実際にマキタ18Vバッテリで放電を行って基板の温度上昇を見てみる
実際にマキタ18Vバッテリを放電させ、保護基板がどのように発熱するのか温度上昇を見てみます。
測定にはサーマルカメラを使い、負荷にはバッテリテスタの電子負荷機能を使用します。負荷電力は200W程度までしか取れないため、高負荷の電動工具を使ったときと同じ温度上昇にはなりませんが、基板上のどこが発熱の起点となるかは確認できます。

測定は、マキタ18Vバッテリをケースから取り外して、放電端子に直接クリップを取り付けています。

負荷の電源をONにする前はこんな感じです。発熱していないので、均質に紫色になっています。

放電を開始すると数分で画像のような温度分布になりました。
こうして見ると、FETの温度が上昇しているというよりは、セルと端子までを中継している基板そのものが発熱している印象です。
当初の考えでは、FETスイッチのオン抵抗が発熱源になると想定していたのですが、基板の銅箔すら発熱源になってしまうのであれば、保護遮断用の電子部品を基板上に実装する必要があるマキタ18Vバッテリは、根本的に高出力化に向かないのではないか、と考えています。





