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石膏ボード(プラスターボード)を開口する工具 【工具逆引き】

石膏ボード(プラスターボード)を開口する工具 【工具逆引き】

石膏ボード張りの後にはコンセント口やケーブル配線を行うための開口作業を行います。

開口とはボードなど板形状の材料の真ん中に穴を空ける作業です。ボードの端からではなく真ん中から切込みを入れて切断するため、ボード貫通と切断の両方が可能な工具を使用して開口作業を行います。

切断工具でも開口は出来るが、専用工具を使った方が効率が良い

壁や天井などに石膏ボードを張り付けた後には、コンセントや照明を取り付けるための開口作業が必要になります。

開口は汎用的な切断工具などでも作業可能ですが、作業の行いやすさや効率などの観点から開口しやすい工具を使用する事が多いようです。

ボード切断(張り)とボード開口では目的とする作業が異なるため、ボード切断(張り)は大工や軽天屋が行い、ボード開口作業は電気工事士が取り付け前の作業として行うケースが多いようです。

引き回し鋸


岡田金属 ライフソー 電工ペッカー90(本体+替刃1枚セット)

引き回し鋸とは、板材で曲線を切るために作られたノコギリで、ノコ部が細く、切断方向を変えやすい特徴を持っています。

開口に使う引き回し鋸は、ノコ刃を押し込むだけで石膏ボードを貫通できる端が尖った形状をしており、下穴を空けなくても開口できるのが特徴になっています。

ボードカッタ


マキタ(Makita) 充電式ボードカッタ (バッテリー・充電器・ケース付) SD140DRGX

石膏ボードの開口作業に使われる電動工具として「ボードカッタ」があります。

ボードカッタとは専用刃を振幅させることで切断を行う電動工具で、全周に渡ってノコ刃が備えられてるため刃を押し当てながらトリガーを引くだけで開口する事ができます。

ダストケースやダストコレクタでの粉じん回収も可能なので、上向きでの開口作業時にも粉じんが目に入らず安全に作業を進める事ができます。

類似する工具としてHiKOKI(旧日立工機)からはカッターナイフの刃を使用する「ナイフカッタ」が販売されています。

マルチツール


マキタ(Makita) 充電式マルチツール 本体のみ 18V TM51DZ

マルチツールとは近年新しく発売された新カテゴリの電動工具で、先端に取り付けたブレードの細かな振幅で切断を行う切断兼研磨工具です。

ブレードを押し当てるだけで開口が可能で、鋸では作業し難い壁の隅や、狭い場所などでも簡単に作業を進められるため、状況に応じて引き回し鋸と使い分けで所持する方も多いようです。

開口作業の他にも、ブレードを交換する事でパイプのツライチ切断や研磨、コーキング剥がしなどにも使用できるため、困った場合に使用できる電動工具として人気が高まっている電動工具です。

ボードトリマー


マキタ(Makita) 防じんボードトリマー 3/6mm 3706BSK

石膏ボード用のトリマーとして、マキタからボードトリマー「3706BSK」が販売されています。

このトリマは石膏ボード専用の切り抜き専用で、通常のトリマーと異なり「側面へ押し付けやすい細長いボディ」となっている点が特徴です。

ボード開口の使う工具としては集じん機を接続できる数少ない工具であり、ガイドや円定規などを使用した開口も可能なため、広い面に対して開口するのに重宝する工具です。

過去には充電式のボードトリマ「CO180D」が販売されていましたが、現在では廃機種となり入手困難となっています。

ホールソー


未来工業 小判穴ホルソー (合板・強化石膏ボード・石膏ボード用) FH-SBGP2

開口作業の専用アクセサリとして、開口用のホールソーもあります。

このホールソーは通常のホールソーとは異なり、電源ボックスの径に合わせた開口サイズに対応した小判穴ホルソーや、上向き開口時に粉じんが散らないようカバーの付いたホルソーがダウンライトカッターなどの名称で販売されています。

作業時にはインパクトドライバやドライバドリルなどに装着して通常のホールソーのように開口を行います。

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