
海外HiKOKIは、2026年6月にUSB充電式のコードレスはんだごて ESR4DA3を発売した。3,200mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、温度調節範囲は200~450℃のこて先温度仕様を備える。USBによる充電に対応し120分の充電で最大70分の連続使用に対応する。中国とロシア地域でのみ販売が行われ日本国内での販売は未定。
目次
HiKOKI SOLDERING IRON ESR4DA3
海外HiKOKIは、2026年6月にUSB充電式のコードレスはんだごて SOLDERING IRON ESR4DA3を発売しました。

ESR4DA3は、HiKOKIブランド初のコードレスはんだごてです。
温度調節範囲 200~450℃のこて先温度による1℃単位での温度調整が可能で、標準付属で3種類のこて先が付属しています。
リチウムイオンバッテリー内蔵のUSB Type-Cコネクタによる5V充電方式を採用しており、120分の充電で最大連続70分の連続稼働が出来る仕様を備えています。
販売地域は、中国とロシアのオンラインモールで販売取扱を確認しており、日本国内での発売は行われていません。
ESR4DA3製品仕様
| 製品名 | ESR4DA3 |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| こて先温度 | 200~450℃ |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 充電仕様 | 5V – 3A |
| 消費電力 | 10W |
| バッテリー | 内蔵 3,200mAh |
| 重量 | 103g |
| 寸法 | Φ23×173mm |
| 本体価格 | – |
| 販売年月 | – |
製品の特徴
「内蔵バッテリー式の充電式USBはんだごてが登場」

ESR4DA3は、HiKOKIブランドとして初製品となるはんだごてです。
リチウムイオンバッテリー内蔵のUSB Type-Cコネクタによる5V充電方式を採用しており、USB充電器やモバイルバッテリー無しでも使用できるコードレスタイプとなっています。
軽量コンパクトな103gで持ち運びに使える

充電式ながらも軽量コンパクトな103gで持ち運びにも適しており、Φ23×173mmの細グリップで取り回しにも優れています。
温度をリアルタイム表示できる高精度温度表示

本体側面には電源ボタンと温度表示のデジタルパネル、温調ボタンを搭載しており、高精度な温度管理が可能です。
リチウムイオンバッテリー内蔵式で約70分の連続稼働に対応

リチウムイオンバッテリーを内蔵しており満充電時では約70分の連続使用に対応します。充電しながらの使用も可能で、連続はんだづけ作業も可能です。
3種類のこて先が標準付属

標準で3種類のこて先が付属しており、精密はんだ付け作業からホットナイフのような使用方法にも対応します。
公式サイトやカタログに存在しない海外HiKOKI独自製品
ESR4DA3は海外HiKOKIが販売する製品ですが、本記事公開時点では中国HiKOKIのWebサイトにも掲載がなく、一部の海外ネットモールと公式SNSでのみ存在を確認できる状態です。
HiKOKIブランドを無断使用した模倣品である可能性も完全には否定できませんが、HiKOKIのポロシャツを着用した人物が登場する公式動画や、SNS上での掲載実績もあることから、総合的に見てHiKOKIブランドの正式な製品と見てよさそうです。
最近のHiKOKIは、オフィサー層に外国人が多いこともあってか、日本市場向けの展開はやや控えめな一方、海外市場での動きが活発になっている印象があります。
今回のESR4DA3も、これまでの日立工機時代からの系譜を踏まえると前例の少ない製品であり、海外市場で人気のあるカテゴリーを取り込むことで、認知度や売上の向上を狙ったものと考えられます。日本国内では白光や太洋電機産業のはんだごてが定番ですが、海外ではUSB PD対応の小型はんだごてが一定の人気を集めているようです。
はんだごてとして見ると、公式資料やバッテリー駆動時間から推測される消費電力は10W前後であり、こて先形状もC210系に近いことを踏まえると自分の用途ではやや熱容量が不足しそうに感じています。自分の用途としては、コードレスはんだごてにミルウォーキー M12 SIを使用しているため、個人輸入するまでの製品ではない感じです。
とはいえ、バッテリー内蔵式でUSB Type-Cに対応している点は個人的にかなり好みで興味のある製品でもあります。もし国内販売が始まれば、HiKOKIブランドのはんだごてという点も含めて購入候補には入ってきそうです。
ESR4DA3 まとめ

HiKOKI SOLDERING IRON ESR4DA3
VOLTECHNO製品評価
(4 / 5)
USB充電式のコードレスはんだごて
- リチウムイオンバッテリー内蔵のUSB充電式
- デジタル温度表示
- 1℃単位の温度調整機能搭載
- 最大出力が10Wと低め
- 予備こて先の情報が無い(C210?)
日本未発売製品
よく比較される工具

2021年4月発売





