米Impact Train Hornsは電動工具にトレインホーンを装着した充電式トレインホーンの販売を2022年4月から開始する。インパクトハウジングにトレインホーンを搭載し電動工具用バッテリーで動作する。音圧レベルはクアッドホーン仕様で最大165dB。
当記事で解説する製品は株式会社マキタおよびその関連企業が取り扱う製品ではありません。株式会社マキタ及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控えください。
目次
Makita Dual Train Horn & Quad Train Horn
米Impact Train Hornsは、充電式電動工具にホーンを装着した充電式トレインホーンの発売を2022年4月からオンラインストア上で開始しました。
充電式トレインホーンは北米地域で展開する主要電動工具メーカーの電動工具に列車警笛 トレインホーンを装着し、片手で持てるサイズながらも最大165dBの警笛音を出せるようにした騒音工具です。
マキタバッテリー対応の充電式トレインホーンでは、150dBのMakita Dual Train Horn仕様と165dBのMakita Quad Train Hornの2仕様を展開しており、どちらもマキタ18Vバッテリーで動作します。
Impact Train Horns公式サイト上から購入が可能です。
製品仕様
製品名 | Makita Dual Train Horn | Makita Quad Train Horn |
---|---|---|
外観 | ||
音圧レベル | 150dB | 165dB |
製品母体 | Makita XPH12 | |
対応バッテリー | マキタ18Vバッテリー | |
本体価格 | $185.00 USD | $240.00 USD |
販売年月 | 2022年4月 | 2022年4月 |
製品の特長
「165dBの大音量を巻き散らす充電式の騒音工具」
充電式トレインホーンのクアッドホーン仕様品は最大165dBの警笛音を鳴らすことができます。
音圧の目安としては、130dBが肉体的な苦痛を感じる限界であり、150dBで鼓膜が損傷するとされています。169dBでは衝撃波級になり窓ガラスを破損する場合もあるそうです。
この充電式トレインホーンは165dB仕様なので、人体に対して物理的・心理的・生理的な大きな悪影響を与える可能性があります。
マキタ以外の主要北米電動工具ブランドでも製品展開中
北米地域はDIYの本場なこともあり、日本以上に多種多様な電動工具メーカーが製品展開を行っています。
Impact Train Hornsは北米地域の主要な電動工具ブランドに対応する充電式トレインホーンを販売していますが、日本国内でも販売を行っている北米地域の電動工具ブランドはマキタ・ミルウォーキー・DeWALTの3社です。(北米RYOBIと日本の旧RYOBIは異なるブランドなので注意しましょう)
充電式トレインホーンを購入を検討しているのであれば、バッテリー入手性の関係上マキタ品がおすすめです。
ジョークグッズの域は超えているが、使い道はあるはず
Impact Train Hornsは活動の理念として「人々が愛し、笑顔を浮かべる素晴らしい製品を作る」を掲げています。
公式SNS上のコメントを覗いてみると「可能性がある」「今までで最高の$185!」「地獄のようにうるさいけど大満足!」「全ての人間の目を覚ますために必要だ」など、ポジティブなコメントが寄せられており、人々に愛され笑顔にしている製品であることは間違いないようです。
とは言え充電式トレインホーンはジョークグッズの域を超えた大音量を出す製品なので、人に向けて使うことだけは避けた方が良いでしょう。もちろん街中で不必要に鳴らすのも厳禁です。
普段165dBを必要とするシーンはなかなか無いとは思いますが、持ち運べる警笛や狩猟アウトドアの熊避け・イベント・船舶備品など、使い道さえ適切であれば活用できる場所もあるかもしれません。