集じん丸ノコは切断時の粉じんを抑えることに特化した電動工具

集じん丸ノコ(防じんマルノコ)は、石こうボードや窯業系サイディング・キッチンパネルなど切断時に細かな粉じんが発生する板材の切断に適した電動工具です。
基本的な切断方法は丸ノコと同じであり、木材を切ることも可能な電動工具ですが、刃の周囲を大型のダストカバーで広く覆い、粉じんを周囲へ飛散させずに回収できるのが特徴となっています。
切断によって発生した粉じんは、チップソーの回転による風と本体内部の流路によって後方のダストボックスや集じんホース接続口へ誘導されやすい構造になっており、刃の周囲が比較的開放されている普通の丸ノコと比べ、粉じんが外部へ逃げにくく、室内やリフォーム現場など周囲を汚しにくいようになっています。
集じん方式には、本体へ装着したダストボックスに粉じんをためる方式と、ホースを介して外部の集じん機へ吸引する方式があります。

対応するチップソーは125mm前後の製品が多く、薄い板材の切断に適したサイズの電動工具となっています。
また、大型のダストカバーによって本体側面が張り出してしまうため、狭い場所での取り回しや刃先周辺の視認性の点では通常の丸ノコに対しては不利であり、また丸ノコよりも集じんカバーの分だけ若干大きくなってしまうため、取り回しの面でも不利になってしまいます。
比較すると、集じん機能を強めた分だけ集じん丸ノコは丸ノコの上位機種にも感じてしまいますが、用途としては板状建材から発生する細かな粉じんを効率よく回収するための電動工具であり、作業場所の汚れや清掃の負担を抑えることに特化しています。
特に石こうボードやサイディングを切断する作業では、1回切断するだけでも信じられない程の細かい粉じんが舞ってしまうため、必ず集じん丸ノコを使用するようにしましょう。






