
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年3月に18Vシリーズ 充電式草刈機 MUR194Dを発売する。200mm金属刃仕様で従来の18Vマキタ充電式草刈機でコストパフォーマンスに優れているのが特徴。本体希望小売価格は13,200円(税別)
マキタ 充電式草刈機 MUR194D

電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2021年3月に18Vシリーズ 充電式草刈機 MUR194Dを発売します。本体希望小売価格は13,200円(税別)
MUR194Dは標準付属で230mmの金属8枚刃を備え、低価格な充電器DC18SDと3.0Ahバッテリーが付属した低価格な校正の製品です。性能面では若干見劣りするものの、マキタ18V製品としてコストパフォーマンスに優れた特徴を持ちます。
販売仕様は充電器・バッテリー付属のMUR194DSFと本体のみのMUR194DZで展開します。
- MUR194DSF 充電器DC18SD・バッテリーBL1830B付属 希望小売価格29,500円(税抜)
- MUR194DZ 本体のみ 希望小売価格13,200円(税抜)
製品仕様
(18Vスタンダードモデル MUR190UD比較)
| 製品名 | MUR194D | MUR190UD |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| 刈刃外径 | 200mm | 230mm |
| モータ | ブラシモータ | ブラシレスモータ |
| バッテリー仕様 | 18V | 18V |
| ハンドル仕様 | ループ | 両手/ループ/2グリップ |
| シャフト分割 | × | MUR191UDシリーズ |
| 回転数 | 4,500/6,000min-1 | 3,500~6,000min-1 |
| 重量 | 2.5kg | 3.2kg |
| 寸法 | 1,530×240×270mm | 1,836×635×471mm |
| 本体価格 | 13,200円(税別) | 29,000円(税別) |
| 販売年月 | 2022年3月 | 2020年3月 |

製品の特徴
「低価格な新スタンダード家庭向け充電式草刈機」
MUR194Dはマキタ18Vシリーズの充電式刈払機の中でもコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

マキタのこれまでの充電式刈払機は、性能を重視したブラシレスモータを搭載するセミプロ用途に向けた製品が中心でしたが、今回のMUR194Dは本体価格13,200円(税別)とマキタ充電式18V製品としては驚異的な安さを実現しているモデルです。
充電器・バッテリーも低価格仕様の製品を標準付属としており、初めてマキタ製品を購入するユーザーの方でも手を出しやすい価格設定になっています。

省スペース・機動性重視のループハンドル
省スペースで機動性を重視したループハンドルを採用。

肩掛けバンドで作業しやすいカンタンバランス調整に加え、さまざまな角度から握りやすいハンドルを採用し腕の疲労を抑えて楽に触れます。

金属刃・樹脂刃・ナイロンコードに対応
標準付属の金属8枚刃のほかにも、樹脂刃・ナイロンコードカッタに対応します。

1充電で40坪(135m2)の作業に対応
1充電で約40坪 (135m2)の連続作業に対応します。

駐車場10台分に相当し、ちょっとした庭作業や軒先周りの整備に活躍します。
POWER 充電式刈払機BK-1800との違い
低価格な充電式刈払機は複数のメーカーが販売されており、知名度・製品仕様・販売価格で最も近いのがPOWER(旧リョービ) BK-1800です。

性能比較ではほぼ同等の製品ですが、最も異なるのは付属バッテリー仕様です。
ホームセンターや家電量販店などで広く見かけるようになったPOWER(旧リョービ)製品ですが、充電式製品としてのバッテリーの汎用性には大きな差があり、クリーナーやアウトドア用途・ちょっとしたDIY作業においてはマキタバッテリーの優位性が大きく目立ちます。
同じ価格で販売されている充電式刈払機であれば、単純にバッテリー容量が大きく、バッテリーシリーズとしての汎用性が高いマキタ MUR194Dを選ぶのがおすすめと言えるでしょう。
| 製品名 | MUR194D | BK-1800 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| 刈刃外径 | 200mm | 160mm |
| モータ | ブラシモータ | ブラシモータ |
| バッテリー仕様 | 18V | 18V |
| ハンドル仕様 | ループ | ループ |
| シャフト分割 | × | × |
| 回転数 | 4,500/6,000min-1 | 6,000/6,500min-1 |
| 重量 | 2.5kg | 2.3kg |
| 寸法 | 1,530×240×270mm | 1,197-1,497×191×322mm |
| 販売価格 | 3.0Ahバッテリー付属仕様 29,500円(税別) |
1.5Ahバッテリー付属仕様 29,300円(税別) |
| 販売年月 | 2022年3月 | 2016年 |
低価格家庭向けへの園芸機器投入で全市場をターゲットに
マキタの低価格充電式刈払機は、ナイロンコード専用機のMUR181DRFがあったものの、いまいちパッとせず充電器バッテリー付属仕様も少し割高だったので、市場への普及度としてはまちまちでした。個人的にマキタは低価格製品の投入を苦手としている印象がありましたが、今回のMUR194Dはその印象を大きく崩した製品と言えます。
家庭向け充電式園芸機器の傾向としては、セミプロ用途はマキタ、家庭向け用途はPOWER(旧リョービ)・EARTH MANと棲み分けされていた印象がありましたが、今回の低価格充電式製品の投入によって、家庭向け充電式園芸機器市場は少し荒れるかもしれません。
POWER・EARTH MAN共に、それなりな充電式製品のラインナップは持っているものの、圧倒的なシェアと製品ラインナップを持つマキタがこの価格帯に製品を投入してしまった以上、ほかのメーカーの充電式製品を選ぶ利点はほとんど無くなってしまったかもしれません。
ユーザー視点から見ても、マキタ製品は長年培われてきたホームセンター販路に強みを持ち、地域販売店での販売・修理対応も容易なので、充電式製品を一般家庭で導入するのに十分検討に値する製品です。ある意味、筆者はマキタクリーナーに続くマキタ沼入門製品が登場したと言っても過言ではない製品だと捉えています。
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