
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年9月に40Vmaxシリーズの充電式ドライクリーナ VC016Gを発売する。軽量4.4kg・全高280mm・最小43dB(A)の低騒音設計を採用。紙パックの集じん容量は4.8L、最大吸込仕事率は140W。本体標準小売価格96,000円(税抜)
マキタ 充電式ドライクリーナ VC016G
株式会社マキタは、2026年9月に充電式ドライクリーナ VC016Gを発売します。

VC016Gは、40Vmaxバッテリを使用する乾式専用のキャニスター型クリーナです。
軽量・小型・低騒音を重視した設計で、ビルメンテナンスやホテル客室など、取り回しと静粛性が求められる場所での床清掃作業に最適な充電式のクリーナーです。
BL4050F装着時の質量は4.4kg、本機全高は280mm。吸込力「最小」時の運転音は43dB(A)に抑えながらも、最大吸込力時には最大吸込仕事率140Wを発揮します。
集じん方式は紙パック式で、集じん容量4.8L、タンク容量6.0L。標準付属品として本機取付分1枚と5枚入りの紙パックセットが付属します。
販売仕様は、本体のみのVC016GZで販売します。

- VC016GZ 本体のみ 標準小売価格96,000円(税抜)
VC016G製品仕様
| 製品名 | VC016G | VC005G |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| 集じん方式 | 乾式専用 | 乾式専用 |
| 吸込仕事率 | 最大:140W 最小:30W |
最大:265W 最小:25W |
| 最大風量 | 1.8 m3/min | 2.8 m³/min |
| 最大真空度 | 19kPa | 23kPa |
| 運転音 | 最大:51dB(A) 最小:43dB(A) |
最大:61dB(A) 最小:46dB(A) |
| 集じん容量 | 4.8L タンク容量6.0L |
8L |
| 1充電連続使用時間 | BL4050F装着時 最大:約30分 最小:約2時間5分 |
BL4050F×2本装着時 最大:約28分 最小:約3時間40分 |
| 質量 | 4.4kg BL4050F装着時 |
9.8kg BL4050F×2本装着時 |
| 本機寸法 | 328×308×280mm | 366×334×397mm |
| 本体価格 | 96,000円(税抜) | 66,900円(税抜) |
製品の特徴
「軽量・小型・低騒音で高出力なドライクリーナ」

VC016Gは、ビルメンテナンスやホテル客室の清掃で扱いやすいよう、運搬性・直進性・低騒音を重視した充電式ドライクリーナです。
コードレスのためコンセントの位置を気にせず部屋から部屋へ移動でき、電源コードの取り回しや差し替え作業も不要です。作業者の移動が多い業務清掃で40Vmaxの機動性を生かせます。
BL4050F装着時4.4kgの軽量ボディ

質量はBL4050F装着時で4.4kg。取っ手を持って運びやすく、階段や客室間など、本体を持ち上げる場面が多い清掃作業の負担を抑えます。
本機全高は280mmと低く、保管時にも場所を取りにくい寸法です。ホースや各種パイプ、ノズルを外した本機寸法は328×308×280mmとなっています。
低重心設計と大型後輪で優れた直進性

フィルタ、モータ、紙パックを低い位置に配置した低重心設計により、清掃中の安定した取り回しを実現しています。
後輪には直進性に優れた大型ホイールを採用。本体外周にはゴム素材のバンパを備え、壁や家具に接触した際の傷付きや衝撃を低減します。
最小43dB(A)の低騒音と最大140Wの吸引力

ハイパワーブラシレスモータを搭載し、吸込仕事率は最小30Wから最大140Wまで無段階で調整できます。
排気流路にスポンジを配置し、モータを二重ゴム構造で防振することで騒音を低減し、最小吸込力時の運転音は43dB(A)、最大時でも51dB(A)です。
ホテルやオフィス、商業施設など、利用者がいる時間帯でも騒音を抑えたい場所での清掃作業に対応します。
紙パック集じん容量4.8Lでメンテナンスが簡単

集じんは紙パック方式で、ゴミに直接触れずに交換しやすい構造になっています。
集じん容量は4.8L、タンク容量は6.0L。タンク内部に紙パックが膨らみやすいようになっており、ゴミが内部で詰まりにくくなっています。
アクセサリホルダに付属品を収納可能

ロック付ベンディングパイプ、ロック付伸縮パイプ、切替ノズル、フリーノズル、メインフィルタ、紙パックが標準付属。アクセサリホルダと収納フックを備え、パイプやノズルを本体にまとめて収納できます。
付属の伸縮パイプは520~880mmで調整でき、握りやすい細径グリップを採用。ベンディングパイプブラシは回動式で、凹凸面やブラインド、キーボードなどの清掃にも使用できます。

フロア・じゅうたんモードを切り替え可能

標準付属の切替ノズルはフロアモードとじゅうたんモードを切り替えられます。
じゅうたん清掃時はブラシを収納し、床面に合わせた清掃が可能です。
BL4050Fで1充電作業時間 最大約30分、最小約2時間5分

BL4050F装着時の1充電連続使用時間は、吸込力「最大」時で約30分、「最小」時で約2時間5分です。
吸込力は無段階ダイヤルによって、汚れの量や清掃場所に応じて吸引力と連続使用時間を調節できます。
床清掃に特化した静粛性と運搬性重視の業務清掃向け40Vmaxクリーナ
今回のVC016Gは、40Vmaxのパワーを単純な吸引性能だけに振り向けるのではなく、軽量4.4kg・全高280mmのコンパクト設計と、最小43dB(A)の低騒音を実現することで、清掃作業での扱いやすさに特化したモデルです。
これまでマキタの充電式ドライクリーナとしてはVC866DやVC005Gなどが展開されてきましたが、VC016Gは外観の方向性も大きく変わっています。従来の集じん機でおなじみだったマキタブルーではなく、近年展開を進めている清掃産業向けのリンスクリーナ PE001Gやスクラバ PS001Gと同様に、ホワイトを基調としたカラーリングを採用しています。
こうした外観や製品仕様を見る限り、建築現場で電動工具とおなじ現場で使う作業用集じん機というよりも、ビルメンテナンスなどの清掃産業に向けて特化した清掃機器と考えるのがよさそうです。
紙パック式でゴミ捨て時のメンテナンスが簡単なほか、パイプやノズルを本体へ収納でき、現場間の移動や保管まで考えられています。ホテルやオフィスなど、施設利用者の近くで清掃する環境では、低騒音性能が特に大きな利点になりそうです。
一方、本体のみで96,000円(税抜)という価格は一般的な掃除機として購入するにはかなり高価になっています。それどころか、電源コード式・18V・40Vmaxを含むマキタの歴代キャニスター型の集じん機・クリーナの中で最も高価なモデルとなっています。
清掃事業者向けの業務機として見れば納得できる価格帯の製品ですが、手持ちのマキタバッテリを活用して気軽に買い足したい既存マキタユーザーにとっては手を出しにくい製品かもしれません。
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