁（H） 0.1〜2.45MPa×1 減圧弁（L） 0.1〜0.83MPa×1	減圧弁（H） 0.1〜2.45MPa×2
圧力制御範囲	静音モード：ON圧約2.5MPa、OFF圧約3.0MPa AIモード：約2.5～3.9MPa、OFF圧約2.9～4.4MPa ハイパワーモード：約3.9MPa、OFF圧約4.4MPa
モータ	ブラシレスDCモータ1,200W
電源	AC100V(50/60Hz)
負荷電流	静音モード：12A AI,ハイパワーモード：15A
実吐出量	静音モード：50ℓ/min（2.5MPa時） AIモード：80ℓ/min（2.5MPa時）ハイパワーモード：90ℓ/min（2.5MPa時）
理論吐出量	静音モード：127ℓ/min（2.5MPa時） AIモード：194ℓ/min（2.5MPa時）ハイパワーモード： 238ℓ/min（2.5MPa時）
エアタンク容量	11ℓ、16ℓ、22ℓ、27ℓ
リリーフバルブの設定圧力	約4.6MPa（エアタンク部）
質量	通常モデル：16kg タンク増設：22kg
寸法	（H）350×（W）345×（L）590mm
カラー	レッド・ブラック

ハイパワーモード
モータの回転数を上昇させ、吐出量従来機比12％アップの90リットル(2.5MPa時)を実現(AK-1270Eのパワーモードとの比較)。最初から大量にエアを使いたい作業におすすめ。
AIモード自動制御運転(PAT.P)
「無駄の無い運転」で「作業に最適なエア量」を溜める。低圧から最高圧までフルレンジで自動切替！運転時間や消費電力を削減し、コンプに負担をかけない高耐久につながるモード。
静音モード
特に運転音を気にする早朝・夜間・休日やリフォーム作業におすすめ。

ブレーカー落ち低減モード
多数の工具を使用しブレーカー落ちが発生しやすい状況の時に、機械の運転を制御しブレーカー落ちを軽減。
防犯アラーム
作業中、本体の電源プラグが抜ける、抜かれた時、またブレーカーが落ちた時にアラームでお知らせ。
いっぷくタイマアラーム
休憩時間や昼休みなど、コンプを動かしたくない時に一定時間運転を停止。設定時間経過後は、電源を自動でONにさせアラームが鳴り、作業開始をお知らせ。
カスタムモード
停止圧・起動圧を任意で設定、自分仕様のコンプレッサにカスタマイズ可能。
カレンダー機能
カレンダーに施工記録を写真と文章で残しておくことが可能。スケジューリング機能も搭載。