本記事は、株式会社マキタ及び関連会社が保有する産業財産権の情報を解説・紹介するものであり、新製品発売や企業動向を保証するものではありません。株式会社マキタ及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控えください。
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目次
ターンバックル用電動ドライバアタッチメント
マキタは床束やターンバックルの調整を容易にするアタッチメントの開発を進めているようです。
床束やターンバックルは一般的に手回しやレンチで作業を行うものでしたが、本アタッチメントを使えば電動ドライバーの強力な回転力で容易に締付けや高さ調整が容易になり、作業者の労力負担も大きく軽減できます。
とは言え、市場に存在する類似する製品もいくつかあり、MKKギア式レンチやSEK 大工の助さんなどがあるのでそれと同等の製品になると予想しています。
この手の製品は耐久性や作業スピードの遅さ、あとはユーザーが過剰に期待しすぎた結果、想定外の用途で壊してしまいがちなので、本格的に普及するかは難しいかもしれません。
無線連動AWSの拡張機能
マキタの充電式製品の無線連動機能 AWSの機能拡張に関する特許です。
従来のマキタAWSは機器同士の1対1接続に限定されており、複数機器の接続はできる機器を取り換える度に再ペアリングが必要でした。
本特許では、電動工具と同時にスマホやタブレットともBluetoothペアリングを行うことで、スマホ上の操作で集じん連動先を切り替えられるようにできます。
充電式電動手持ち掘削機
マキタは充電式アースオーガを横向きにして使う掘削機を開発しているようです。
基本的な製品仕様は充電式アースオーガ DG460Dを横向き配置にして横穴も掘れるようにしたモデルです。
ハンドル周りの部品を別売仕様にして、アクセサリとして発売する可能性もある製品です。
40Vmax充電式グリスガン
充電式グリスガンの40Vmaxモデルです。
特許内の記載ではパワー向上を図ったモデルとなっているようで、現行18Vモデル GP180Dよりも高い吐出量の仕様を持つグリスガンになるものと推測されます。
40Vmaxシリーズの拡充としてはうれしい一方で、現行18Vモデルの評価として「性能は良いが重い(6.0kg)」との声も多い製品なので、使い勝手に注目したい製品です。
マキタ 新型ストレージボックスシリーズ
マキタの新型ストレージボックスに関する新たな情報です。本情報は北米地域のパテントです。
現在、マキタはマックパックシリーズを始めとするSystainer規格のケースを展開していますが、新たな仕様ではミルウォーキーのPACKOUTやDeWALT TOUGH SYSTEMに準じた大型ケースになるようです。
サイズ的にはそれらの先行シリーズよりも大型のケースも展開するようで、トラックに載せてキャリーケースで運搬する前提のケースとなるようです。
筆者の個人的な心象としては、この手のシステムケース的な工具向け収納ケースは販売店の陳列棚面積やユーザー需要的に過剰供給の状態であり、いまからの新規参入はもはや厳しいものと考えています。
せめて2年前くらい前から展開を始めていればまた違ったかもしれませんが、今さらの新規シリーズで、しかも初手でドロワー仕様無しで販売するなら、たとえマキタブランドを掲げても厳しい戦いになるだろうと想定しています。
40Vmax 新型充電式チェンソー
マキタの北米特許では、40Vmaxシリーズの見たことが無い充電式チェンソーがありました。
一見するとMUC018Gにも見えるのですが、バッテリーカバー構造や廃熱口の構造が大きく変わっているのが特徴です。
モータ周りが大型化しているようにも見えるので、40mL相当の高出力モデルを想定しているのかもしれません。
マキタの充電式チェンソーはOPEシリーズの柱となるモデルなので期待大の製品です。
ポータブル電源 PDC1500
海外地域のマキタではポータブル電源 PDC1200の後継モデル PDC1500が発売しています。
PDC1500では、従来モデル PDC1200比較でバッテリー容量は361Wh増加、重量は約1キロ増加となっており、高性能なバッテリーセルに入れ替えたというよりは、バッテリーをより多く積み込んで容量を大きくしたポータブル電源となっています。
実際の横幅も261mmから312mmに50mmほど広くなって大型化しています。
80Vmax GMH04 Breaker Hammer
マキタが長年研究開発を続けていた充電式ハンマがついに登場します。
バッテリーで動作する充電式ハンマは2020年から関連する特許の出願を始めており、2024年に入りようやく発売に至るようです。
本製品は40Vmaxバッテリーを2本装着する80Vmaxシリーズの製品であり、左右に2つバッテリーを装着する構造になっているのが特徴です。個人的には、ミルウォーキー MXF DH2528Hよりも見た目のバランスが良いのではないかと思っています。
実際の使用感に関しては、1充電あたりの連続稼働時間が足りないため、市場の主流となるためには次世代二次電池の登場を待たなければならないのでしょうが、電動工具海外市場2位のTTIに追いつくための製品開発としては意味のある製品と言えるでしょう。
BCC01 XGT 8-Port Charger
40Vmaxバッテリーを同時に8本装着できるマルチポート充電器です。
本製品は40Vmaxバッテリーを8本装着して、2本ずつ充電するマックパック連結対応の充電器です。蓋つきの防水仕様のようなので屋外で充電してもホコリや雨からバッテリーを守ってくれます。
同時に8本充電するわけではないので、充電仕様的にはDC40RBとほぼ同等の速度だと思いますが、80Vmaxシリーズの製品をガンガン使うシーンなどでは良い製品かもしれません。
さっきの新型ストレージボックスはなんなの?とも思ってしまうsystainar対応マックパックシリーズな充電器なわけですが、そのあたりについては色々と事情があるのかもしれません。