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HiKOKI 今後の新製品・販売候補品をチェック【2026年夏編】

HiKOKI 今後の新製品・販売候補品をチェック【2026年夏編】

バッテリ2本挿しの18Vor36V駆動ハンマドリル

HiKOKIは、バッテリーを2本装着して動作する18Vまたは36Vのコードレスハンマドリルを構想しているようです。

この特許は、バッテリーを内部に向い合せるように装着することで本体落下時にバッテリーを損傷から守る内容になっており、向い合せにバッテリーを装着するのが特徴となっています。

また、バッテリーの1本装着も可能な構造も意匠図として出願されており、使用シーンに応じて軽量な1本装着と連続作業性に優れる2本装着を選べるようにできるのも特徴としているようです。

この特許に関しては、「バッテリー直列の72V駆動にしてハイパワー」であればバッテリーを2個装着するコンセプトも理解できるのですが、バッテリー2個装着と1個装着を任意で選べる構想まで入れてしまうと、バッテリーを2本用意して1本装着し、バッテリーが無くなった時点で2個目を装着すればよいだけの話になってしまい、バッテリーを2本装着することの目的と手段が混同してしまっている特許ではないかなと思っています。

  • 公開特許公報 特開2026-006574

小型トルクブーストテクノロジー採用のコードレスドライバドリル

ブラシレスモータのステータコイル配線を切り替えるトルクブーストテクノロジーの新型構造に関する特許です。

トルクブーストテクノロジーとは、ブラシレスモータのステータコイルの配線を切り替えることで高回転形モーターと高トルク形モーターの両方の特性を実現し、軽負荷作業での高速切断と重負荷作業でのねばり強いパワフルな切断を両立させる技術です。

トルクブーストテクノロジーは高速回転と高トルクが求められる丸のこに採用されていた技術ですが(トルクブーストテクノロジー搭載の国内販売製品 C3612DRAは2025年末頃に廃盤)、それを小型化してドライバドリルに搭載しようとするのが本特許です。

実現されればドライバドリル性能の大幅な向上を実現し作業性の向上も期待できるのですが、現行の充電式ドライバドリルでも相当のパワーを持っている印象であり、実仕様上求められる製品能力としてはほぼ完成の域に至っている電動工具であるとも考えています。

そういう意味で、パワーアップを図れる特許ではあるものの、Y-Δを切り替えてまで特性域を広くとったドライバドリルを必要としているユーザーがどこまで存在しているかも気になる特許と言えそうです。

  • 公開特許公報 特開2026-080050

【商標】コーキちゃん マスコット展開終了(?)

製品の話題ではありませんが知財周りの情報として、HiKOKIのマスコットキャラクター「コーキちゃん」の商標更新が行われておらず失効が迫っています。

コーキちゃんは日立工機時代から展開が行われているマスコットキャラクターであり、現在のコーキちゃんは2010年代の半ばごろに新デザインになった2代目のコーキちゃんです。

一時期はHiKOKIのマスコットとして前面に押し出されており、2022年には「コーキちゃん×ハローキティ」として2022サンリオキャラクター大賞 パートナー部門にもエントリーしていましたが、2023年頃を最後に公式SNSでの露出も無くなってしまいました。

一応、商標登録は存続期間を過ぎても半年経過する前であれば倍額の更新費を払うことで再登録できるのですが、過去に工機HDが取得して使用しなくなったドメインをちゃんと管理している点を見るに商標更新忘れの凡ミスとは考えにくく、このまま存続期間も満了しコーキちゃんは完全に終了になるもの考えられます。

設定上、コーキちゃんは佐和工場生まれのインパクトドライバとなっているので、WH36DCから中国生産になった点や2023年の佐和工場の閉鎖によって消滅する流れになってしまったのかもしれません。

コードレスエアダスタ RA18DAのマイナーチェンジ(?)

海外のHiKOKI公式SNSアカウントで見つけた画像です。

製品としてはRA18DAですが、画像内ののRA18DAをよく見てみると、現在販売されているRA18DAと微妙に外観が異なっており、先端ノズルも現行の純正アクセサリには無い細径のものが装着されています。

現在販売されているRA18DA。ノズル以外にもHiKOKIロゴ付近のハウジング形状やエラストマの模様が若干異なっている。

左下に書かれているHiKOKIスローガンの”MAKE. MOVE. GO”のフォントが商標登録のものではなく、画像も全体的にAI生成画像のような気もするのですが、海外とは言えHiKOKI公式が運営しているSNSアカウントが投稿した画像である点や製品ロゴにHiKOKIが使用しなくなった”emotor”ではなく”BLUSHLESS”表記に代わっている点などを考慮すると、RA18DAのマイナーチェンジモデルや後継モデルのRA18DBなどの可能性もあるのかもしれません。

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