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2021年8月13日

TourBox 3つのダイヤルを備えた左手デバイスをレビュー、カスタマイズ機能が強力

TourBox 3つのダイヤルを備えた左手デバイスをレビュー、カスタマイズ機能が強力

イラストレーターや写真家など、画像を扱う人にとって欠かせないのが、Adobe PhotoshopやSAIだったりのソフトウェアです。ただ、これらのソフトは高性能と多彩な機能が相まって、複雑な操作性と何十ものコマンドを覚えなければ使いこなす事はできません。

とはいえ、趣味でも仕事でもこのようなツールは使いこなせる事が必須になってしまうので、煩雑な操作を理解して、体が使い方を覚えるまでマウスをひたすら動かしてブラシサイズの変更やサブメニューの展開などに時間を費やしてしまうことになります

今回はそんな問題を解決してくれる画期的な左手用デバイス『TourBox』をクラウドファンディングを実施中のMarshark様からサンプルを提供頂いたので、実際に使用した使い勝手をレビューします。

こんなデバイスを待っていた!3ダイヤルが特徴の『TourBox』

※現在、白色モデルの取り扱いはありません。

最近の入力デバイス界隈ではマウスキーボードとは別に接続するPhotoshopやLightroom、SAIなどのイメージソフト操作するための専用デバイス「左手デバイス」が話題になっています。

左手デバイスにキーショートカットやコマンドなどよく使う操作を登録しておけば、複雑なキー操作を簡単に呼び出せるので作業を効率化できます。

左手デバイスにはテンキー型のマクロキーを備えたデバイスや、Surface Dialのようなダイヤル型のデバイスなど様々な種類がありますが、「待っていた」と言わんばかりのコンセプトで登場したのが、現在Makuakeでクラウドファンディング中の『TourBox』です。

このTourBoxは「ノブ」「ダイヤル」「ホイール」の3つのダイヤルと特徴的な複数のボタンを備えていて、PhotoshopやLightroomおよびその他のソフトウェアの制御を簡素化することができる左手デバイスです。

手のひらサイズでも操作性は強力、即戦力のデバイス

『TourBox』は、数ある左手デバイスの中でも、コンパクトで持ち運べる大きさになっていながら、多彩な入力操作を備えているのが特徴です。バックにも収納して持ち運べるので、出張や旅行の時など、どこに持ち出しても使えます。

TourBox最大の特徴こそ、3つ搭載された「ノブ」「ダイヤル」「ホイール」の3つのダイヤルです。

各ダイヤルにはそれぞれ違うスクロール動作を割り当てられるので、Photoshopなどではブラシサイズ調整・ズームインアウト・ブラシ流量とそれぞれの機能を直接操作できるようになります。

パソコンと接続するインターフェースはUSBでTourBox側の接続端子はType-Cになっています。

TourBoxにはUSB-Aが1口搭載されてるので、USBが少ないUMPCなどでも活用する事ができます。USB端子の少ないパソコンには嬉しい仕様です。

※後継モデルのTourBox NeoにはUSB-A端子が搭載されていません。

カスタマイズは自由自在、使いやすいようにキー割り当て

TourBoxのセッティングは専用の制御コンソール「TourBox Console」でキー割り当てを行います。

プリセットをインポートすれば、PhotoshopやLightroomの機能の名前から検索してキー割り当てが可能なので、ショートカットを調べなおす必要もありません。

コンソールではボタンの同時押しやダブルクリックにも個別のキー入力を割り当てる事ができるので、TourBox上のボタンの数以上のキー割り当ても可能です。

中央のダイヤル左下のボタンはガイドボタンと呼ばれるキーで、ボタンを押すと登録したキーの確認できるようになっています。これは設定直後のキー内容を覚えていない場合などに便利。

カスタマイズで3D CADのショートカットにも対応

筆者はLightroomやPhotoshopも使用していますが、一番使用しているのは3D CADのFusion360なので、スケッチの各ショートカットをTourBox Consoleに登録してモデリングにも活用しています。

しばらく使ってみると、モデリング時の負担が一気に減ったと感じています

これまでは主にマウス操作でツールを選択していたので、サブメニューから指定するツールを使うときなどはクリックが多く、1枚のスケッチ当たりの時間も長くなってしまいました。TourBoxを使い始めてからはキー操作1つでツールの指定が可能になり、ショートカットを覚える必要もないので、素早くスケッチを書けるようになりました。

少し残念なのが、ダイヤルが数字入力には対応していないこと。細かな寸法の入力時にはキーボードに手を戻さなければいけないので、この点は少し改善の余地がほしいところ。

現在、3種類のダイヤルはモデリングの表示縮尺に使用していますが、将来的に数値の入力にも対応すればCAD全般にも使いやすくなると考えているので、今後のアップデート要望にかけて実装されるのを期待しています。

欲しい人は絶対に欲しいはず、Makuakeでクラウドファンディング中

12月17日からクラウドファンディングが開始されましたが、初日で既に目標の400%を達成しており、今後もさらに伸びていくと予想されるプロジェクトになっています。

海外のクラウドファンディングサイのKickstarterでは先行してクラウドファンディングが実施されており、2000人近い支援者と$160,000の大型案件として注目されています。

Makuakeでも既に超早割の30%OFFと早割26%OFFの200台限定が完売しており、現在は23%OFFの500台限定支援に差し掛かっています。

一般販売では19,600円での販売が予定されているので、現在使っている左手デバイスを変えたい方や春から新生活でデザイナーとして働く方、左手デバイスを使っていないご友人の方などにギフト用として今のうちに支援してみるのもいかがでしょうか。

TourBoxイメージムービー

トレーラームービー Lightroom編

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TourBoxまとめ

TourBox

VOLTECHNO製品評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

キーボード操作を割り当てられる左手デバイス

後継製品TourBox Neo
良い点
  • 取り回しに優れたデザイン
  • 3つのダイヤル搭載で操作が自由自在
  • ボタン割り当ての自由度が高い
  • 頻繁にソフトウェアやファームウェアのアップデート
悪い点
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