
記事内で紹介する製品は海外地域の情報であり、日本での正規販売は行われていません。マキタ日本法人及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控え下さい。
目次
Makita Coffee harvester attachment EJ400MP
今回紹介するのは、マキタコーヒー収穫機 EJ400MPです。

EJ400MPは、マキタスプリットモータシリーズに装着するコーヒー豆の収穫専用のアタッチメントです。
熊手のような先端が振動する構造を備えており、枝を隙間に挿して揺らすことでコーヒー豆の果実を効率的に落とす仕組みになっています。
2005年頃から熱帯・亜熱帯地域の海外マキタで販売されている製品ですが、日本ではコーヒー栽培がほとんど行われていないためか国内販売は行われていません。
製品の特徴
「コーヒー収穫作業専用のスプリットアタッチメント」

EJ400MPは、コーヒー豆の収穫に使うスプリットモータ用のアタッチメントです。
日本ではコーヒー豆を収穫するところを見ることが無いので馴染みはほとんど無い農業器具なのですが、下の写真のように実の付いているコーヒーノキの枝に差し込んで振動を加えることででコーヒーチェリーを飛ばして採取します。

実際にEJ400MPを使ってコーヒーを収穫している動画は見つからなかったのですが、タイの販売店が投稿した紹介動画の中では実際にEJ400MPを動かしている様子を見ることができます。
電動工具の裏でコーヒー分野にも力を入れるマキタ
EJ400MPはコーヒー豆の収穫に使うマニアックな農機製品なのですが、充電式コーヒーメーカーを過去に2度販売しており、現在も3世代目となるコーヒーメーカーの開発を進めているようで、本業である電動工具事業の裏ではコーヒーメーカーの充電式化にも力を入れています。

さらに、2台目コーヒーメーカーであるCM501Dを発売した際には、同時発売でマキタブランドのカフェポッドも発売しており、マキタの社内にはコーヒーに並々ならぬ情熱を持つ企画職や役員の方がいるのではないか、と思ってしまう程です。

ちなみに、今回のEJ400MPは海外販売の製品なこともあり正確な販売開始時期はわからないのですが、古いマキタ海外カタログを漁ると大体2016年には販売が行われていた製品のようです。マキタが初代充電式コーヒーメーカーのCM500Dを発売した時期が大体2015年頃なので、もしかしたらその時期のマキタにはコーヒー産業に力を入れるプロジェクトなどがあったのかもしれません。
まとめ

Makita Coffee harvester attachment EJ400MP
VOLTECHNO製品評価 未評価
コーヒー豆収穫用の専用アタッチメント
日本未販売製品