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2021年8月30日

ヤマダコーポレーション EG-400BⅡ マキタバッテリーが使えるグリースガン

ヤマダコーポレーション EG-400BⅡ マキタバッテリーが使えるグリースガン

産業用整備機器の製造・販売を手掛ける株式会社ヤマダコーポレーション(本社:東京都大田区)は、2018年12月にマキタ スライド10.8Vで動作する電動グリースガン「EG-400B」を販売しました。従来の「EG-400B」から駆動時間が大幅に伸び、吐出量と吐出圧が大幅に向上したモデルです。

ヤマダコーポレーション 電動グリースガン「EG-400B Ⅱ」

産業用整備機器の製造・販売を手掛ける株式会社ヤマダコーポレーションは、2018年12月にリチウムイオンバッテリーで動作する充電式グリースガン「EG-400B Ⅱ」を発売しました。

EG-400B Ⅱはリチウムイオンバッテリーで動作する420mL蛇腹カートリッジ対応グリースガンです。建設現場や農機具に対する効率化・高所等での取り回しに優れており、電源・エアソースのない現場でも手軽にグリースアップ作業を行えるのが特徴です。

グリースガンとは

機械に潤滑のためのグリースを注入(注油)するときに用いる工具。グリースガンの注油口金を、機械側に設けられたグリースニップルに圧着もしくは噛み合わせて使う。

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製品の特徴「マキタ スライド10.8V対応グリースガン」

EG-400B Ⅱの特徴は、マキタの10.8Vスライドリチウムイオンバッテリーシリーズ CXTのバッテリーを採用している点です。マキタのスライド10.8Vシリーズとバッテリー共通で使用できます。

リチウムイオンバッテリーの搭載によって、従来モデルの「EG-400B」から駆動時間が約28分に大幅に伸び、吐出量と吐出圧もアップしています。

・ロックカプラー標準装備

EG-400B Ⅱでは先端部を簡単に着脱できるロックカプラーが標準装備になりました。

・スタンド機能付き

スタンド機能付きで地面に置いて使用も可能

・栓抜きバルブ付き

栓抜きバルブ付きでニップルとの着脱が容易です。

・ノズルホルダー搭載

ノズルホルダーによって持ち運び・収納時にノズルが邪魔になることを防ぎます。

EG-400B Ⅱ製品仕様

製品名EG-400B Ⅱ
外観
製品番号855004
吐出圧力40MPa
吐出量96g/min
グリース容量400g
(蛇腹式カートリッジ専用)
電圧10.8V
最大出力400W
駆動時間約28分
1充電作業量約8本
寸法285×379mm
重量約4kg

建設・車体整備に活用、マキタユーザーは要チェックの1台

電動グリースガンは、スピードを求められる注油作業の効率化、冬場などで硬化したグリース、作業が行いにくい場所での注油など、手間や時間を大幅に軽減する工具です。

EG-400B Ⅱはマキタの充電式シリーズのラインナップにない製品なので、建築・車体整備などにマキタ製品を使用しているユーザーであればメンテナンス工具として一見の価値がある製品です。近年のマキタは園芸・農業方面にも製品ラインナップを充実させているため、農作業には欠かせないトラクターやフォークリフトへのグリースアップ工具としてマキタシリーズの強さも補完できます。

バッテリーそのものはマキタのBL1040Bと共通ですが、EG-400B Ⅱの最大出力は400Wと高出力を必要とするので、2パラ構成バッテリーのBL1040Bを使用するのが無難でしょう。1パラ構成の1.5AhバッテリーのBL1015を使用すると、バッテリーの寿命に影響を与えてしまう可能性があります。

10.8Vスライドのほか、AC100VのEG-400AⅡや、24V動作のEG-400Dも展開しており、そちらもマキタ製品を母体としているグリースガンです。マキタユーザーの方はグリースガンもマキタカラーに染めてみるのもどうでしょうか。

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