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ついに登場TourBox Elite、左手デバイス到達点の実力を試す!!

ついに登場TourBox Elite、左手デバイス到達点の実力を試す!!

PC周辺機器を開発・販売するTourBox Tech Inc.(本社:シリコンバレー)は、2022年3月1日からクラウドファンディングサイト CAMPFIREでTourBoxシリーズ最新モデル TourBox Eliteプロジェクトを開始する。新たにBluetoothを搭載し2台の無線接続に対応、リニアモータ搭載によるハプティクスフィードバック機能により使い勝手も向上する。

当記事は、レビューサンプル品と開発版のソフトウェアにより構成しております。実際に販売される製品とは異なる場合があります。

TourBoxの新世代モデル”Elite”が日本に上陸

左手デバイスTourBox(ツアーボックス)シリーズを開発・販売するTourBox Tech Inc.は、3月1日からTourBox Eliteプロジェクトをクラウドファンディングサイト CAMPFIREで実施します。

今回のプロジェクトで販売するTourBox Eliteは、2019年から展開するTourBoxシリーズ 最新モデルの左手デバイスです。2021年11月にアメリカで実施されたクラウドファンディングにおいては支援額 約$710,000(約8,157万円)・バッカー(支援者)は2827人を達成しました。『TourBox』シリーズのクラウドファンディングにおいて最高記録を出したプロジェクトとなりました。日本国内のCAMPFIREでは既に6,000万円に近い支援総額を達成しており、現在は35%OFFの21,480円からリターン購入できます。

最新版のBluetooth対応機種 TourBox Eliteでは最先端の触覚フィードバックを搭載し、全面的にアップグレードしたパーツとより豊富な機能を持つTourBoxコンソールソフトに対応します。

新たにカラーバリエーションも増え、従来カラーのクラシックブラックに加えてアイボリーホワイト、さらに台数限定のモダンスモークブラックトランスルーセント(半透明)の3つのバージョンで同時発売します。

TourBox Elite製品仕様(NEO比較)

製品名 TourBox Elite TourBox NEO
外観
USB形状 USB Type-C
Bluetooth Bluetooth5.1 ×
対応OS macOS 10.13以降(M1チップ対応)
Windows 10以降
ハブティクスモータ ×
素材 ABS+PC
USB動作電圧 5V 5V
対応バッテリー 単三電池×2 ×
カラー ブラック・ホワイト・トランスルーセント ブラック
重量 376g 370g
寸法 116×101×44mm 116×101×44mm
本体価格 オープンプライス オープンプライス
販売年月 2022年6月以降 2021年2月

TourBox(ツアーボックス)は即戦力の左手デバイス

TourBox(ツアーボックス)は、マウス・キーボードに変わる独立した入力デバイスです。俗称のカテゴリとしては左手デバイスと呼ばれています。コンパクトで持ち運べる大きさながら、多彩な入力操作を備え、アプリケーションに応じたショートカット設定を割り当てることで作業を大幅に効率化できます。

TourBox最大の特徴こそ、3つ搭載された「ノブ」「ダイヤル」「ホイール」の3つのダイヤルを備えたインターフェースです。3つの各ダイヤルにはそれぞれ違うスクロール動作を割り当てられるので、縮小拡大からブラシの大きさ・流量、ビデオ編集ではタイムラインの移動など、さまざまな操作対象を自由にダイヤル操作できるようになります。

左手デバイスの中でも小型で持ち運びに優れており、バックにも収納して持ち運べるため、出張や旅行の時など、どこに持ち出して使うこともできる利点もあります。

電動工具見出し用のサムネイル画像を作っている時の作業シーンとTourBoxのPhotoshopプリセット時の割り当て例。頻繁にブラシや消しゴムツール・スポイトを切り替えるので今や画像編集にTourBoxは欠かせない[画像クリックで拡大]

TourBox Eliteの特徴
「Bluetoothでの無線接続に対応」

最新モデルのTourBox Eliteは、Bluetooth5.1の無線接続機能を搭載しており、Bluetooth機能を搭載するパソコンであればUSBケーブルで接続しなくても動作できるようになりました。

デュアルBluetoothの搭載によって2台のデバイスの接続に対応しているのも特徴で、接続先のデバイスのシームレスな切り替えが可能で使用環境や作業に応じてスムーズに作業を進められます。

Bluetoothは各種の技術認証を取得済みで、即時の接続と安定したデータ伝送によりクリエイターのスピーディーかつスムーズな作業を保証しています。

TourBoxコンソール Ver4.0βではBluetoothによる無線接続に対応している。もちろん従来の有線接続にも対応するので自動で切り替えてくれる。
本体の裏側にBluetoothスイッチと切替スイッチが搭載されている。上の丸いボタンが接続先の切替とペアリング機能を兼ねている
Bluetoothの接続先はTourBox本体のLED点灯状態で判別できる。

リニアモータ触覚フィードバック

TourBox Eliteは内部に先進の広帯域モーターを搭載しました。これによってハプティクスフィードバックを実現。ノブやスクロール、ダイヤルを操作した時に、カチッカチッと本体が振動して、目盛りを刻む感触を指先で味わえます。

触覚フィードバックの強さは調整可能で、TourBoxコンソール上から自由に調整可能できます。Final Cut Pro X、Premiere、DaVinci Resolve、PowerDirectorなどの動画編集ソフトウェアでのタイムラインの伸縮やすばやい移動、コマ送りも、ノブやスクロール、ダイヤルでこれ以上なく直感的に操作できるようになります。

フィードバックの強度はTourBoxコンソール上で強度の2段階調節が可能で、用途に応じて最も心地の良いカスタマイズに変更できます。もちろん触覚フィードバックが不要な場合にはオフにする設定も可能です。

TourBox内部に内蔵したリニアモータがクリックのような触覚フィードバックを実現している。
TourBoxコンソール Ver4βではノブ設定部分に触覚フィードバックの項目が追加されている。触覚フィードバックの強さやON/OFFを設定できる。

3色カラー展開 ブラック・ホワイト・トランスルーセント

TourBox NEOはクラシックブラックのみでしたが、TourBox Eliteでは新たにアイボリーホワイトと限定色のトランスルーセントを加えた3色で販売が行われます。

サイドボタンのスイッチ部品が変更

TourBox Elite では各パーツが全面的にアップグレードしており、デバイスの制御と動作が更に滑らかになりました。

各ボタンの形と位置・用途によってそれぞれのボタンの使用頻度は異なるため、TourBox Eliteでは4タイプのスイッチエンコーダーを採用しています。それによりボタンの触感が異なり、より高い実用性を備えています。

従来モデルNEOと異なるのが左上のサイドボタン。(左)Elite (右)NEO
Eliteではストロークの大きいボタンに変更されており、確実に押し込むことでスイッチが認識する仕様に変わっている。

キャリーケースが一新

今回のCAMPFIREクラウドファンディングでは持ち運び用のキャリーケースも一新され、取っ手のついた新型キャリーケースに変更されました。こちらは別販売 一般販売価格3,400円から47%OFFの1,800円で支援購入できます。

ちなみにTourBox Eliteの外観寸法はこれまでのTourBoxシリーズと同じなので、これまでのキャリーケースにも収納できます。

こちらはTourBox NEO用のキャリーケース。もちろんEliteの収納にも対応している。

バッテリーは単3電池×2本で動作
ニッケル水素バッテリーでも動作可能【非推奨】

TourBox Eliteは単3電池×2本で動作するので、市販のアルカリ電池で動作します。

バッテリーの持続時間の詳細はまだ開示されていませんが、最長約2か月と記載しており、優れたバッテリー持続力でクリエイターが満足するワイヤレス体験を実現すると謳っています。

個人的には消耗品のアルカリ電池よりも、充電池で動作する方がうれしいのでエネループを入れて動作させてみました。ペアリングから実動作を行い数週間様子を見てみましたが、1.2V系の電池でも一応の動作を確認しました。ただし製品ページには二次電池動作に関する記載はないので、自己責任での運用になりそうです。

豊富なプリセットでセッティング作業も効率化

TourBoxコンソールはソフトウェアごとの豊富なプリセットを配布しており、画像編集から映像編集、ブラウジングの操作補助まで多種多様に渡るプリセットを公式ページから入手できます。

左手デバイスを使い始めるためには、キー割り当てや位置決めなど段取りの作業が必要ですが、これらのプリセットをインポートして使用することで効率的にTourBoxを導入できます。

もちろん自前でプリセットを作ることも可能なので、筆者はメインで使用しているFusion360のスケッチ機能のショートカットを独自に割り当ててプリセット化して使用しています。

自前でキー割り当てを行って保存すれば自前のプリセットを作ることができる。筆者は3DCADのFusion360を使用しており、スケッチの各操作を割り当てて運用している。

今後のアップデートやプリセット追加も見逃せない
TourBoxシリーズの到達点 “Elite”

筆者は初代TourBoxのレビューを頂いたときからずっと本機を愛用しており、2代目のTourBox NEOへの買い替えも自費で行ったほどTourBoxシリーズの信者なのですが、3代目にあたるTourBox Eliteはずっと搭載してほしかったBluetooth機能が搭載したと言うこともあり、大満足な製品に仕上がっています。

2019年当初のTourBoxはソフト的な機能も少なく、左手デバイスとしてはコストパフォーマンス重視の印象が強かった製品でしたが、初代TourBox発売から約3年が経過し、今やTourBoxシリーズはハードウェア・ソフトウェア共に成熟が進み、他社の左手デバイスに並ぶほどの存在になりました。

今回のEliteでネックとなるのは一般販売価格32,980円と高めの価格設定です。これは従来モデルのTourBox NEOの19,600円よりも1万円程高く、基本的な製品仕様は同じなだけに、この価格設定は少し手を出し難いと考えてしまうかもしれません。

とは言うものの、筆者の個人的な意見としては「ある程度高かろうと、長く使うなら良いものを選ぶべき」と考えています。

左手デバイスのような入力関連のインターフェースは、趣味にしても業務にしても長く使うことが多く、パソコン本体を買い替えたとしても入力デバイスだはそのまま続投する可能性も十分あり得る製品です。例えば、筆者のキーボードは2015年発売のLogicool G710+ですが、今年で7年目に突入しています。

この手の入力デバイスは、劇的な性能向上が無い分、積極的に買い替えを行うシーンも少なく、中途半端な製品を買ってしまうと3年~5年~とダラダラと使い続けてしまうことも珍しくありません。それならば初めから最新の最上位モデルを買う選択も長い目で見れば十分アリでしょう。

自分が使うだけではなく、春からデザイナーとして働く方やデザイン系の学校に進学するお子さん・親戚の方へのギフト等にも最適な1台です(ただし配送は6月以降です)。もちろんデザイン系の用途以外でもビジネスやゲームシーンに活用できるデバイスなので、今回のクラウドファンディングで安く手に入るうちに購入を検討してみるのもいかがでしょうか。

最優秀賞は40万円! 4月3日締め切り!!
Pixivコラボ パッケージデザイン イラストコンテスト実施中

TourBox Elite製品本体の話ではありませんが、今回の日本販売を記念するイラストコンテストがイラストコミュニケーションサービス「Pixiv(ピクシブ)」上で開催しています。

3月1日からPixiv上にてTourBox Eliteイラストコンテスト特設サイトが設置されており、応募者のイラストがサイト上に掲載、及び製品パッケージのデザインになるチャンスもあり、最優秀賞(1名)の方には40万円の賞金も貰える太っ腹な企画です。

●募集期間:2022年3月1日(火)~4月3日(日)(23:59まで)
●募集サイト:https://www.pixiv.net/contest/tourbox
●募集テーマ:下記内容を含んだ『TourBox Elite』のパッケージイラスト
1.製品名「TourBox Elite」(フォントに指定はございません)
2.製品「TourBox Elite」※
※製品実機画像を素材として利用するか、製品をモチーフとしたイラスト
●応募画像の条件:4800×4800Pixel (RGB形式)
●賞金・賞品
最優秀賞(1名)……40万円
優秀賞(2名)……各10万円
クリエイティブ賞……賞品:TourBox Elite SPバージョンフルセット
※TourBox Elite SPバージョン本体+専用キャリーケース+専用接続ケーブル
※一般販売価格、42,740円相当

詳細は上記URLの募集サイトをご覧ください

TourBox Eliteまとめ

TourBox Elite

VOLTECHNO製品評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

Bluetooth対応の最新左手デバイス

良い点
  • Bluetooth搭載
  • 2台無線接続可能
  • 触覚フィードバックで操作感向上
  • 3色カラー展開
悪い点
  • 価格が高い
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