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マキタ UP181D 充電式せん定ハサミを発売、18Vバッテリ直付の手軽さ重視モデル

マキタ UP181D 充電式せん定ハサミを発売、18Vバッテリ直付の手軽さ重視モデル

電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2025年9月に18Vシリーズの充電式せん定ハサミ UP181Dを発売する。本体にバッテリを直付する構造でせん定作業時の手軽さを重視したモデル。本体標準小売価格は59.800円(税別)

マキタ(Makita) 18V充電式せん定ハサミ UP181D
マキタ(Makita)
¥59,800 (税抜) マキタ標準小売価格

マキタ 充電式せん定ハサミ UP181D

電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、18Vバッテリに対応する充電式せん定ハサミ UP181Dを発売しました。

UP181Dは、マキタ18Vシリーズのバッテリ直付モデルの充電式せん定ハサミです。

従来モデル UP180Dのバッテリアダプタモデルと異なるバッテリ直付構造を採用しており、腰へのバッテリアダプタ装着が必要無くなったことで手軽に使えるようになったのが特徴のモデルです。

最大切断径はΦ30mmに対応しており、スリムバッテリBL1820B装着で1.1kgの軽量ボディと1充電当たり最大5,400本のせん定作業に対応します。

販売仕様は、本体のみのUP181DZで販売します。

  • UP181DZ 本体のみ 希望小売価格59,800円(税抜)
マキタ(Makita) 18V充電式せん定ハサミ UP181D
マキタ(Makita)
¥59,800 (税抜) マキタ標準小売価格

製品仕様 (従来モデル UP180D比較)

製品名 UP181D UP180D
外観
バッテリ装着 本体直付式 バッテリアダプタ式
切断径 10/18/25/30mm 10/18/25/30mm
バッテリ 18V 18V
重量 1.1kg
(バッテリ込み)
0.67kg
(ハサミ部)
寸法 300×75×113mm 296×40×99mm
本体価格 59,800円(税別) 103,600円(税別)
販売年月 2025年09月 2023年09月

 

製品の特徴
「バッテリ本体直付式の18V充電式せん定ハサミ」

UP181Dは、マキタ18Vシリーズの充電式せん定ハサミです。

バッテリが本体直付構造になったことで従来モデルのUP180Dによるバッテリアダプタが不要になり、作業者への装着がが不要になったことで手軽さを重視したモデルになっています。

スリムバッテリのBL1820Bの装着によってバッテリ直付構造ながらも1.1kgのボディを実現しており、最大切断径はΦ30mmで1作業辺りの作業量は最大約5,400本に対応しています。

防じん防滴APTに対応

防じん・防滴のAPTに対応。屋外使用中の雨天時でも安心して使用できます。

別販売品 ロングハンドルアタッチメントで足元や高所の作業に対応

2025年6月に発売した充電式せん定ハサミ用ロングハンドルアタッチメント A79837の装着にも対応します。

足元の細断作業や高所のせん定作業などを容易にします。

取り回し重視の18Vモデル、スライド10.8Vとの重量差は約0.2kg

今回のUP181Dの特徴は、一言で言ってしまえばバッテリアダプタ方式 UP180Dのバッテリ直付モデルです。

基本的な性能面としては大きな違いは無いため、製品選定としては本体重量の違いと取り回しで選ぶことになるかと思われます。UP180Dは本体重量0.67kgでUP181Dはバッテリ込みで1.1kgなので、腕の疲れなさで選ぶならUP180Dになり、せん定以外の作業を頻繁に行い床置きなどでコードが邪魔になる場合はUP181Dが良さそうです。

と言うよりも、UP180Dの設定価格は103,600円(税抜)ですが、今回のUP181Dは59,800円(税抜)と大幅に低価格化しているため、よほどの理由がない限りUP181Dで良いと思っています。それでも高く感じる価格設定ですが、主要工具メーカーブランドのプロ向けクラスの製品としては比較的低価格設定なので、有力な製品になると考えらえます。

また、スライド10.8Vシリーズには直付モデルのUP100Dもあるのですが、こちらは本体重量がバッテリ込みで0.89kgであり、UP181Dとの重量差は0.2kgしかない点が悩ましい点となります。個人的にはバッテリの汎用性を考えると0.2kgの重さを許容して18VモデルのUP181Dを選んだ方が色々と便利に使えるのではないかなと考えてしまうところでしょうか。

また、UP181Dの注意点として、交換のブレードが従来モデルのUP180Dとは異なるアクセサリ品番が与えられている点に注意が必要です。UP180DとUP181Dのブレード形状は一見すると同じですが、カタログや取扱説明書の記載では異なるアクセサリ品番が与えられているので互換性が無い可能性が高いので、予備のブレードを購入する際には間違えないように注意が必要です。

ちなみに、交換ブレードは何故かUP181Dの方が安くなっているので、長期的なランニングコストを考えればUP181Dの方が有利かもしれません。

まとめ

マキタ 充電式せん定ハサミ UP181D

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

マキタ18V充電式せん定ハサミのバッテリ直付モデル

良い点
  • バッテリ直付で取り回しが向上
  • 主要ブランドのせん定ハサミとしては低価格
悪い点
  • 従来18Vモデルとブレード互換性無し

よく比較される工具

マキタ UP180D

2023年9月発売

マキタ UP100D

2022年12月発売

関連アクセサリ・別販売品・消耗品

マキタ 18Vシリーズバッテリ

バッテリアダプタ

充電器

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バッテリチェッカ

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