
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年10月に80Vmaxシリーズの充電式ハンマ HM005Gを発売する。40Vmaxバッテリ2本装着の充電式ハンマで48.9Jの打撃エネルギーを発揮し、低振動構造と360°回転可能なサイドハンドルによって横ハツリにも対応する。標準小売価格は233,800円(税別)
マキタ 充電式ハンマ HM005G
株式会社マキタは、2026年10月にマキタ 充電式ハンマ HM005Gを発売します。

HM005Gは、マキタの40Vmaxバッテリを2本使用する80Vmax対応の充電式ハンマです。
六角シャンク30mmの先端工具に対応しており、AC電源のない現場でも大型ハンマの打撃力でコンクリートを破砕できます。
打撃エネルギー 48.9Jを備えながらも、高出力のブラシレスモータと防振構造AVTの組み合わせによって破砕力だけでなく、工具を支える手元への振動低減も重視したモデルとなっています。
販売仕様は、標準付属品としてブルポイント30-400が付属するバッテリ充電器別売のHM005GZで販売します。
- HM005GZ バッテリ・充電器別売/ブルポイント30-400付属/標準小売価格233,800円(税別)
HM005G 製品仕様
| 製品名 | マキタ 充電式ハンマ HM005G |
|---|---|
| 外観 | HM005G |
| メーカー | マキタ |
| 製品カテゴリ | ハンマ |
| 本体電源 | バッテリー / 72 V / マキタ XGT 80Vmax |
| 発売日 | 2026年10月 |
| 打撃エネルギー | 48.9 J旧基準値 54.7J |
| 最大打撃数 | 1,300 min⁻¹ |
| シャンク規格 | 六角シャンク30mm |
| 振動3軸合成値(作業条件別) | 5.4m/s²EN62841-2-6規格に基づき測定 |
| モータ方式 | DCブラシレスモータ |
| 集じん機との無線連動 | ありAWS対応 |
| 1充電あたりの作業量(条件別) | コンクリートはつり:約31分BL4080F(8.0Ah)×2本、コンクリート圧縮強度40MPa。充電状態・作業条件で変わる参考値 |
| 本体寸法 | 870×184×273mm(長さ×幅×高さ) |
| 質量 | 21 kg |
| 質量の測定条件(電池・装着品など) | BL4080F×2本装着時。BL4040F×2本装着時は19kg。寸法・質量はいずれもブルポイント未装着。 |
| 適合バッテリー・電源 | 推奨:BL4040・BL4040F・BL4050F・BL4080F・BL4080H/使用可:BL4020・BL402540Vmax XGTバッテリ2本を使用 |
| 防じん・防水保護 | 本体IPX6/バッテリIP56/APTバッテリ装着時は本体側の保護等級に準じる |
| LEDライト | ありスイッチOFF後、約10秒間の残照機能 |
製品の特徴
「充電式で48.9Jの打撃力を実現、横ハツリにも対応」

HM005Gは、マキタの40Vmaxバッテリを2本使用する80Vmax対応の充電式ハンマです。
40Vmaxバッテリを2本装着する80Vmax動作とハイパワーブラシレスモータにより、充電式モデルながらも打撃エネルギー48.9Jを発揮します。
AC100V機比較で打撃エネルギーは約20%向上しており、電源コードを引き回さずに強力なハツリ作業を行えます。
防振ハウジングとソフトノーロードで手元の振動を低減

ハンドル部と振動部を分離した防振構造AVTによって、ハンドルに伝わる振動を抑え、強い打撃力でも作業者の負荷を軽減します。
振動3軸合成値は5.4m/s2(EN62841-2-6)。AC100V機比で約30%低減しています。無負荷時にモータ回転数を抑えるソフトノーロードも備え、ビット先端の暴れを抑えて狙った位置に当てやすくしています。

360°回転するサイドハンドルで横向きにも構えやすい

サイドハンドルは360°回転可能で、作業方向に合わせて握る位置を調整できます。
壁面などへの横ハツリや斜めに構える作業でも、本体を支えやすい姿勢を取りやすくなっています。
無線連動集じんとLEDライトを搭載

別売のワイヤレスユニットを装着すると、本体のスイッチ操作に連動して対応集じん機による集じんが可能です。
集じんアタッチメントとホースを組み合わせることで、ハツリ中の粉じんを吸引しながら作業でき周囲への粉じんの飛散を防止できます。
LEDライト搭載で暗い現場でも作業可能

暗い場所で先端を照らす残照機能付きLEDライトのほか、再起動防止と定回転制御も搭載しています。
防水IPX6に適合

本体はIPX6の防水保護等級に対応し、防滴・防じん構造のアプトを採用しています。
電源コード不要で取り回しは向上、1充電作業量もそれなり
今回のHM005Gは、2024年に発売した打撃エネルギー72.8JのHM004Gよりも小型の取り回しを重視したモデルです。
サイドハンドル構造によって横ハツリにも対応できるようになったのが大きな特徴であり、解体現場やリフォームなどではHM005Gの方が使用するシーンは多くなると考えられます。
1充電作業量に関しては、BL4080F×2本装着時で31分動作できるので、ちょっとしたコンクリート・ブロック塀の解体や重機の入らないピンポイントの解体であれば、ギリギリ耐え得るかなと考えられる製品です。
AC電源やエンジンが不要な充電式なので、作業に入るまでの段取りが楽なのは大きなメリットですが、バッテリー込みで重量が21kgあり、本体とパワーソースキットXGT10を購入すると標準小売価格で40万円前後になってしまうのが若干辛いところでしょうか。
実売価格は標準小売価格から大体3掛けになるので、実際には30万円くらいで何とかなりそうですが、そのあたりはエンジン発電機込みか、電源が取れる場所での作業で済むのか、そのあたりのコスト算定が必要になりそうな製品です。













