
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2025年9月に40Vmaxシリーズの充電式フラットヘッドグラインダ GA056Gを発売する。薄型ヘッド構造で先端アクセス角度39°によって狭所の研削作業を容易に実現する。対応ディスク径は125mmでナット固定方式。本体標準小売価格は54.200円(税別)
マキタ 充電式フラットヘッドグラインダ GA056G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、40Vmaxバッテリに対応する充電式フラットヘッドグラインダ GA056Gを発売しました。

GA056Gは、マキタ初のフラッドヘッドグラインダです。
フラットヘッドグラインダとは、先端ヘッド部の形状が通常のグラインダよりも長く薄くなっているのが特徴のディスクグラインダです。先端アクセス角度39°で狭所作業を行いやすい形状になっています。
対応ディスク径は外形125mmに対応しており、回転数は3,000~8,500min-1の範囲で変速が可能です。
販売仕様は、本体のみのGA056GZで販売します。

- GA056GZ 本体のみ 希望小売価格54.200円(税別)
製品仕様 (通常モデル GA020G比較)
| 製品名 | GA056G | GA020G |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| ディスク径 | 125mm | 125mm |
| 無負荷回転数 | 3,000~8,500min-1 | 3,000~8,500min-1 |
| スイッチ | パドルスイッチ | パドルスイッチ |
| 無線連動 | 非対応 | 非対応 |
| バッテリー | 40Vmax | 40Vmax |
| 防水保護等級 | IPX6 | IPX6 |
| 重量 | 2.9kg (BL4025装着時) | 3.2kg (BL4040装着時) |
| 寸法 | 471×140×121mm | 418×140×169mm |
| 本体価格 | 54,200円(税別) | 39,200円(税別) |
| 販売年月 | 2025年09月 | 2020年5月 |
製品の特徴
「フラットヘッドタイプの充電式ディスクグラインダ」

GA056Gは、長くて薄い先端ヘッドを搭載した充電式のフラットヘッドディスクグラインダです。
一般的なディスクグラインダと異なるヘッド部の薄さが特徴で、狭所の研削作業に特化した仕様となっています。先端アクセス角度は39°まで対応しており、45度で溶接した角パイプの研削作業も簡単に行えます。

ホイールカバーはツールレスで調整・着脱が容易
ホイールカバーは解除レバーを押すだけで調整・着脱が可能なツールレス構造を搭載。ワンタッチで角度調整やホイールカバーが交換できます。
切断砥石用ホイールカバーも別売

別売で切断作業用の切断砥石用ホイールカバーも同時発売します。
切断砥石用カバーを使わなくても切断砥石は装着できますが、安全衛生法で切断砥石を使用する際には専用カバーの装着が義務付けられているので、切断砥石を使用する際には必ず購入しましょう。
防水保護等級IPX6に適合

防水保護等級IPX6に適合、屋外使用での急な雨天時でも安心して使用できます。
あまり馴染みの無いフラットヘッドだが海外市場では普及している製品
フラッドヘッド形状のディスクグラインダは日本国内では見かけない製品ですが、海外市場では独metabo社の製品を中心に普及している製品です。
展示会で実機に触れる機会があり実際に操作させてもらいましたが、意外なほどフィーリングが良く、フラットヘッド化による若干の全長の長さもほとんど気になりませんでした。これは、先端が若干長くなったこととバッテリ重量のつり合いが取れて重心が中心に寄ったことで使い勝手が良く感じたのかもしれません。
正直なところ、HiKOKIがmetabo製品をマルチボルト対応化した製品を発売するのが先だと思っていましたが、基本的に数が出ない製品なのでマーケットを大きく取れるマキタが先に国内発売することになったのは仕方のない事なのかもしれません。

主な用途的には45度に溶接した金属部品の隅の研削に使用するディスクグラインダです。それ以外にも狭い部分全般に活用できる製品ですが、ほとんどの作業は通常のディスクグラインダで対応できてしまうので、明確にフラットヘッドでないと対応できない作業を行う際に購入を検討する製品になりそうです。
ネックとしては価格面になります。類似仕様のGA020Gに対して1万円以上高価な価格設定の製品なので、価格的な事情や実際の使用シーンを考えると、常に使うシーンが想定される設備屋さん中心の販売になると考えられます。
日本市場的には100mm仕様の製品展開が望まれるところですが、海外需要中心の製品であり国内需要が未知である点、100mm仕様にすると先端アクセス角度の現仕様である39°よりも大きくなってしまう点から、100mm仕様の展開は望み薄ではないかなと予想しています。
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