
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年6月にLXTベーシックシリーズ 充電式インパクトレンチ TW210Dを発売する。マキタ18Vバッテリに対応する低価格モデルながらも最大締付けトルク 250N・m仕様で自動車タイヤ等のボルト締め作業に対応する。希望小売価格は29,000円(税抜)
目次
マキタ 充電式インパクトレンチ TW210D
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2026年7月にLXTベーシックシリーズ マキタ 充電式インパクトレンチ TW210Dを発売します。

TW210Dは、マキタ 18V LXTベーシックシリーズの充電式インパクトレンチです。
全長130mmの使い勝手に優れたサイズ感ながらもハイパワーブラシレスモータ搭載による最大締付けトルク250N・m仕様を備えており、自動車タイヤ等のボルト締めに対応します。
付属のバッテリ充電器は、2025年にシリーズ展開が始まったベーシック18Vバッテリーが付属しており、コンパクトな2.0Ahバッテリが付属します。
販売仕様は、バッテリ充電器ケースが付属するDF491DBで販売します。

- TW210DB バッテリBLB182・充電器DCB18WA・ケース付属 希望小売価格29,000円(税抜)
TW210D製品仕様 (マキタ18V充電式インパクトレンチ比較)
| 製品名 | TW210D | TW300D | MTW001D |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
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| 締付能力 | 普通ボルト:M5 – M16 高力ボルト:M5 – M14 |
普通ボルト:M10 – M20 高力ボルト:M10 – M16 |
普通ボルト:M5 – M16 高力ボルト:M5 – M12 |
| 最大締付トルク | 250 N・m | 300N・m | 200 N・m |
| モータ | ブラシレスモータ | ブラシレスモータ | ブラシモータ |
| 先端形状 | 12.7mm | 12.7mm | 12.7mm |
| 無負荷回転数 | 0~2,300 min-1 | 最速 0~3,200 min-1 強 0~2,600 min-1 中 0~1,800 min-1 弱 0~1,000 min-1 |
0~2,300 min-1 |
| 打撃数 | 0~3,200 min-1 | 最速 0~4,000 min-1 強 0~3,400 min-1 中 0~2,600 min-1 弱 0~1,800 min-1 |
0~3,000 min-1 |
| 振動3軸合成値 | 8.0 m/s2 | 12.5 m/s2 | 6.8 m/s2 |
| 防水防じん | × | APT | × |
| バッテリ | 18V | 18V | Light 18V |
| 重量 | 1.2kg(バッテリ含む) | 1.8kg(バッテリ含む) | 1.4kg(バッテリ含む) |
| 寸法 | ヘッド全長:130mm | 144×81×246mm | ヘッド全長:176mm |
| 本体価格 | TW210DB : 29,000円(税抜) | TW300DZ:27,900円(税抜) | MTW001DSA:29,000円(税抜) |
| 販売年月 | 2026年7月 | 2020年3月 |
製品の特徴
「ブラシレスモータ搭載の低価格18V充電式インパクトレンチ」

TW210Dはブラシレスモータを搭載しながらも、バッテリ・充電器・ケース付きで希望小売価格で29,000円に抑えた18V充電式インパクトレンチです。
最大締付けトルク250N・m、全長130mmの扱いやすいサイズで、自動車タイヤ等のボルト締めなどの作業にも選びやすいモデルです。
各ドライブ12.7mmで幅広いソケットに対応

角ドライブ12.7mmを採用し、一般的な1/2インチ角のインパクト用ソケットに対応します。
自動車整備や設備作業など、ソケットの購入も容易で既存のソケット資産を活かしやすい仕様です。
付属のベーシック18Vバッテリーはマキタ18Vバッテリと互換性あり

LXTベーシックシリーズに付属するBLB182バッテリは、18V-2.0Ahのスリムサイズのリチウムイオンバッテリーです。
このバッテリーは現行のマキタ18V LXTシリーズにも装着使用できるので、BLB182バッテリで全406モデル(2026年6月時点)のマキタ18V電動工具に使用できます。
HiKOKI コードレスインパクトレンチ FWR18DFとの比較

競合するDIYモデルの18V充電式インパクトレンチとしてはHiKOKI コードレスインパクトレンチ FWR18DFが挙げられます。
FWR18DFはブラシモータ採用の162N・m仕様で軽作業向けのモデルとなっているのが特徴です。
さらに、タイヤ交換用の薄型ロングソケット2種が付属しており、FWR18DFを購入すればすぐにタイヤ交換に使用できるのが大きな大きな利点となっています。
マキタ TW210Dはタイヤ交換用のソケットこそ付属していませんが、ブラシレスモータ採用の250N・m仕様によってタイヤの固着したボルトも効率よく取り外せるのが特徴です。その分、パワーが強くボルトにダメージを与えてしまう可能性もあるので注意は必要かもしれません。
自動車タイヤ交換などのDIY向けインパクトレンチとしては、手軽さではHiKOKI FWR18DFが優れていますが、価格と性能では今回のマキタ TW210Dが優位であり、作業用のソケットを低価格で用意できればTW210D一択と言えそうです。
| 製品名 | TW210D | FWR18DF |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| 締付能力 | 普通ボルト:M5 – M16 高力ボルト:M5 – M14 |
普通ボルト:M6 – M16 高力ボルト:M6 – M12 |
| 最大締付トルク | 250 N・m | 162N・m |
| モータ | ブラシレスモータ | ブラシモータ |
| 先端形状 | 12.7mm | 12.7mm |
| 無負荷回転数 | 0~2,300 min-1 | 0~2,300 min-1 |
| 打撃数 | 0~3,200 min-1 | 0~3,200 min-1 |
| 振動3軸合成値 | 8.0 m/s2 | 9.6 m/s2 |
| 防水防じん | × | × |
| バッテリ | 18V | 18V |
| 重量 | 1.2kg(バッテリ含む) | 1.4kg(バッテリ含む) |
| 寸法 | ヘッド全長:130mm | 177×228×28mm |
| 本体価格 | TW210DB : 29,000円(税抜) | FWR18DF(BG):36,300円(税抜) |
| 販売年月 | 2026年7月 | 2022年1月 |
低価格なマキタ18Vインパクト、用途としては車のタイヤ交換がメイン
今回のTW210Dは、2025年から展開が始まったベーシック18Vシリーズの製品です。同シリーズは全体的にやや地味な印象もありますが、TW210Dは性能と価格のバランスに優れており、スペック面ではプロ向け用途にも対応できる製品と言えそうです。
注意点としては、ホーム用の充電式インパクトレンチに付属している乗用車向けのソケットが付属していないので、買ってすぐに作業できないのは注意が必要です。この点は、購入時に別途ソケットを購入するようにしておきましょう。
プロ向け18VモデルでTW210Dに近い製品としてはTW300Dが挙げられますが、単純なインパクトレンチとして見れば、ホーム用電動工具モデルであるTW210Dでも十分実用的な性能を備えていると考えられます。
もちろん、インパクトレンチとしての粘り強さや正逆転オートストップモードなどの付加機能は備えていませんが、低価格ながら性能に優れた充電式インパクトレンチとして活用できそうです。
付属するバッテリはベーシックシリーズのBLB182ですが、プロ向けのマキタ18Vシリーズにも対応している点は重要なポイントです。BLB182バッテリは高負荷な製品には向かないものの、クリーナやライトなど本体のみで販売されているマキタ製品をあわせて購入するのもよさそうです。
ベーシック18Vシリーズの中の例に漏れず地味なカテゴリの製品ではあるものの、TW210Dは同シリーズで最も実用性に優れたモデルと言えるかもしれません。







(4.5 / 5)















