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マキタバッテリーの盗難防止!「Sync Lock」が切り開く新しい工具管理の形|US Makita製品紹介

マキタバッテリーの盗難防止!「Sync Lock」が切り開く新しい工具管理の形|US Makita製品紹介

Bluetoothやスマートフォンとの連携機能を搭載したスマート電動工具の分野では海外工具ブランドのMilwaukeeDeWaltの2社が大きく先行しています。その一方、日本の電動工具メーカーは2019年現在、積極的なスマート電動工具への展開は行っていないようです。

しかし、米国のMakita USAでは電動工具のスマート化を模索していたようです。今回紹介するのは、Makita USAが販売するバッテリタイマ機能『Sync Lock』とバッテリタイマ設定アダプタ『BPS01』です。

今回紹介する製品は日本のマキタでは販売されていない商品です。マキタ公式サイトの取扱説明書検索でもバッテリタイマ BPS01で日本語取扱説明書を閲覧できますが、国内市場では入手方法がなく、海外から輸入しても国内使用できるかは不明なのでご注意下さい。

18V LXT® Sync Lock® Battery Terminal|Makita USA

Screenshot

マキタ、『40V MAX』電動工具の新シリーズを発表

2019年10月6日にマキタは、Youtube上に新しい電動工具シリーズとして『40V MAX』シリーズのPVを公表しました。 『40V MAX』シリーズはマキタが展開する新しい電動工具シリーズで、専用設計による新36Vバッテリーで電動工具の高性能化を実現しています。

Makita Sync Lock とは?

Sync Lockとは、時間や日付を指定してバッテリーのロックを設定する簡易的な盗難防止機能です。 バッテリーに曜日と時刻、時間、日付など使用時間の設定でバッテリーの使用制限ができます。

Sync Lockでバッテリーがロック状態になってしまえば、そのバッテリーによる電動工具の動作が不可能になります。バッテリーの使用期限設定によって、バッテリーの貸し出し時などの盗難防止へ活用できます。

Sync Lockを活用できる場面

バッテリーに使用期限を設定してロックを掛けるのは非常にシンプルな考え方ですが、使い方によっては大きなメリットになります。

電動工具を工場や現場向けに会社の備品として作業者に貸し出している場合では、ロックタイマーを設定してから貸出すればバッテリーが盗難されるリスクを低減できます。

使用期限は日数単位で指定もできるので、電動工具を貸し出すレンタル業者にも活用する事ができそうです。

Sync Lockに対応しているバッテリーは?

Sync Lockに対応しているバッテリーはBL1430B, BL1460B, BL1830B, BL1860Bなど残量表示付きのバッテリー及び、型番の末尾が「C」で終わるバッテリーです。これらのバッテリーは、現在のマキタバッテリー電動工具主流のバッテリーなので、Sync Lockを使用するために新しくバッテリーを購入する必要がありません。

まとめ|実現できる機能から現実的に攻めるマキタ

今回紹介した『Sync Lock』 は電動工具の盗難防止とされる機能を必要最低限の製品で提供されている点にあります。現在販売されているバッテリーは既にSync Lockに対応しているので、アダプタBPS01を使用するだけでタイマー設定できるのはコスト的な面で非常に大きなメリットです。

他社で実現しているスマート電動工具は、対応した電動工具やバッテリーを新しく購入する必要があり、Bluetoothやネットワークとの連携などを搭載した様々な機能を提供していますが、スマート電動工具自体が手探りの段階であり、初期コストに応じた機能が提供されているかは未だ疑問です。

そんな中、マキタが提供している『Sync Lock』は、ユーザーの負担を最小限にし、尚且つ開発コストを必要最低限で済ませた極めて現実的なシステムと言えるでしょう。

今回紹介した『Sync Lock』及び『BPS01』はMakita USAの製品情報を元に、海外の電動工具情報を紹介した記事になります。 2019年4月現在において日本のマキタでは販売されていない製品になります。ご了承ください。

18V LXT® Sync Lock® Battery Terminal|Makita USA

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