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ミルウォーキー PACKOUTをアメリカから預入荷物で日本に持ち帰るまでの記録

ミルウォーキー PACKOUTをアメリカから預入荷物で日本に持ち帰るまでの記録

アメリカのThe Home DepotでPACKOUTを買いました

2025年7月にミルウォーキーツール・ジャパン合同会社様のお誘いでMilwaukee Tool本社に訪問しに行った際に、PACKOUTを購入しました。

筆者はSystainer規格のストレージであるマックパックやHiKOKI システムケースを使用していますが、手工具や資材類が増えてくると引き出し構造のドロワーストレージが欲しくなっていました。そのため、ドロワーがある新しいストレージの購入を考えていたのですが、今回のアメリカ訪問でミルウォーキー PACKOUTシリーズを購入することに決めました。

一応、国内でもミルウォーキーツール・ジャパン正規輸入品のPACKOUTが買えるのですが、アメリカだと日本の正規品よりも少し安く購入できます。同伴していたミルウォーキーツール・ジャパンの方的には日本の正規販売品を買って欲しい感じでしたが、「日本に帰ったらPACKOUT買い足すので!」と言って流してもらいました。

そんなわけで、今回の記事はMilwaukee Tool本社訪問の最終日のアメリカで買ったPACKOUTを日本に持ち帰るまでの記録です。

購入したPACKOUTをホームセンターから持ち運ぶ様子。ちなみに購入したのはPACKOUT ディープオーガナイザー (48-22-8432)
ホテルのエントランスで受付に並ぶPACKOUT。Milwaukeeから記念に頂いたPACKOUT真空ボトル (48-22-8396R)を早速装着している。

PACKOUTとシカゴの街中を歩く

ミルウォーキー本社訪問ツアーの最終日は、午前中は自由時間で各人自由にシカゴ市内を行動する時間でした。アメリカのホームセンター事情は十分満喫したので、最終日は一人気ままにシカゴ市内を見て回ることにしました。

シカゴの定番観光スポットと言えばシカゴ美術館です。ちょうど、ホテルから徒歩で15分のところに美術館があるので、美術館までのシカゴ市内の道のりをふらふら歩くことにしました。

街中で目についたのが、シカゴの街中でPACKOUTギアを身に着けている人です。現場の人の出勤途中なのでしょうが、Milwaukeeのバックパックや電動工具を持ち歩いている人をよく見かけました。特に、PACKOUTに関しては日常でも使えるブランドとしても浸透してるのかもしれません。

PACKOUT タフバックパック(48-22-8303)を普段使いしているアメリカ人。見た目も少しごつい程度のバックパックなので普段使いにしても良さそうだ。

そんな事を考えている筆者も街中でPACKOUTを持ち運んでいる一人です。

シカゴ美術館に入る前に、スタバで一息つくことにします。

頼んだのはストロベリー抹茶フラペチーノです。日本の抹茶フラペチーノに比べてかなり甘さが控えめの味でした。

病院併設のスタバで工具箱を持ち込んでスタバを飲む日本人。

そんなわけで到着したのがシカゴ “現代” 美術館です。

実は、筆者はシカゴ美術館とシカゴ現代美術館を素で間違えていて、入館して30分くらいは「今の特別展は現代美術かな、常設展はどこにあるんだろう」と思っていました。間違っていたことに気付いた後では、後頭部に外科手術でカメラを埋め込んで一年間生活していた人の記録やサダムフセイン像を宇宙に打ち上げる現代美術を見ていました。

PACKOUTを持って空港へ、預け荷物で搭乗

自由時間も終わって空港に到着しました。いよいよアメリカで買ったPACKOUTを飛行機に持ち込む時間になりました。

一応、今回購入したPACKOUTはサイズ的に持込手荷物にもできたのですが、せっかくなので預け荷物にしてみました。PACKOUTの中には一緒に買ったビットセットなどを入れています。ちなみに、筆者は昔海外出張に行った時、ピンセットを機内持ち込みにしたら危険物として没収された経験があるので、金属製の細長いものは全て預け荷物にしています。

ANAカウンターの前にある手荷物サイズ確認棚に今回買ったPACKOUTを置いてみた。ディープオーガナイザー (48-22-8432)は持込手荷物サイズピッタリなので、預け荷物にしなくても機内に持ち込めるようだ。

カウンターでPACKOUTを渡すと、何事も無く預け荷物として手続きしてくれました。

と思ったら、預けた後に筆者のPACKOUTだけ何故かカウンターの外に出されて放置されてました。

「え、なんで?これ本当に大丈夫なの?」と聞いたら「(大丈夫、後で持ってくわよ)」と言っていたのでとりあえず信じることにします。

日本に帰国、預け荷物の受け取り口からPACKOUT

最後にちょっと不安になったPACKOUT預け荷物でしたが、無事に羽田の預け荷物受け取り口からPACKOUTが出てきました。

スーツケースと一緒に出てくる工具箱

預け荷物に入れると荒く扱われることも多いのですが、そこは工具資材を入れるPACKOUTです。割れや欠けも無く帰ってきました。

ちなみに、PACKOUTはラッチ2つだけのフタ固定なので何かの拍子で外れて飛び出ないかと少し心配していましたが、ラッチが外れた様子はなさそうでした。不安なら、PACKOUTを預け荷物に入れる前にベルトを巻くのが良いかもしれません。

そんなわけで、アメリカで買ったPACKOUTをハンドキャリーできることが証明できました。今回、トラブルにならないように持ち運びやすいPACKOUT ディープオーガナイザーにしたのですが、もっと価格の高いPACKOUTドロワーを買っても良かったかもしれません。

PACKOUTを受け取るところを今回のツアー参加者全員で見守った後、皆さんに挨拶をしてMilwaukee Tool本社訪問ツアーは解散となりました。

解散後、自宅には直接帰らず、羽田空港から筆者の事務所までシェアサイクルを借りてPACKOUTを置きに行くことにしました。

小雨の降る夜でしたが、PACKOUTは防水性能もあるので安心して持ち運べます。

今回、PACKOUTを持って飛行機に乗ってみましたが、特に問題なく持ち帰ることができました。機内持ち込みや預け荷物のサイズにさえ気を付ければ、工具を持って飛行機に乗る際にPACKOUTを使うのは結構良い方法ではないかと思っています。

航空会社にも寄りますが、PACKOUTキャリー式ツールボックスの3辺合計は約150cmなので、ほとんどの航空会社が定める158cm~203cmに収まるので、工具一式を入れるには十分なサイズ感となっています。あとは、バッテリーをPACKOUTディープオーガナイザーに入れて機内持ち込みにすれば、PACKOUT2つを飛行機に持ち込めて、現場に持っていける算段になります。

実際、飛行機で遠くの現場に行く機会がある方も少なくないと思うので、飛行機での工具持ち運びの選択肢としてPACKOUTを活用するのも一つの選択肢かもしれません。

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