
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年7月に充電式リンスクリーナ PE001Gを発売する。カーペットや布張りソファなどを洗浄剤でスポット洗浄するクリーナーで、清掃の難しい布製品の清掃作業を実現する。本体標準小売価格は161,000円(税抜)
目次
マキタ 充電式リンスクリーナ PE001G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、40Vmax充電式リンスクリーナ PE001Gを発売します。

PE001Gは、40Vmaxバッテリで動作するリンスクリーナー(リンサークリーナー)です。
リンスクリーナーとは、洗浄液を噴射して汚れを浮かび上がらせて、汚れごと洗浄液を吸い取るクリーナーで、水洗いが難しい布張りソファやカーペットなどの局所部分の清掃作業を実現します。
洗浄水と回収タンクは5Lの仕様を備え、補充・排水が容易な構造を備えており、吸込仕事率100Wながらも動作音最大64dBでオフィスやレストラン・宿泊施設などの清掃作業にも対応します。
販売仕様は、本体のみのPE001GZで販売します。

- PE001GZ 本体のみ 希望小売価格161,000円(税抜)
PE001G 製品仕様
| 製品名 | PE001G |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 運転音 | モード1:61dB(A) モード2:64dB(A) |
| 洗浄水吐出圧力 | 0.16MPa |
| 洗浄水最大吐出圧力 | 0.28MPa |
| 洗浄水吐出量 | 0.5L/min |
| 最大風量 | 1.0m³/min |
| 最大真空度 | 26kPa |
| 洗浄水許容温度 | 50℃ |
| 洗浄水タンク容量 | 5.0L |
| 回収タンク容量 |
5.0L |
| 防じん防水 | IPX4 |
| バッテリー | 40Vmax(直流36V) |
| 重量 | 9.4kg |
| 寸法 | 471×312×398mm |
| 本体価格 | 161,000円(税別) |
| 販売年月 | 2026年7月 |
製品の特徴
「40Vmaxバッテリで動作するリンサークリーナー」

PE001Gは、マキタ40Vmaxバッテリで動作する充電式のリンサークリーナーです。
リンサークリーナーとは、布製品の汚れに対して主にアルカリ洗浄液を噴射して汚れを浮かび上がらせ、汚れごと洗浄液を吸引する清掃機器で、カーペットや布張りソファなどの丸洗いが難しい箇所のスポット的な清掃作業に使用する製品です。

40Vmaxバッテリ動作によって電源が無い場所での清掃作業も容易になり、BL4050Fバッテリ装着時には、作業面積約6m^2で作業時間27分に対応します。

騒音 最大64dBで騒音が気になる場所でも作業可能

モード2(強)時でも最大騒音は64dB(A)に抑えられており、オフィスやホテルなどの騒音が気になる清掃シーンにも対応できます。
洗浄幅100mmのノズルアッセンブリ

先端のノズルアッセンブリは幅100mm仕様で汚れを集中的に吸引できる形状になっています。
ノズル先端部は透明なので、汚れの吸引具合も確認できます。
洗浄水タンク5L・回収タンク5Lの着脱仕様

着脱可能なタンクで洗浄水の補充、排水がしやすい仕様になっており、洗浄水・回収タンクは別々に持ち運べるため、運搬時の負担も軽減します。
回収タンクは満タンで自動停止

回収タンクはフロート付で、水がたまると自動で停止します
コンパクト収納で保管・運搬時も邪魔になりにくい

運搬・収納しやすく、ノズルとホースを固定可能でホースを本体から外しても固定可能です。
メッシュスリーブ式のホースで作業しやすい

引っ掛かりが少ないメッシュスリーブホース採用で取り回しに優れ、吸引ホースと洗浄ホースがばらばらになることもありません。

業務用清掃機器なので仕方ないところもあるが価格の高さはネック
今回のPE001Gは、近年マキタが力を入れている清掃分野の新製品です。
主な用途として想定されるのは、列車の座席や自動車のシートなどを洗浄する業務用の清掃作業です。標準小売価格は16万円で、実売価格は12万円前後になると考えられますが、家庭向けとして販売されているアイリスオーヤマのリンサークリーナーと比べると大幅に高価であり、基本的には業務用の製品といえます。
一方、業務用リンスクリーナーでは、ケルヒャーがグレーの業務用シリーズを展開しています。これらの実売価格はおおむね10万~20万円であるため、同クラスの製品と比較すれば、PE001Gの価格設定は妥当と考えられます。
なお、充電式スクラバーPS001Gは国内で取り扱われているものの、一般的なマキタ販売店では購入できない販路限定製品です。そのため、PE001Gも同様の扱いになると思っていましたが、こちらは一般販売されるようで、両製品の取り扱いが異なる理由は分かりにくいものとなっています。
注意点として、マキタ純正のアルカリ洗浄液は用意されていないため、製品とは別に洗浄液を手配する必要があります。筆者はホームセンターで販売されているアルカリ電解水を使用しており、ひとまず運用を始めるのであれば、身近な店舗で入手するのが手軽です。
この点に関しては、マキタは専門外の製品であるコーヒーメーカーを取り扱うにとどまらず、専用のコーヒー豆まで純正アクセサリとして展開している所から、工具本体だけではなく消耗品も積極的に展開する姿勢を示しているものと捉えていました。それだけに、リンスクリーナーを発売しながら洗浄液を純正アクセサリとして用意していない点には、やや物足りなさを感じます。


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