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USB Cable Checker 3(UCC3)で詰みあがるUSBケーブルを全て判別、ガジェット好きなら持っておきたい1台

USB Cable Checker 3(UCC3)で詰みあがるUSBケーブルを全て判別、ガジェット好きなら持っておきたい1台

ビットトレードワン USB Cable Checker3(UCC3)

前々から買おう買おうと思っていた、USB Cable Checkerの3世代目モデル ADUSBCIM3を購入しました。

USB Cable Checker3は、USBケーブルの種類や機能を判定して表示できる製品です。

本製品はあろえ氏 (X : aroerina2)が開発した同人ハードウェア USB Cable Checkerの3世代目にあたり、アクティブケーブルの対応を中心にUSBデバイスの機能表示周りも強化されたモデルとなっているのも特徴です。

電源は単4電池2本で動作し、アルカリ電池とニッケル水素電池による駆動に対応しています。

販売は、製品本体のみでビット・トレード・ワン公式ショップのほか、Amazonや電子パーツショップでも購入できます。

製品の特徴
「増え続けるUSBケーブルの精査ができるチェッカー」

USB Cable Checker3は、USBケーブルの種類や機能を判定して表示するデバイスです。

用途としては結構マニアックな製品なんですが、昨今のUSB周りの環境は多機能化が進んでおり、通信の高速化はもちろんのこと電源供給周りも少しずつではあるもののUSB Type-C化が進んでおり、それに応じてケーブルも増えつづけ、何が何だかわからない状況になりつつあります。

ちなみにUSB Type-Cケーブルは色々と種類があるんですが、USBの仕様を定める業界団体 USB-IFのロゴ基準としてざっくりと分けると、速度5種類、電力2種類の計10種のケーブルで分けられています。

USB-IFの現在のロゴ基準では10種に分けられているんですが、それ以外にも10Gbps (USB 3.2 Gen2)や240W登場以前の100Wが存在していたりと、USBケーブル周りは技術的な遷移多いのでかなりややこしい状態となっています。

そこに接触不良や断線したケーブルなどが混ざってしまうと完全にお手上げ状態になってしまうため、それを確実に判別するためのUSBチェッカーがあると余計なトラブルを確実に減らせます。

色々なケーブルをUCC3で判定してみる

PD EPR240Wのマグネット収納USB 2.0ケーブル

筆者が一番気に入っているUSB 2.0のPD 240W仕様のUSB Type-Cケーブルです。コード部分にマグネットが内蔵されていて、クルクルっと丸めて収納できます。

UCC3で見たところ、配線はUSB2.0準拠で接触抵抗も195mΩでそれなりの数値ですが、eMarkerが読み込めておらず60Wとして認識されている状態です。実際には140W給電ができるのですが、USB-IFの仕様としては外れているケーブルなのかもしれません。

マグネット着磁式のPD 240W USB2.0ケーブル

次は、以前レビューしたマグネット着脱式のUSBケーブルです。

前回確認した時は、コネクタ温度の上昇値が大きく接触抵抗高いんじゃないかと思っていたんですが、極端に高いわけではありませんでした。そうなると、発熱は接触抵抗それ自体と言うよりも、接触による発熱源が集中していることが問題なのかもしれません。

このケーブルはeMarkerを読み込めました。ただし、USB SpeedがUSB3.2 Gen2と書かれており、ケーブルの配線しようと合っていない不思議な状態です。

とは言え、このマグネット着脱ケーブルのコネクタのマグネット側はUSB Type-Cの端子を全て備えており、あくまでもマグネット側に限ればUSB3.2 Gen2に準じた仕様であり、ケーブルさえ適切なものを用意すればちゃんと動くのかもしれません。

CC線のみの電力供給専用CtoCケーブル

これは規格外品のUSB Type-Cケーブルです。D+とD-が無いのでUSB PD60Wの給電専用ケーブルです。

この手のケーブルは低価格品によく見られるUSB-IF規格外のケーブルですが、電源供給として割り切って使うならアリなケーブルです。このケーブルは接触抵抗も120mΩと低いので、コネクタ自体は良いものを使っているのかもしれません。

Ato3種マルチの代わり種USBケーブル

USB AのコネクタにType-C/microB/lightingがつながった変種コネクタです。

いざと言う時の緊急用なこともあり、筆者が一番長く使っているケーブルなんですが接触抵抗は400mΩとかなり悪くなっていました。

ちなみに、こういうケーブルはQC3などで繋がってしまった場合、他の端子に5Vを超えた電圧が供給されてしまうのではないかなと思っていたのですが、通信線のD+とD-が無いためその心配は初めから無かったようです。

USBソース側のPDOもケーブルを接続するだけで見れます

UCC3ではケーブルチェッカー機能だけではなく、接続したUSBデバイスの機能も見れるようになりました。

例えば、USBケーブルでUSB PD充電器を接続すれば、USB PD充電器が備えている給電可能な電圧と電流を確認できます。

140W給電対応のモバイルバッテリーを接続すれば、28V-5.0Aが可能な仕様であることも分かります。

別の表示画面にすると、このモバイルバッテリーのUSB Type-Cコネクタは”DRP (Dual Role Power)”に対応しており、受電と給電の両方に対応するコネクタであることも確認できます。

USBデバイスに接続すれば通信仕様も確認できる

UCC3はソース側の情報表示だけではなく、USBデバイスの通信仕様も確認できます。

例えば、iPadに接続すると映像出力のDisplayPortと高速通信のThunderboltに対応していることが分かります。

価格に割高感は感じるが機能的には価値十分

UCC3はUSBケーブルを確認するためのチェッカーですが、真価は単なるケーブル確認にとどまりません。特に、アクティブケーブルの判別やPDO表示を手軽に行える点が大きな特徴です。

最近は低価格のUSBテスターも増え、電圧・電流を確認するだけであれば比較的手軽になってきました。一方で、ケーブル自体の仕様確認やPDOの把握には依然として手間がかかります。その点、UCC3ならそうした確認を簡単に行えるため、導入して良かったと感じるポイントになっています。

なお、筆者はまだ実際に試せていませんが、ソースPDOだけでなくシンクPDOも確認できる機能を備えているようです。普通のUSB PDテスターはソースPDOしか見れない為、USBデバイスの調査や検証を行うユーザーにとってはかなり魅力的な製品と言えるでしょう。

価格はやや高めではあるものの、業務開発用途のUSB PDアナライザは本来それなりに高価な製品です。確認の手軽さに加え、シンクPDOまで見られる機能を考えれば、価格に見合った価値のある製品ではないかと思います。

USB Cable Checker3(UCC3)まとめ

ビットトレードワン USB Cable Checker3(UCC3)

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

USBケーブルとデバイスの情報が簡単に見れるチェッカー

良い点
  • USBケーブルの性能を簡単に確認できる</li>
  • ケーブルの接触抵抗が測定できる
  • 単4電池で動作して充電池も対応
  • シンクPDOが見れる
悪い点

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