
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年7月に40Vmaxシリーズの充電式チェンソー MUC032Gを発売する。エンジン式35mL相当クラスのリアハンドルモデルで特殊伐採などの重負荷作業に対応しながらもクラス最軽量の3.9kgボディを実現した。本体標準小売価格は79,300円(税別)から
目次
マキタ 充電式チェンソー MUC032G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、40Vmax充電式チェンソー MUC032Gを発売します。

MUC031Gは、マキタ40Vmax充電式チェンソー エンジン式35mL相当のトップハンドルモデルです。
35mLエンジン式クラスで重負荷作業に対応しながらも、クラス最軽量3.9kgの軽量ボディと最適バランス設計によって、縦向き、横向きの切り返し時のストレスを軽減し、特殊伐採にも対応する快適な作業性を実現します。
エンジンを超える加速性とリトリガ不要で素早く再起動できる仕様や、新型スイッチと高光度LEDによる優れた視認性によって操作周りも使い勝手が大きく向上しています。
1充電あたりの作業量は、BL4040Fバッテリ装着時でΦ300mm杉丸太切断で約25本の切断作業に対応します。
販売仕様は、バッテリ・充電器が付属するガイドバー長350mm仕様のMUC032GRUと、本体のみ仕様でガイドバー長300mm仕様 MUC032GZR1、350mm仕様 MUC032GZR2、400mm仕様 MUC032GZR3で販売します。

- MUC032GRU バッテリBL4040F・充電器DC40RA付属 希望小売価格130,700円(税抜)


- MUC032GZR1 ガイドバー300mmセット・本体のみ 希望小売価格79,300円(税抜)
- MUC032GZR2 ガイドバー350mmセット・本体のみ 希望小売価格81,600円(税抜)
- MUC032GZR3 ガイドバー400mmセット・本体のみ 希望小売価格83,900円(税抜)
MUC032G製品仕様 (40Vmax エンジン35mLトップハンドル MUC027比較)
| 製品名 | MUC032G | MUC027G |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| ハンドル | トップハンドル | リアハンドル |
| 相当排気量 | 35mL | 35mL |
| ガイドバー長 | 300mm (80TXL-51E) 350mm (80TXL-59E) 400mm (80TXL-64E) |
300mm (80TXL-51E) 350mm (80TXL-59E) 400mm (80TXL-64E) |
| チェーン形式 | 80TXL | 80TXL |
| チェーンスピード | 0~25.0m/s | 0~25.5m/s |
| 防水 | IPX4 | IPX4 |
| バッテリー | 40Vmax | 40Vmax |
| 重量 | 3.9~4.0kg | 4.7~5.2kg |
| 寸法 | 570~675×193×219mm | 686~792×219×271mm |
| 販売価格 | 79,300円(税別)~ | 71,300円(税別)~ |
| 販売年月 | 2026年7月 | 2024年3月 |
製品の特徴
「トップハンドル構造のエンジン式35mL相当充電式チェンソーが登場」

MUC032Gは、マキタ40Vmaxシリーズのエンジン式35mLクラスの充電式チェンソーです。
チェーンスピード25.0m/sのエンジン式同等の優れた性能を持ち、最長400mmのガイドバーによって太径の枝払いも軽快にこなす製品能力を搭載しています。
トップハンドル構造によって通常の切断作業はもちろんのこと、枝打ちや剪定作業といった多用途に使えるのが特徴のモデルとなっています。
バッテリの取り付け位置もグリップ部に近い最適バランス設計によって縦向き、横向きの切り替え支持のストレスを低減し、手首の負担を軽減することで軽快な取り回しを実現しています。
クラス最軽量の3.9kgとバランス設計で取り回しが向上

エンジン式35mL相当の充電式チェンソーとしては、クラス最軽量の3.9kgボディを実現しています。
バッテリと手元を近づける最適バランス設計によって抜群の操作性を実現しており、優れた取り回し性とパワーで特殊伐採における幹の伐採などの作業も軽快に行えます。

ガイドバー長が異なる全4種の販売仕様をラインナップ

MUC032Gシリーズでは、ガイドバー長さやチェンソー形式、ガイドバー形式が異なる計6種の販売仕様で展開します。
バッテリ充電器が付属するマキタブルーのMUC032GRUを基本モデルに、作業用途に応じてガイドバー長が異なるレッドカラーの本体のみモデルもバッテリ充電器が付属するマキタブルーのMUC032GRUを基本モデルに、作業用途に応じてガイドバー長が異なるレッドカラーの本体のみモデルも購入できます
新型スイッチ操作パネルでスイッチ操作と確認が容易に

グローブ装着でも明瞭なクリック感を実現する新型スイッチを搭載。
製品状態が把握できるお知らせ高光度LEDランプで視認も容易です。
ロックしても「リトリガ」不要で素早く再起動

過負荷でロックしても、負荷を取り除けばトリガを引き直さずに再起動するリトリガ不要機能を搭載。
トリガを引いたまま再開できるので作業を効率化します。
クイック着脱フックでベルトの装着も容易

ベルトなどのカラビナに装着できるクイック着脱フックを搭載。
最適バランス設計によるバッテリ位置でフックのアクセスが容易になり、取付・取外しの取り回しが容易になりました。
トリガオンから素早く全速回転、エンジン式を超えるレスポンス

エンジン式を超える立ち上がりの速さでトリガオンから素早く全速回転。オンオフを繰り返す細かい連続作業も軽快にこなせます。
防水保護等級IPX4に適合

本体はIPX4に適合しており、雨の中でも運転可能な防水設計 WET GUARDを搭載。バッテリーと共に防水適合なので急な雨天の中でも使用できます。
ECHO BCS540T-35との製品比較

ガイドバー長350mm仕様でトップハンドル型の充電式チェンソーとしては、ECHO BCS540T-35が競合モデルとして挙げられます。
マキタ MUC032GとECHO BCS540T-35は、どちらも350mmのガイドバーと薄刃の80TXLソーチェンを採用した、プロ向けの充電式トップハンドルチェンソーです。ただし、製品の方向性には明確な違いがあります。
MUC032Gは、チェーン速度25m/sの高速切断と、バッテリーやガイドバーを含めて3.9kgという軽量性が特徴です。樹上で本体の向きを頻繁に変える作業や、細かな枝を連続して処理する用途では、取り回しの良さが大きなメリットになります。また、300mm、350mm、400mmの仕様を選べるほか、40Vmaxバッテリーをほかのマキタ製電動工具や園芸工具と共用できる点も強みです。
一方のBCS540T-35は、40cm³エンジン式クラス相当の出力と、大容量バッテリーによる長い運転時間を重視したモデルです。太い枝や硬い樹種を繰り返し切断する作業では、MUC032Gよりも負荷に対する余裕が期待できます。冷却構造やチェンオイル確認窓、脱落防止ナットなど、長時間の現場作業を意識した装備も充実しています。
ただし、BCS540T-35はガイドバーとソーチェンを除いた状態でもバッテリー込みで4.0kgあり、実際の使用状態ではMUC032Gより重くなります。樹上で長時間保持する場合には、この重量差が作業負担につながる可能性があります。
総合すると、軽さと機動性を優先するならMUC032G、重量が増えても太径材への対応力や連続作業性を重視するならBCS540T-35が適しています。両機は刃物構成こそ近いものの、MUC032Gは軽快に扱える高速切断モデル、BCS540T-35は高負荷作業に余裕を持たせたモデルと位置付けられます。
| 製品名 | MUC032G | BCS540T-35 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| ハンドル | トップハンドル | トップハンドル |
| 相当排気量 | 35mL | 40mL |
| ガイドバー長 | 300mm (80TXL-51E) 350mm (80TXL-59E) 400mm (80TXL-64E) |
350mm |
| チェーン形式 | 80TXL | 80TXL |
| チェーンスピード | 0~25.0m/s | – |
| 防水 | IPX4 | – |
| バッテリー | 40Vmax | ECHO50V |
| 重量 | 3.9~4.0kg | 2.2kg (乾燥質量) |
| 寸法 | 570~675×193×219mm | – |
| 販売価格 | 79,300円(税別)~ | 123,200円(税込) |
| 販売年月 | 2026年7月 | 2025年 |
取り回し重視のトップハンドル充電式チェンソー、軽量3.9kgが強い
MUC032Gは、35mLエンジン式クラスの切断性能を備えながら、350mm仕様で3.9kgというクラス最軽量を実現したトップハンドル充電式チェンソーです。
モーターやバッテリーを本体上部へ集約したコンパクトな形状により、樹上で本体の向きを変えながら行う枝払いなど、取り回しが求められる作業に強みがあります。太径の枝に対応できるパワーを確保しつつ、長時間の保持による負担を抑えられることが、本製品最大の特徴と言えます。
一方、2024年に発売した35mLクラスのMUC027Gは、前後に離れたハンドルを両手で保持するリアハンドルモデルです。
伐倒や玉切りなど、地上で本体を安定させながら切り進める作業に適しており、チェーン速度も25.5m/sと僅かに高速ですが、350mm仕様ではMUC032Gより重量があります。これに対してMUC032Gは、伐倒時の安定性よりもコンパクトさと機動性を優先した設計で、樹上作業や枝払いを中心とするユーザーに向いています。
両機は同じ40Vmaxバッテリーと80TXL薄刃チェンを使用する近い性能帯の製品ですが、MUC027Gは地上での伐倒・玉切り向け、MUC032Gは樹上での枝払い・特殊伐採向けという明確な使い分けができます。
35mLクラスのパワーと軽快な取り回しを両立したMUC032Gは、従来の小型トップハンドル機では能力不足を感じていたプロユーザーにとって有力な選択肢となりそうです。
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