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2024年7月7日

背負い式集じん機(クリーナ)とは【工具の特徴・選び方解説】

背負い式集じん機(クリーナ)とは【工具の特徴・選び方解説】

身体に背負う業務用の集じん機

画像参考:Makita Cordless Backpack Vacuums – makita USA

背負い式集じん機とは、名前の通り背負う形状の集じん機です。モータファンと集じんタンクを背中に配置しており、ホースで引っ張る煩わしさが無いので、傾斜や段差のある場所のような配線取り回しが厳しい場所での集じん作業に活躍します。

集じん機としては、ハンディークリーナー以上・集じん機以下の性能であり、集じん性能そのものよりも取り回しの良さを特徴としています。

一般家庭用途で必要とするシーンはほとんどありませんが、清掃専門の業者や劇場・講堂・オフィスのような清掃シーンでは最も使い勝手に優れる集じん機です。

小回りが利いて使い勝手に優れる背負いクリーナー

画像参考:Makita Cordless Backpack Vacuums – makita USA

身体に背負う集じん機は、集じん機本体をホースで引っ張りまわしたり、バッテリー・モータを搭載する本体ボディ部分を手に持たなくて良いので、清掃作業時の負荷が少ない特徴があります。

手で持つのはホース部分だけになるため、劇場やオフィスのような机や椅子が多く取り回しの厳しい場所でも効率的に作業を行うことが可能になります。

集じんタンク容量の面でも、ハンディークリーナーより大きい集じんタンクを内蔵しており、1度の作業で大量のゴミを集じんできます。

無線連動で現場作業の機動力向上

マキタの背負い集じん機は無線連動AWSに対応しているモデルもあり、コードレスの高い機動力そのままで集じん機能を追加できます。

グラインダーやハンマ使用時のような集じん機を引っ張ることが難しい屋外現場でも、確実に集じん連動作業を行うことができるので、周囲への粉じんを巻き散らす影響や作業の下準備などを最小限に抑えることが可能になります。

おすすめの背負い式集じん機

マキタ 背負クリーナ VC660DZ

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マキタ充電式背負いクリーナーがVC660DZです。ホースとノズルが付属した清掃作業向けの背負いクリーナーです。

吸い込み仕事率は最大約95Wと十分なパワーを持ち、集じん容量6.0L(紙パック)と大容量と静かな運転音58dBも備えているので色々な清掃ニーズに対応できます。

販売仕様はメーカー標準仕様で本体のみなので、別途バッテリーと充電器を手配する必要があります。

マキタ 背負集じん機 VC665DZ

マキタ(Makita)
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無線連動AWSに対応する背負い集じん機がVC665DZです。

別売のワイヤレスユニット装着しマキタ同AWS対応品を使用することで電動工具の動作と連動した集じん運転が可能になります。

こちらの製品は掃除に使用するホース・ノズルが設定されていないので、電動工具装着専用品となります。

日立産機システム 業務用ショルダータイプ CV-21

AC電源のショルダータイプクリーナとして長年親しまれているのが、日立産機システム CV-21です。

肩掛け式のショルダータイプで取り回しに優れ、消費電力500W・吸い込み仕事率105Wと1994年発売の年季の入ったモデルですが高い性能を誇るモデルです。

清掃現場の用途で長年親しまれているロングセラーもでるで、業務用ながらも比較的低価格なのが特徴です。

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