電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は2021年2月に40Vmaxシリーズ アースオーガ DG001Gを発売する。DG001Gは18V×2本シリーズのDG460Gを40Vmaxバッテリーに対応したモデルでバッテリー1本で動作する。
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マキタ 充電式アースオーガ DG001G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは2021年2月に40Vmax 充電式アースオーガ DG001Gを発売する。
DG001Gは専用ドリルの装着でΦ100mmからΦ200mmまでの穴あけ作業に使用する電動工具です。柵の設営・樹木植え・現場仮設・造園作業まで幅広い穴あけ作業に対応します。
1充電当たりの作業量はBL4040バッテリー装着時でΦ100mm時で約135本、Φ150mm時で約100本、Φ200mm時で約65本。
販売仕様は、本体のみのDG001Gで販売する。
- DG001GZ 本体のみ 68,500円(税抜)
DG001G製品仕様 (18V×2シリーズ DG460D比較)
製品名 | DG001G | DG460D |
外観 | ||
チャック能力 | 2~13mm | |
無負荷回転数 | 高速:0 – 1,400min-1 低速:0 – 350min-1 |
|
バッテリー | 40Vmax | 18V×2 |
重量 | 7.3kg | 7.7kg |
寸法 | 842×605×199mm | 840×607×233mm |
本体価格 | 68,500円(税抜) | 68,500円(税抜) |
販売年月 | 2021年2月 | 2020年9月 |
製品の特徴「40Vmax対応で軽量化」
電源を40Vmaxバッテリ 1 つとすることで、バッテリ(BL4025)を含めた質量は 5.3kg と、上・横向き作業時などにおいて優れた取り回し性を発揮。
トルクリミッタ搭載、高負荷時にビットが停止
穴あけ中の過負荷を検知してビットの回転を停止するトルクリミッタを搭載。石や木の根のカミ込みによるロックやキックバックを防止します。トルクリミッタは低速モードのみ有効です。
正逆転切替機能を搭載
ドリルの回転方向を切り替えられる正逆転切替機能を搭載。地中に埋まって引き上げられなくなったビットもスイッチ操作だけで素早く抜き取れる便利な機能。
大径穴あけ作業にも対応
複数の穴をあけて土をほぐせばショベルでかき出しやすくなり、樹木も植えられるような大きな穴あけ作業も効率的に進められます。ショベルカー手配不要で狭い所での植生作業も効率化。
回転式ハンドル
速度に合わせた自動変速機能を搭載。軽負荷時はスピーディー、重負荷時には高トルクモードで動作。
防水保護等級IPX6適合
DG001G本体はIPX6の防水保護等級に適合。突然の雨でも本体・バッテリを守ります
バッテリー防水は魅力的、今後の園芸シリーズ拡充にも期待
今回のアースオーガは既販売品の18V×2シリーズ DG460Dとほとんど同仕様であり、40Vmaxバッテリーに対応させたモデルです。
現在、マキタの36V電動工具シリーズは40Vmaxと18V×2シリーズで競合が発生しているため、どちらを購入すればよいのか少し迷うところです。
製品ラインナップだけを考えたなら、18Vシリーズと共用できるDG460Dを選ぶのがおすすめです。しかし、40Vmaxの将来性を考えると製品拡充やバッテリーの高性能化の観点では期待できる製品シリーズで、マキタは園芸機器をエンジンから充電式にするとも明言しているため、将来的には40VmaxのDG001Gも十分アリな選択肢です。
特に、DG001Gに関しては、40Vmaxバッテリーが防じん・防水規格IP56にも適合しているため屋外でも安心して使用できる利点があります。
ただし、現在のマキタ開発傾向やバッテリー関連技術の動向を見る限り、あと数年は18V×2と40Vmaxで同仕様の並行展開が続くと予想されるため、DG460Dを選択しても実使用的に大きな違いはないと考えられます。手持ちでマキタ18Vバッテリーを所持しているなら、無難にDG460Dを選ぶのが良いでしょう。
ただし、今後マキタが40Vmaxシリーズの園芸方面の拡充次第によっては、40Vmax一択になると予想されます。
DG001Gまとめ
マキタ 充電式アースオーガ DG001G
VOLTECHNO製品評価 (4 / 5)
40Vmaxバッテリー対応の充電式アースオーガ
18V×2モデル | マキタ DG460D |
- 40Vmaxバッテリーで軽量化