本記事は工機ホールディングス株式会社及び関連会社が保有する産業財産権の情報を解説・紹介するものであり、新製品発売や経営動向を保証するものではありません。工機ホールディングス株式会社及びHiKOKI(ハイコーキ)取扱店へのお問い合わせはお控えください。
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目次
HiKOKI 2021年春の新製品予告は3機種
2021年4月1日に公開されたHiKOKIブランドの電動工具総合カタログでは、今後の発売が予定されている新製品の情報が掲載されています。
今回の新製品紹介欄では、「コードレスハンドグラインダ GP36DA/GP36DB」「コードレスボードカッタ CK18DA」「ばら釘打ち機 NH125HD/NH125AD」の3機種の近日販売が予告されています。
コードレスハンドグラインダ GP36DA/GP36DB
2021年春のカタログのマルチボルト36V対応機の新製品予告は、コードレスハンドグラインダGP36DA/GP36DBの1機種のみとなりました。
マルチボルト36V動作とブラシレスモータの採用により、AC製品同等以上の研削性能を搭載しています。
回転速度はダイヤル式の無段変速を搭載。製品仕様ではスライドスイッチ GP36DAとパドルスイッチGP36DBをそれぞれ展開しています。
競合するモデルは、2013年発売のマキタのGD800Dです。GD800Dは10年以上前に発売した古いモデルなので、充電式の新しいハンドグラインダを求める方にとっては買い替え最有力になる期待の製品です。
コードレスボードカッタ CK18DA
石こうボード切断用の電動工具 コードレスボードカッタ CK18DAの近日販売が予告されました。
HiKOKIのボードカッタに相当する製品では、独自形状のナイフカッタを展開していましたが、今回の新モデルではマキタ・パナソニックに近いガン形状の方式が採用されました。
石こうボードの切断は最大30mmまで対応。電圧は18Vで動作するため、従来スライド18VのBSL1860等のマルチボルト非対応のバッテリーでも動作します。
ばら釘打ち機 NH125HD/NH125AD
エア工具のカテゴリでは、対応釘径が太くなった ばら釘打ち機 NH125HD/NH125ADの近日販売が予告されています。
使用最大釘の頭径がφ11.1mmまで対応できるようになったため、ZN80(釘頭Φ11.13mm)のような頭が大きい釘にも対応できる仕様になっています。
また、Φ12mmのドリフトピンの打ち込みにも対応できる仕様になっています。2021年春の発売時点では、Φ12mmドリフトピンに対応する唯一のばら釘打ち機となるようです。
需要の高い製品ではありませんが、プレカット工場や現場でのドリフトピン打ち作業の工程を一気に効率化できる唯一のエア工具として期待されます。