
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年7月に40Vmaxシリーズの充電式小型集じん機 VC015Gを発表した。ダストバッグ仕様の充電式集じん式で18Lの集じん容量を搭載する。無線連動AWSやブロワ作業に対応する。本体標準小売価格は49,900円(税抜)
目次
マキタ 充電式小型集じん機 VC015G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2026年7月に充電式小型集じん機 VC015Gを発売します。

VC015Gは、40Vmaxシリーズの小型サイズの充電式集じん機です。
軽量・コンパクトながらもダストバッグに集じんする大容量18L仕様で切断作業時に発生する大量の切り屑を集じんすることが可能です。
3モード切替の風量切替で最大85Wの吸込み仕事率を実現しながらも、ダストバッグ内側のサイレンサによりパワフルモード時でも76dBの静かな運転音を達成しています。
無線連動機能AWSによって対応機器との無線連動集じん動作に対応しており、排出口にノズルを装着することで吹き飛ばしのブロワ作業にも対応しています。
販売仕様は、本体のみのVC015Gで販売します。

- VC015GZ 本体のみ 希望小売価格49,900円(税抜)
VC015G製品仕様 (マキタ過去モデル比較)
| 製品名 | VC015G | VC013G | VC350D |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
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| 最大吸込仕事率 | パワフル:85W 標準:35W エコ:15W |
最大:120W 最小:15W |
最大:50W 最小:15W |
| フィルタ | ダストバッグ | 高性能フィルタ | ダストバッグ |
| 最大風量 | パワフル:4.0 m3/min 標準:3.1 m3/min エコ:2.4 m3/min |
1.3 m3/min | 3.4 m3/min |
| 最大真空度 | パワフル:10.5 kPa 標準:5.5 kPa エコ:3.0 kPa |
15.0 kPa | 5.5 kPa |
| 運転音 | パワフル:76 dB 標準:68 dB エコ:63 dB |
最大:69 dB 最小:54 dB |
強:78 dB 弱:70 dB |
| 集じん容量 | 18L | 7.5 L | 3L |
| 吸水量 | × | 4.5 L | × |
| 1充電連続使用時間 | BL4025装着時 パワフル:約13分 標準:約30分 エコ:約1時間5分 |
BL4050F装着時 最大:22分 標準:約2時間 |
BL1860B装着時 強:約25分 弱:約50分 |
| 無線連動 | 〇 | 〇 | × |
| 重量 | 2.3kg | 5.1 kg | 2.4kg |
| 寸法 | 275×175×196mm | 400×251×282mm | 273×195×226mm |
| 本体価格 | 49,900円(税抜) | 52,800円(税抜) | 23,800円(税抜) |
| 販売年月 | 2025年5月 | 2025年5月 | – |
製品の特徴
「18Lの大容量ダストバッグを搭載した40Vmax充電式集じん機」

VC015Gは、40Vmaxシリーズのダストバッグ仕様の充電式集じん機です。
集じん機本体はコンパクトサイズながらも、外付けのダストバッグによって集じん容量18Lの大容量を実現しており、丸ノコによる切断作業時に発生する切断屑も大量に集じんできます。
ダストバッグは折り返し構造とすることで密封性が向上しており、収納やボミ捨て時に粉じん漏れを防ぐキャップ構造になっています。
3モード切替の風量切替機能を搭載

3モード風量切替でパワフル・標準・エコの3つのモードを搭載しています。
接続する電動工具や清掃作業に応じて適切なモードを選択することで、音量を抑えたり1充電の連続使用時間を延ばす動作も可能です。
ダストバッグ内にサイレンサ搭載で動作音が低減

ダストバッグ内部にサイレンサを装着することで、パワフルモード時の運転音で76dBの低騒音を実現。
吸引力がアップしても従来モデルと同等以下の運転音を実現しています。
ノズル装着で吹き飛ばしブロワ作業に対応

ダストバッグを取り外して別売の別売のノズル(部品番号123245-4)を装着すれば、ゴミやチリの吹き飛ばし作業を行う送風作業にも対応します。
作業後の現場の清掃作業や充電式スライドマルノコ作業後の工具清掃など、簡易的な清掃作業に活用できます。
バスケットに電動工具とセットで収まるコンパクトサイズ

VC015Gは、吸込仕事率85W・集じん容量15Lの高性能な充電式集じん機ながら、275×175×196mmのコンパクトボディを実現しています。
市販の収納カゴに集じん機本体とホースをセットで電動工具も収納でき、可搬性にも優れています。
無線集じん機連動AWSに対応

VC015Gはマキタの無線集じん機連動 AWSに対応しています。
別売のワイヤレスユニット A-66151の装着で電動工具側のスイッチに連動した集じん動作が可能になります。
HiKOKI コードレス小形集じん機 R3640DAとの比較

ダストバッグ方式の36V充電式集じん機の競合としては、2022年12月に発売したHiKOKI コードレス小形集じん機 R3640DAが挙げられます。
HiKOKI R3640DAは、製品仕様としてはマキタ VC015Gとほぼ同等の仕様を備えたモデルですが、全体的な仕様値としては、VC015Gの方が全体的に若干優位となっています。
特に、モータ仕様に関してはHiKOKI R3640DAはブラシモータを採用していることもあり、長い目で見た場合のモータ交換を含む製品寿命やアフターサポート体制の評価としてはマキタ VC015Gの方が優位かもしれません。
価格的にも、HiKOKI R3640DA発売日時点では本体価格が41,000円(税抜)であり価格的に優れた製品だったのですが、昨今の価格改定で約1万円値上がりしており、価格的な利点も無くなっています。
ただし、無線連動方式に関しては、マキタは別売のワイヤレスユニット A-66151が別途必要となってしまいますが、HiKOKI R3640DAはBluetooth内臓バッテリーで連動できるため、電動工具を含む全体的なコストとしてはHiKOKI R3640DAが優位となります。
| 製品名 | VC015G | HiKOKI R3640DA |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| 最大吸込仕事率 | パワフル:85W 標準:35W エコ:15W |
ターボ:80W 標準:33W eco:12W |
| モータ | ブラシレスモータ | 直流モータ |
| フィルタ | ダストバッグ | ダストバッグ |
| 最大風量 | パワフル:4.0 m3/min 標準:3.1 m3/min エコ:2.4 m3/min |
ターボ:3.9m3/min 標準:3.1m3/min eco:2.1m3/min |
| 最大真空度 | パワフル:10.5 kPa 標準:5.5 kPa エコ:3.0 kPa |
ターボ:8.4kPa 標準:4.7kPa eco:2.0kPa |
| 運転音 | パワフル:76 dB 標準:68 dB エコ:63 dB |
ターボ:81dB(A) 標準:76dB(A) eco:72dB(A) |
| 集じん容量 | 18L | 18L |
| 吸水量 | × | × |
| 1充電連続使用時間 | BL4025装着時 パワフル:約13分 標準:約30分 エコ:約1時間5分 |
BSL36A18装着時 ターボモード:約12分 標準モード:約25分 ecoモード:約52分 |
| 無線連動 | 〇 | 〇 |
| 重量 | 2.3kg | 3.0kg |
| 寸法 | 275×175×196mm | 197×227×231mm |
| 本体価格 | 49,900円(税抜) | 50,200円(税抜) |
| 販売年月 | 2025年5月 | 2022年12月 |
全体的に性能順当なダストバッグ式充電式集じん機
今回のVC015Gは、HiKOKI コードレス小形集じん機 R3640DAを強く意識したモデルと言えます。
ダストバッグ式の充電式集じん機は、基本的に集じん丸ノコのような切断屑が大量に発生する電動工具と組み合わせて使用する製品であり、VC015Gが発売したことで、40Vmaxシリーズにおける木材・石こうボードの切断作業における集じん環境は完全に揃ったものと言えるのではないでしょうか。
一応、18VモデルにはVC350DがありAC100Vモデルには450Pがありますが、どちらも無線連動AWSに対応するモデルではないため、今回のVC015Gは既存の18Vユーザー・AC100Vユーザーの40Vmaxシリーズへの移行を促す製品になると言えそうです。
製品仕様としては、ダストバッグ式の充電式集じん機として順当に性能が向上している製品であり、実用的な面で困ることはほぼ無い製品であると考えられます。
昨年の2025年にはVC013Gが発売しており、小型可搬式の充電式集じん機としてはそちらを購入した方も多いと思いますが、VC013Gを様子見した方にとってはVC015Gは「買い」な製品かもしれません。
さて、製品とは少し話がそれますが、埼玉県の販売店 秀久によるVC015Gの解説動画の冒頭で。マキタ製品におけるSNS公開ルールに触れています。
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新製品情報を積極的に発信している当サイトが強く言えることではありませんが、ネット上と言えども、新製品の一次情報はメーカーが最初に公式発表を行い、販売店や当サイトのような二次発信者は、その後にレビューや他社製品との比較のような公式には難しい視点を補うのが本来の役割であると考えています。
根本的な状況として、二次発信者がメーカー公式より先に製品情報を公開している現状に関しては、情報の混乱や販売店間の不公平を招きかねない状態とも言えます。肝要な点は、販売店側の情報発信に対する手綱を緩めることではなく、メーカーによるネットにおける一次情報発信の立ち位置を十分に機能させる点ではないでしょうか。





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