VOLTECHNO(ボルテクノ)

ガジェットとモノづくりのニッチな情報を伝えるメディア

2026年3月2日

マキタ 今後の新製品・販売候補製品をチェック【2026年春編】

マキタ 今後の新製品・販売候補製品をチェック【2026年春編】

本記事は、株式会社マキタ及び関連会社が保有する産業財産権の情報を解説・紹介するものであり、新製品発売を保証するものではありません。株式会社マキタ及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控えください。

充電器同士を通信線で数珠繋ぎにしてブレーカー落ちを防止

マキタは充電器に通信ケーブルを搭載することで、複数個の充電器を動かしている時にブレーカが落ちることを防ぐ構想があるようです。

この特許は、マキタ充電器に通信線を追加して、充電器同士を数珠繋ぎ(デイジーチェーン)で通信できるようにすることで複数台数の充電器を稼働させた時のブレーカー落ちを防止するための機能です。

現在の電動工具用バッテリの充電電力は概ね300W程度の物が主流ですが、今後、バッテリの大容量化が一般化すればより速い充電器の登場が求められ、その場合には1kWクラスの充電器が必要になるケースも想定されます。その場合、充電器を複数個用意すると、日本における1,500Wの電力量では大本のブレーカーが落ちてしまう可能性も高いため、そのようなトラブルを防ぐための特許と考えらえます。

筆者も昔、充電器7~8台を1つのコンセントに繋げてブレーカーを落としてしまい周りに迷惑をかけたことがありますが、バッテリー性能の向上が進んでいけばこのようなトラブルも日常茶飯事になってくるのかもしれません。

40Vmaxホイールサンダの集じんカバー対応

2024年秋に紹介した40Vmaxホイールサンダの続報となる特許です。

今回の特許では、ホイールサンダのカバーに集じん補助カバーとなるアタッチメントを取り付けられるようにする内容となっています。

ホイールサンダは研削面積が広い分、粉じんも大量に発生するので集じん対応によって現場が汚れることを防止できる効果が期待出来そうです。また、集じん対応となったことでAWS対応モデルとなることも想定されます。

40Vmaxバイス付きチップソーカッタの小型化

2024年冬に紹介したバイススタンド付きの充電式チップソーカッタの続報の特許です。

2024年時点の特許では185mm仕様のCS001Gをベースとした仕様で特許を出願していましたが、今回の特許ではコンパクトな125mm仕様であるCS003Gをベースにした意匠図で出願を行っています。

競合のHiKOKIは、2021年6月にバイス付きのチップソーカッタ CD3605DFAを展開しているため、マキタもそれに合わせた仕様である小型モデルを展開する計画があるのかもしれません。

トヨタと共同開発の5軸同時締結電動工具

トヨタ自動車との共同で、複数のネジを同時に仮締めできる多軸ドライバーを開発しています。

2022年の特許では、車のタイヤ作業用とみられる多軸電動レンチを開発していましたが、こちらは横一直線にソケットを配置しているのが特徴です。

特許自体はトヨタ自動車と共同出願が行われているため、一般向けに販売されることは無く、工場向けの特注品になると予想されます。

コンパクトヘッドタイプの18V充電式インパクトレンチ

80Vmax充電式モータユニットのバッテリー分離構造

マキタは2026年1月に汎用エンジンを置き換える充電式パワーユニット GU01Gを北米地域で発表しましたが、80Vmax仕様の構想も計画を進めているようです。

前回の特許内容では、パワーユニット本体にバッテリを直付する構造を意匠図として記載していましたが、今回の特許では、パワーユニットとバッテリを分離させて振動による影響を最小限に抑える新たな構造が記載されています。

対応バッテリもBL4080Fなどの本体装着型のバッテリだけではなく、ポータブル電源を接続する構造も想定されるようになっており、コンセプト的にはホンダの汎用パワーユニットeGXのセパレート型に近い構造になりました。

また、搭載製品のイメージもより詳細になっており、前回のランマとプレートコンパクタ以外にも、トロウェルや転圧ローラ、コンクリートミキサ、コクリートカッタなど建機方面の製品展開を行うことも示唆されています。

テーブルソー+卓上マルノコのハイブリット電動工具

海外地域のマキタは、テーブルソーと卓上マルノコを組み合わせたテーブルトップマイターソーの40Vmax充電式モデルの販売を進めています。

この製品は、上半分がテーブルソーで下半分が卓上マルノコになっている2in1仕様で、木材の縦引きと横引きを1つの電動工具で行える電動工具になっているのが特徴です。

日本では若干キワモノにも見える製品ですが、欧州では一般的な製品としてある程度の普及が進んでいるらしく、省スペースで木材作業が行えるとして重宝されているようです。

充電式になったことで取り回しに優れ、1台で2役の電動工具と言うことで一部の国内ユーザーからは期待の声が上がりそうですが、日本市場では充電式テーブルソーの需要がほとんど見込めないため日本での販売は難しいかもしれません。

Return Top