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2022年6月23日

マキタ 今後の新製品・販売候補製品をチェック【2022年夏編】

マキタ 今後の新製品・販売候補製品をチェック【2022年夏編】

本記事は、株式会社マキタ及び関連会社が保有する産業財産権の情報を解説・紹介するものであり、新製品発売を保証するものではありません。株式会社マキタ及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控えください。

コンパクトサイズ 40Vmax充電式レシプロソー?

40Vmax充電式レシプロソーのコンパクトモデル?と推測される特許意匠図です。

特許自体はレシプロソーの駆動に関する構造的な特許ですが、特許内の意匠図は販売済みの40Vmax充電式レシプロソーの JR001G / JR002G と微妙に異なる外観になっており、僅かながら全長も短縮しているように見えるので、もしかしたら全長を短縮したオービタル機構付きのJR003Gが発売する前触れなのかもしれません。

ただしJR001G/JR002Gの外観と今回の意匠図の比較では完全に合致する訳では無いものの、ハウジングやギヤケースの細かい部分にはそれぞれの製品と同じ構造が見られるため、本特許は特許出願用に描かれた意匠図の可能性もあります。

参考:(上) JR001G (下)JR002G

新型 充電式ソフトインパクトドライバ

充電式インパクトドライバに関連する特許では、新構造の3割ハウジング方式のソフトインパクトドライバ(オイルパルス)の意匠図が見られました。

マキタの18V充電式ソフトインパクト TS141Dは2014年の発売から6年が経過しているモデルなので、そろそろ新モデルが出ても良い時期です。

特許そのものはオイルユニットを効率的に冷却する構造に関する出願であり、オイルパルス方式の弱点であるオイル過熱時の問題が改善されると期待されます。また最新のブラシレスモーターの搭載によって全長が短くなっており、取り回しも改善されそうです。

充電式 ガスバネ式釘打機

次世代電動工具の位置付けとなる充電式電動釘打ち機に関する特許です。

マキタはこれまでフライホイール方式の電動釘打ち機の特許を出願していましたが、今回の特許出願ではガスバネ(エアスプリング)方式の電動釘打ち機の出願を行っています。

エアスプリング方式の電動釘打ち機は空気銃と同等の構造であり、銃刀法に抵触するために日本市場での販売は事実上不可能であり、日本国内での特許出願は製品販売企画とは別の意図があるものと考えられます。

意匠図内における連結釘の装填方式に関しても、コイル釘ではなくマガジン釘を想定しており、本特許を使用する釘打ち機が日本国内で売られることはまず無いと予想されます。

ただし昨今の職人不足や作業の効率化等を考慮すると、エア釘打ち機に変わる手軽な電動釘打ち機が求められている面もあり、電動釘打ち機に対する規制緩和やロビー活動が裏側で進められているのではないか?と勝手に期待していたりします。

40Vmax 電動アシスト自転車 BY001G

出典:官報 第615号本紙 (2021年11月12日付)

4月ごろからSNS界隈で話題になっていた、マキタ電動アシスト自電車の情報です。

電動アシスト自電車は、道路交通法で「駆動補助機付自転車」に分類され、「道路交通法施行規則 第一条の三」で厳しく制限されており、発売には基準適合を表す型式認定番号を取得する必要があります。

11月12日付けの官報615号上でマキタによる電動アシスト自転車 BY001Gの型式認定番号N21-105の取得が公表されており、その名称から40Vmaxバッテリーに対応する電動アシスト自転車を開発しているのは間違いないようです。風の噂によると「生産数が少なく高価である」とも言われており、その実態や販売予定に関する詳細は未だ不明です。

「マキタが自転車?」と困惑する方も多いと思いますが、一応海外マキタでは2013年頃から18V×2プラットフォームで電動自転車 BBY180を発売しており、自転車製品に関するある程度のノウハウはあると推測されます。

画像:Makita Motor-assisted Bycycle BBY180

マキタ電動アシスト自転車の発売に関しては、現在のマキタが掲げている「充電式製品サプライヤー」の経営方針には合致するので賛同したいところではあるものの、実際問題として「金物屋や工具プロショップに自転車まで売らせるのか」「ホームセンターに売るにしても自転車コーナー外に置かれるのではないか」「マキタ営業所の修理能力を超えているのではないか」など流通面での懸念も多く、実販売に際してどのように采配するのか注目されます。

充電式運搬車 CU600D

出典:官報 第742号本紙 (2022年5月27日付)

5月27日付けの官報742号上でマキタによる充電式運搬車 CU600Dの型式認定番号T22-1~3の取得が公表されており、新型の充電式運搬車の販売も近いようです。

マキタ新型の充電式運搬車は、過去の米国特許出願で4輪駆動の高性能運搬車の存在が確認されており、製品名の番号が大きく飛んでいることからも現行モデルCU180Dとは大きく仕様が異なるものと推測され、バッテリー4本搭載やバケットの複数種展開・リフト仕様品など、より強力な仕様を備えた運搬車になると予想されます。

背負い型充電式ブロワ UB002C

海外のとある販売店YouTubeチャンネルでは、背負い式の園芸ブロワ UB002Cがリークされています。

このブロワはポータブル電源 PDC1200の下側に装着する製品で、背負い式エンジンブロワの大風量と連続稼働時間の長さを充電式製品で実現するための製品と予想されます。

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