本記事は、株式会社マキタ及び関連会社が保有する産業財産権の情報を解説・紹介するものであり、新製品発売を保証するものではありません。株式会社マキタ及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控えください。
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目次
18V ヘッド部をコンパクトにした充電式インパクトレンチ
マキタはヘッド部の全長を短くしたコンパクトサイズの充電式レンチを開発しているようです。
ヘッド部分の全長は最新型のインパクトドライバくらいまで短くなっているのが特徴です。クラス的に300N・mのインパクトレンチになると想定していますが、このサイズ感でそこまでのパワーを出せるのか期待値の高い製品となっています。
40Vmax ラジオ搭載型筒形投光器
40Vmaxバッテリー対応の筒形のラジオ搭載投光器を開発しているようです。
製品的のコンセプト的には、ランタン付きラジオMR008Gの光量を増やしたモデルで、強力なLED投光器ながらもラジオやBluetoothスピーカーとしての機能も搭載しているようです。
ライト部は2つの照射モードを搭載しており、上から吊り下げて下を照らしたり、側面を光らせたりするランタン的な使い方に対応するようです。
マキタ充電式エアダスタ 集じんアタッチメント
充電式エアダスタ AS001G/AS180Dに対応する集じんアタッチメントの構想があるようです。
マキタの充電式エアダスタは吸引力が強く、集じん機としても使用できるポテンシャルを持っているため、それを集じん機として活用できるようにするためのアタッチメントです。
とは言え、意匠図を見る限り集じん容量は少なく、用途的にはちょっとしたホコリ取りを想定しているようなので、クリーナーや集じん機として使うのは難しいかもしれません。
マキタクリーナーの回転ヘッド搭載モデル
マキタクリーナーと言えば低価格で信頼性の高い2台目クリーナーとして評判ですが、新モデルとして回転ブラシ仕様を開発中のようです。
ヘッドに回転ブラシを搭載することで清掃能力の向上は見込めますが、この回転ヘッドは外付けの電源を接続する仕様のようです。電源供給に関する構造は不明でしたが、専用の本体から供給する仕様なのかもしれません。
本体を含む意匠図ではバッテリー内蔵モデルのCL116Dのような製品に装着していたので、家庭向けモデルの充電式クリーナーの付属品として展開されるものと予想しています。
80Vmax 充電式刈払機のモータ前方モデル (9月26日 7:00追記)
マキタはMUR012Gに変わる新たな80Vmax刈払機を開発しているようです。 (装着バッテリーが18Vシリーズであり、本機は80Vmaxシリーズではなく既販売製品の18V×2シリーズの充電式刈払機 DUR368Aでした。)
MUR012G以上のハイパワーなモデルを期待してしまうところですが、意匠図の装着バッテリーはBL4025に見えており、比較的出力の低い前方モーター式を採用しているため、MUR012Gよりももう少しソフトな仕様にした普及モデルになるかもしれません。
意匠図で金属刃を装着している意図は読めませんが、40Vmaxクラス以上でMUR012G以下のエントリー寄りの80Vmax刈払機となりそうです。
MUR012Gの発売が2021年6月であり、今年で3年経過したことを考えればモデルチェンジの時期になっても不思議ではないかもしれません。ただし、今年はそろそろシーズンオフに入ってしまうため、MUR012Gの発売日や売れ行きのシーズンを考えると早くても来年初夏の発売を予想しています。
マックパックの色々なアイデア
連結できるケース マックパックシリーズのアイデアを練っているようです。
意匠図では色々なアイデアの新型マックパックが構想されており、横開きで大きく開くマックパックや上下で開閉できるマックパック、インパクトケースのような形状で連結できるマックパック、上から開けるマックパックなどが構想されています。
こういう奇抜なアイデアも悪くないのですが、個人的にはドロワータイプのSystainerケースを出すのが先だと思っています。色々理由はあるのでしょうが、Makstorシリーズの日本正式発売を進めてほしいところです。
40Vmax 充電式高速切断機
40Vmaxの新製品として高速切断機の充電式モデルを開発しているようです。
意匠図ではBL4080Fバッテリーを装着しているため、推奨仕様で高出力仕様のFバッテリーを前提としている製品のようです。Fバッテリーであれば最大出力は2.1kW以上となるので、AC100V仕様の高速切断機よりも高出力になります。
昔は日立工機が三相200Vで動作する3.7kW出力仕様のCC16SBを販売しており、それと同じような仕様で高出力の80Vmaxシリーズにしても良いのではないかなと思いましたが、今の市場的に現場需要は無いのかもしれません。
ガスバネ式のコイル釘対応充電式釘打ち機
マキタはガスバネ式のコイル釘対応充電式釘打ち機を開発しています。
前回のマキタ特許紹介では、40Vmaxのフライホイール式のコイルネイラを開発していることを解説しましたが、ガスバネ式でも開発を進めていたことは少し驚きです。
釘のサイズ的に日本市場に合わせた製品ではなく、北米地域のルーフィングネイラに合わせたサイズにも見えるので、銃刀法の規制なども合わせて日本市場では展開されない製品になると想定しています。
40Vmax 充電式ホイールサンダ
40Vmaxグラインダをベースとしたホイールサンダを開発中のようです。
ホイールサンダとは筒状のブラシや砥石を装着して研削を行う電動工具です。ディスク状の回転砥石と異なり、広範囲を研削できるので効率よい作業が行えます。
形状的に類似する製品としては、HiKOKIのマルチボルトアライアンスに参画しているレヂトンのコードレススイングローラーがあり、形状も似ているのでレヂトン供給の製品になる可能性もありそうです。