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FESTOOLの電動工具操作実演会 in 横浜で最新の木工電動工具をレポート

DOMINOの最新モデル+発売未定のコードレスモデル

FESTOOLで特に有名な電動工具がジョイントカッタのDOMINOシリーズではないでしょうか。

実演の製品は、現行モデルのDF500Qを改良したマイナーチェンジモデルであり、品名もDF500RQに変わっています。

変更点としては、高さ調節のレバー操作部の位置が改良されゲージと見やすい位置になり、位置決めのためのピンも数が増えて固定しやすくなったようです。


その奥には、DOMINOシリーズ初のコードレスモデルの展示もありました。

こちらの仕様はDF500Qと同仕様のままバッテリー化した製品で、コード付きモデルと全く同じように使用できるモデルと説明していました。残念ながら、日本発売は今のところ未定だそうです。

圧倒的な明るさのライトと送風集じんのサンダー ETSC 2 125

最後に紹介するのが、コードレスダブルアクションサンダー ETSC 2シリーズです。

この製品は、18Vバッテリーで動作する充電式の125mm/150mmのダブルアクションサンダーなんですが、これもFESTOOL独自の機能が搭載されています。

その独自機能こそ、ビルトインリングライトと呼ばれる圧倒的な明るさを誇る内蔵ライトです。

製品の前面を広く照射するライトによって、研磨中の表面の凹凸や輪郭も確実に視認できるようになっています。


さらに、もう一つの特徴が独自のペーパー形状によるMULTI-JETSTREAM2です。

一般的なペーパーよりも多くの穴が空いているのが特徴で、中心の穴で送風を行い、他の穴で集じんを行う仕組みになっています。それによって、集じんだけを行う他製品よりも高い吸込み効率を実現しているそうです。

実際に作業を行わせてもらったところ、一般的なサンダーだと集じん機を接続していても表面に木くずが浮いてしまうため、多少なりとも木くずを飛散させてしまうのですが、MULTI-JETSTREAM2では木くずの発生がほとんど無く、アピール通りの高い集じん効率を実現しているようでした。

FESTOOLとはどんな電動工具ブランドなのか

他の電動工具ブランドとは一線を画すFESTOOLを再認識

筆者にとってFESTOOLの認識は、「木工や家具製作に携わるユーザーによく使われているハイエンドブランド」の情報だけでした。

ただ、具体的にFESTOOLのどこが優れていて、何を理由に選ばれているのかまでは、はっきりと理解できていなかったのが正直なところです。今回の実演会で実物に触れ、その使いやすさや細かな工夫を知ることで、FESTOOLが選ばれる理由の一端をつかめた気がします。

とはいえ、FESTOOLは電動工具の中でも高価格帯に位置しており、製品によっては他ブランドの数倍の価格になるものもあります。一般的な大工作業やDIYで使うには高すぎると感じるブランドであり、多くの電動工具ユーザーにとっては、少し縁遠い存在なのかもしれません。

昨今の電動工具は、基本的な性能や機能の共通化が進み、マキタ・HiKOKIといった国内ブランドや、ミルウォーキー・ボッシュなどの海外ブランド、さらには新興の中国ブランドも含めて、製品の違いが見えにくくなりつつあります。

ブランド力や価格による競争が目立つ中で、価格の枠にとらわれず、使いやすさを徹底して追求するFESTOOLは、異端ともいえる電動工具ブランドではないでしょうか。

自動車に例えるなら、一般的なプロショップやホームセンターで買える電動工具が大衆車だとすれば、FESTOOLは乗り心地や細部のつくりまで磨き上げた高級セダンのような存在だと思います。価格が高いのではなく、平均的な価格帯に収めることにこだわらないからこそ、実現できる機能や使い勝手があると言えます。特に、木工や家具製作を生業とし、日々の作業のしやすさや仕上がりの質を重視するユーザーにとって、そのコスト度外視の性能こそ、必要としている本当の価値なのではないかと思っています。

筆者も、もしそうした分野を生業にしていたなら、多少のコストは度外視してでも、FESTOOLで工具を揃えることを考えたかもしれません。

性能や機能性に納得できるだけでなく、高級ブランドとしての憧れも抱かせてくれるところに、FESTOOLならではの魅力があります。今回の実演会は、他の電動工具ブランドとは一線を画す、その立ち位置を再認識できる機会になったのかもしれません。

ちなみに、FESTOOLは各地で実演会を行っており、横浜だけではなく名古屋や大阪、販売店などでも行っているようです。FESTOOLに興味があれば、調べて触ってみるのも良いかもしれません。

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