マックス PJ-IW201 インパクトレンチを発売、300N･mクラスの防じん防水IP56適合

インダストリアル機器を製造・販売するマックス株式会社（本社：東京都中央区）は、2022年7月に新型の18Vインパクトレンチ PJ-IW201を発売する。最大締付トルク300N･mを備え、羽子板ボルトやホールダウン金具等の締結作業に対応する。本体希望販売価格は35,800円(税抜)

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マックスインパクトレンチ PJ-IW201

マックス株式会社は、2022年7月に新型の18Vインパクトレンチ PJ-IW201を発売します。

PJ-IW201は、最大締付トルク300N･m仕様を備えた充電式の18Vインパクトレンチで、羽子板ボルトやホールダウン金具等の締結作業に対応します。

ブラシレスの分割コアモータを採用し、巻き線を高密度にすることで小型・ハイパワーモータを実現しており、M16×45mmボルト締結では1充電あたり約240本の締結作業が可能です。

販売仕様は、電池パック・充電器が付属するPJ-IW201-B2C/1850Aと本体のみのPJ-IW201で展開します。

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PJ-IW201は、最大締付トルク300N･m仕様を備えた羽子板ボルトやホールダウン金具等を使う木造躯体作業に対応するインパクトレンチです。

作業に合わせて打撃力を調整できる3モードを搭載しており、軽負荷から重負荷まで幅広い作業に対応できます。

防じん防水のIP56相当の構造を備えており、屋外作業時の不意な雨天などでも安心して使用できます。

300N･mクラスの充電式インパクトレンチは、マキタ・HiKOKI共に競合となる製品を投入しています。

PJ-IW201の製品仕様は、競合他社相当の仕様を備えるスタンダードな300N･m充電式インパクトレンチではあるものの、特筆すべき部分はほとんどありません。

カタログ上では、木造建築の躯体作業の用途が想定されていますが、この用途を見越した製品はマキタ・HiKOKI共に3年前から投入されており、市場の需要はほとんど残っていないものと予想しています。

マックスの充電式工具シリーズ自体が木造躯体工事用途の製品展開に乏しかったため、バッテリーシリーズの展開数の差から、購入するユーザーや販売棚に並べる販売店は少ないと予想され、目にすること自体希少な製品になると考えられます。

製品名	PJ-IW201	マキタ TW004G	HiKOKI WR36DC
外観
能力	普通ボルト：M10～M20 高力ボルト：M12～M16	普通ボルト：M10～M20 高力ボルト：M12～M16	普通ボルト：M10～M20 高力ボルト：M12～M16
最大締付トルク	300N･m	320N･m	300N･m
ソケット差込寸法	四角ドライブ12.7mm	四角ドライブ12.7mm	四角ドライブ12.7mm
無負荷回転数	0～2,650min-1	0～3,200min-1	0～3,000min-1
打撃数	0～3,400min-1	0～4,000min-1	0～4,000min-1
モータ	DCブラシレスモータ	DCブラシレスモータ	DCブラシレスモータ
防じん防水	IP56(本体のみ)	IP56	×
動作電圧	18V	36V	36V
重量	1.3kg (本体のみ)	1.9kg（蓄電池装着時）	1.9kg（蓄電池装着時）
寸法	257×145mm	144×248mm	145×244mm
本体価格	35,800円(税別)	31,900円(税別)	34,700円(税別)
販売年月	2022年7月	2020年8月	2019年4月