マキタ 充電式ハンディソー MUC101D/MUC100D

電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2022年10月に充電式ハンディソー MUC101D/MUC100Dを発売します。

MUC101D/MUC100Dは、18Vシリーズとスライド10.8Vシリーズに対応する充電式の小型ハンディソーです。100mmのガイドバーを備え、ちょっとした木材の切断作業やDIYでの庭園整備作業に対応できます。

ハンディチェンソーとは【工具の特徴・選び方解説】

製品仕様は、18VモデルのMUC101Dとスライド10.8VモデルのMUC100Dの2仕様で展開し、それぞれバッテリー付属仕様と本体のみ仕様で販売されます。

1充電当たりの作業量は、Φ50mmヒバ材切断において18Vモデルでは約440回・スライド10.8VモデルではBL1015バッテリー装着時で約50回の切断作業に対応します。

マキタ今後発売される新製品がツールジャパンにて発表されました。#マキタ #新製品 pic.twitter.com/dvFVf9tn0f

— ㈱田原商会 (@taharashokai) October 14, 2022

製品仕様

製品の特徴
「片手でも使える手軽なチェンソー」

MUC101D/MUC100Dは、手軽に使用できるタイプの充電式小型チェンソーです。

ガイドバー100mm仕様なので取り回しに優れ、バッテリー込みでも2kgを切る軽量ボディなので狭所や入り組んだ場所での細かい枝払い作業などで活躍します。

スライド10.8V/18Vモデルはマキタブルー仕様も展開

ツールジャパンの展示品では公開されていなかったものの、今回の充電式ハンディソーはマキタブルー仕様も同時展開しています。

マキタブルー仕様は、ハンドガードがゴム製になっており、柔らかく変形するため入り組んだ場所での作業時に邪魔になり難い仕様になっています。

中国ブランドや園芸機器商社でよく見かける製品だが
信頼性の面でマキタ一択

今回の片手タイプの100mmチェンソーは、ネットモールの中華ブランド品や園芸機器商社による類似仕様品が販売されており、製品そのものとしての目新しさはありません。ネットモールを探せばマキタ18Vバッテリー対応の製品も売られているので、今回のMUC100Dはマキタブランドを掲げている分、割高な製品であるとも言えます。

とは言うものの、筆者の個人的な意見としては、どんなに安い他社品が存在していようとも、この手の小型チェンソーを購入するのであればマキタブランドの製品一択であると考えています。

100mm小型チェンソーは主に中国ブランドが展開している製品であり、その製品の大半は輸入事業者としての販売方法に問題のある場合がほとんどです。万が一の製品事故が発生した場合において販売元･製造元に責任を追及できる可能性が低く、消費者が不利になりやすい状態で販売されている製品です。

また園芸機器関連機器を扱う国内商社による輸入品もありますが、充電式製品・電動工具に対する品質保証ノウハウに関して些か疑問であり、保証はあれども消費者安全が十分であるかは若干疑問があります。

この点においては、充電式園芸製品でノウハウを持つマキタが販売したという点を考慮すると、安全性において一定の担保がされている製品であると考えることができます。

チェーンソーは切断性能の高い便利な製品であるが故に危険性も高い製品であるため、可能な限り安全性が担保された製品を使用するのが望ましいでしょう。

関連アクセサリ・別販売品・消耗品

マキタ 18Vシリーズバッテリ

バッテリアダプタ

充電器

パワーソースキット

ポータブル電源

バッテリチェッカ

10.8Vスライドバッテリシリーズ 予備バッテリー

10.8Vスライドバッテリシリーズ 充電器

10.8Vスライドバッテリシリーズ 予備バッテリー

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※林業、土木作業業、造園広義業等、業種に関わらずチェンソー下肢防護衣の着用が義務化されました。（2019年8月1日より）

チェンソーメンテナンス用品

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